涼しい日が続き、夏の暑さが終ったように思われます。今日は娘が孫二人を連れてお友達の家にでかけましたので、パソコンに向かう時間が出来ました。しかしながら、雨降りで見て歩きに出掛けていなかったので、本日は、一昨年8月に見て歩きしてきた加賀白山の写真でブログ掲載させていただきます。
2006年8月3日~6日、花の白山へ3泊4日の日程で、フラワーウオッチングの登山に行ってきました。案内人は石井誠治先生で、山専門の添乗員2名がついたアミューズトラベルの山歩きツアーに山の会メンバー5名で参加しました。合計参加者18名のゆったりらくらく登山ツアーでした。標高差約1500mの登山でしたが、天候に恵まれ、山小屋2泊での見て歩きでしたので、お蔭様で、沢山の写真を撮影できました。
白山は登山口にたどり着くまでが大変時間のかかる山ですが、小松空港への飛行機を使うことによりかなり楽になりました。ハクサンと頭につく花や植物が約20種ほどありますが、すべて他の山野でも見られます。白山は大きな山ですが、白山でしか見られないという固有種が一つもないというのも地形的に興味深いことでした。地質としては、海底の堆積地層が褶曲により隆起し、その後火山噴火により、火山性の土石が表面を被ったとのことです。標高1500m位のところには、ブナの大木がありましたが、その上は中低木にかわり、2000m以上では木はまばらにしかありませんでした。また、白山は信仰の山で、御前峰、大汝峰、別山の3つの頂にある社をまとめて総称として白山と呼ばれていますが、一般に白山山頂と言えば、最高峰の御前峰2702mのようです。
最初に、加賀白山を想像していただけたらと思い、「花のある山風景」と「山の風景」の写真を掲載します。
御前峰(白山最高峰2702m)の真下の雪渓とお花畑。
コバイケイソウと雲海と山。
ミヤマクロユリと雪渓と山。
ミヤマクロユリと山。
山上のお花畑(クルマユリ、コバイケイソウ、ハクサンフウロ)と山なみ。
クルマユリと山なみ。
オンタデ(雌花)と山なみ。
ハクサンコザクラお花畑。
ミヤマキンバイお花畑。
イブキトラノオと山なみ。
ミヤマシシウドと別当のぞきの谷。
8月4日日没風景。
夕日を受けた別山と天上の月。
8月5日御前峰の「お日の出」。(ご来光は岩峰連なる北アルプスのようにはきれいとは言えません)
朝日を受ける御前峰。
御前峰から眼下250mの室堂山小屋(750名宿泊)を望む。
御前峰から見える木曾御嶽。
御前峰から見える乗鞍。
御前峰から見える雪渓。
翠池と北アルプス方面。
信仰の峰 大汝峰
以上