15日も、良いお天気に恵まれました。かわさき市民アカデミーみどり学のサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、神奈川県立公園の七沢森林公園へ行ってきました。
行程は次のとおりでした。
厚木バスセンター10:00発→(バス約20分)→七沢温泉入口下車→(徒歩5分)→ 七沢森林公園(園内散策・昼食~観察)→(徒歩15分)→七沢温泉入口15:48→(バス約25分)→本厚木駅(解散)
シャクナゲが見ごろでした。
シャクナゲ(石楠花、石南花 )は、ツツジ科ツツジ属で、主に低木だが、高木もある。主として北半球の亜熱帯から熱帯山地までのきわめて広い範囲に分布し、南限は赤道を越えて南半球のニューギニア・オーストラリアに達する。特にヒマラヤ周辺には非常に多くの種が分布する。いずれも派手で大きな花に特徴がある。花の色は白あるいは赤系統が多いが、黄色の場合もある。シャクナゲは葉にロードトキシンことグラヤノトキシンなどのケイレン毒を含む有毒植物である。摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがある。シャクナゲは常緑広葉樹にもかかわらず寒冷地にまで分布している。寒冷地に分布する種類のなかには、葉の裏側を中にした筒状にして越冬するハクサンシャクナゲなどがある。園芸用品種として数多くの外国産のシャクナゲが日本に導入されており、各地で植栽されている。
淡紅色のシャクナゲ。
花をアップ。5枚の花弁が合弁となり、上の花弁に蜜標識が目立つ。メシベ1本とオシベ10本の先端が上向きに曲がっている。オシベの花粉袋は豚の鼻穴みたい。その穴の中から花粉が連なってでてくることを綿棒を使って、実証して見ました。
濃紅色のシャクナゲ。
白色のシャクナゲ。
キランソウ。
花をアップ。
コナラのドングリ実生。
ハルリンドウ。
フデリンドウ。
エンコウカエデの花と葉の展開。
花の展開。
葉の展開。
ホオノキの冬芽が展開開始。
クリの新芽に虫こぶを作るクリタマバチの被害を、初めて見ることが出来ました。
クリの展葉が始まる頃に虫に寄生された芽が肥大し、緑色の光沢のある虫こぶが形成され、その後赤色となる。虫こぶが形成された芽は伸張せず、成虫の脱出後に枯死する。抵抗性をもたない品種では、虫こぶが大きくたくさん形成される。
この後に見られた花は、明日のブログに掲載します。
以上