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のん木草・みどり見て歩き

2010年 01月 03日 ( 1 )

おめでたい紅白

正月三が日は良いお天気が続いています。正月中はあまり見て歩きに出かけられないので、身近で見られる「おめでたいと言われる紅白」のみどりを探してみました。

センリョウ。センリョウ科センリョウ属。
正月飾りに欠かせない縁起木のひとつで、主に冬に色づく赤や黄色の実を鑑賞します。日本(主に関東より南~沖縄)、朝鮮半島、中国、インドなど広い範囲に分布する常緑性の低木で、常緑広葉樹林の下のような一年を通して直射日光の当たらない半日陰の場所に自生していることが多いです。
 名前や用途からマンリョウに近い仲間のように感じられますが、両者は科も違う全く別の植物で実の付き方(葉の上と下の違い)や姿も並べてみると明らかに違うので間違うことはないと思います。ただ、マンリョウという名前はセンリョウに対してつけられた名前のようです。センリョウの方が先に付けられたようで、仙寥から千両に変ったようです。冬に赤くて美しい実を付けるという共通点からつけられたのでしょう。
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キミノセンリョウ。センリョウ科センリョウ属。
園芸種で、熟すとオレンジ色っぽい黄色の実が色づくセンリョウの仲間です。
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マンリョウ。575
マンリョウ。ヤブコウジ科ヤブコウジ属。11-829
冬に付ける光沢のある赤い果実と緑色のコントラストが美しく、「万両」といういかにもたくさんのお金をほうふつとさせる名前で正月用の縁起木として親しまれています。日本では江戸時代から栽培されており、多数の園芸品種が存在します。赤実が基本種ですが白実のシロミノマンリョウ、黄実のキミノマンリョウなどなども知られています。
他に、千両(センリョウ・センリョウ科)、百両(カラタチバナの別名・ヤブコウジ科)、十両(ヤブコウジの別名・ヤブコウジ科)、一両(アリドオシの別名・アカネ科)とお金(両)をほうふつとさせる名前の植物は一の位から万の位までのラインナップがそろっています。いずれの植物も秋~冬にかけて赤い実が付きます。
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紅白に植えられたマンリョウ。
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マユミ。
果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった四裂の形です。秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なりますが、どれも熟すと果皮が四つに割れ、鮮烈な赤い種子が四つ現われます。実がかなり遅くまで残るので、秋と冬にはヒヨドリやメジロが食べにきます。
自生のマユミは雌雄異株ですが、市販されているマユミは雌木しか出回っていません。でも、雌木一本で果実がなります。どのように、改良されているのでしょうか?
なお、種子に含まれる脂肪油には薬理作用の激しい成分が含まれており、少量でも吐き気や下痢、大量に摂取すれば筋肉の麻痺を引き起こすため、種子は食べてはいけません。

赤実のマユミ。
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白実のマユミ。
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花では、沢山ありそうですが、正月に身近で見られたものは、ツバキトサザンカでした。
赤いツバキ。
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白いツバキ。
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赤いサザンカ。
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白いサザンカ。
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梅の紅梅、白梅も探して見ましたが、身近な所には、今年はまだ咲いていません。やはり、異常気象なのでしょうか? 近いうちに、生田緑地梅林や府中市郷土の森梅林、神代植物公園梅林へも、見に行こうと思っています。
以上
by midori7614 | 2010-01-03 09:51 | 身近なみどり