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のん木草・みどり見て歩き

アロエ

本日は、関西に住んでいる娘が孫二人を連れて来る日なので、新横浜駅まで迎えに行ってきました。これから、2週間、我が家に滞在しますので、賑やかになりますが、何かと忙しくなります。

今日のブログには、近所の家に咲いているアロエの花としました。
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アロエの花のアップ。
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ついでに、アロエについて、調べたことを、ご参考に記載しておきます。
アロエ(オランダ語: Aloë)はアロエ科アロエ属の多肉植物の総称です。現在までに300種以上が知られています。アロエ属全体としては、700種を越える一大属で、原産地はアフリカ大陸南部、およびマダガスカルに集中しています。古くはアロエの「ロエ」を漢字で転写 (当て字)した「蘆薈」の読みを変えた、「ろかい」と称したようです。
日本にも伝来し、現在は九州、瀬戸内海、伊豆、千葉と主に太平洋側に多く自生しています。日本ではキダチアロエとアロエベラが多く、その他アロエ・サポナリア、アロエ・不夜城もよく栽培されています。
普通観賞用に栽培されるものはキダチアロエです。「木立ち」の名の通り茎が伸びて立ち上がります。暖地では戸外でも育ち、冬に赤橙色の花をつけます。葉の皮は苦味が強いですが、葉内部のゲルはアロエベラと変わらず苦味はありません。ワシントン条約によって輸出入は制限されています。
キダチアロエは、昔から俗に「医者いらず」と言われてきたものであり、葉肉の内服で健胃効果があるとされ、また含有するバルバロインの下剤効果により便秘に効果があります。ただし、体質によっては胃炎を起こす場合があることや、継続摂取による大腸の色素沈着を起こすことがあることなども報告されています。また外用として傷や火傷に用いられる場合もありますが、逆に悪化させた例も報告されており、使用には一定の注意が必要です。

食用にはアロエベラ の外皮を剥いたゼリー質が使用されています。ほぼ全種がワシントン条約で保護されているアロエ属にあって唯一栽培種として例外措置がされています。花は黄色で、葉は長く株の中心部の葉が成長し、外側の葉は成長に伴い枯死します。寒さには弱いですね。食用ではヨーグルトに入れるほか、日本では刺身などにされます。

伊豆白浜の一色地区はアロエの里とよばれ、家々の回りや付近の海岸に多くのアロエが育成しています。花の咲く時期になるとアロエの里のあたりは一面が赤く染まる程きれいになります。
以上
by midori7614 | 2009-12-27 17:40 | 身近なみどり
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