前日、日光植物園を見学した後、バスで中禅寺温泉に上り、宿泊した。小さなホテルだったが、露天が硫黄温泉、内湯が単純温泉の2種類の源泉掛け流しの温泉で、ゆったり、のんびり出来ました。
4日は朝から快晴で、朝食後9時から、中禅寺湖南岸を、中禅寺温泉から千手ケ浜まで、12.6kmを、6時間30分かけて、歩きました。
この道は、イタリア大使館別荘記念公園を過ぎるあたりまでは歩きやすい広い道ですが、途中の10kmは天然林の中に湖岸沿いに作られた細い山道でした。山道のところどころが、花崗岩の岩をアップダウンする、スピードを出して歩けない道でした。最初に写真を撮りすぎて、ゆっくりし過ぎたので、後半からは、最終バスに乗り遅れないように、2時間ほど、休憩なしに歩き通しました。最終バス発車の20分前に、バス停のある千手ケ浜に到着できて、ほっとしました。この道では、誰にも会いませんでした。
千手ケ浜でも、バスに乗る人もなく、鹿だけが草を食べていました。折り返しのバスが来て、乗客が2名いましたが、降りるでもなく、そのまま引き返しました。バスから見える黄葉する木や鹿のことを、運転手に質問していたので、運転手に代わって、私が説明しました。次から次へ、尋ねられるので、ボランテイアガイドみたいに、説明や話をしました。終点赤沼で降りたら、その人たちはそこにマイカーを駐車していたので、私たちを中禅寺温泉のホテルまでマイカーで送ってくれると申し出がありました。折角のご好意ですので、遠慮せずに、荷物を預けておいたホテルまで送っていただきました。嬉しかったですね。
ホテルで荷物を受け取り、中禅寺温泉から、再びバスで、17時50分頃に、東武日光駅へ戻りました。夕食を食べ、特急利用で北千住経由半蔵門線~田園都市線で、溝の口へ出て、帰宅しましたら、夜の10時になっていました。さすがに、疲れた1日でした。
見て歩きした景色を中心に掲載します。
タラノキ。
関東では、晩夏~初秋に咲く花が、中禅寺湖畔では、今頃咲き残っていました。

カラマツの黄葉。

ナナカマドの紅葉。

ナナカマドの赤い実。

返り咲き(戻り咲き)のミツバツツジの花。

紅葉し始めの日陰ノカエデ。

イヌブナの黄葉。

イヌブナの黄葉と中禅寺湖。

オオイタヤメイゲツの黄葉。

中禅寺湖と男体山。

開発されていない天然林の風景。

ツツジ科のヤシオの紅葉。

ナナカマドの紅葉とイヌブナの黄葉。

カエデの紅葉と中禅寺湖。

イタヤカエデの黄葉。

湖岸の山道。

ハウチワカエデと中禅寺湖。

千手ケ浜からの男体山。203

この道は、開発されていない自然がそのまま残されている所を約10km歩きます。5月中旬には、シャクナゲが見られそうです。もう一度、季節を変えて、歩きたいと思いました。
以上