のん木草・みどり見て歩き

3月3日 小田原・辻村植物園と荻窪用水散策。

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の新年度第6回目の見て歩き行事を、小田原市の郊外にある辻村植物園と荻窪用水散策で行いました。雲ひとつない快晴で、ほぼ無風状態の穏やかな、暖かい日に恵まれ、楽しく1日を過ごすことが出来ました。
行程は次の通りでした。
小田原駅西口10時10分発→(箱根登山鉄道バス)→辻村植物園(竹林~ユーカリ~梅林~昼食)→水之尾毘沙門天→荻窪用水散策コース(取水口、山縣水道水源地など)→萬松院→風祭駅→(箱根登山鉄道)→15:05小田原(解散)

見られた植物を、見た順に掲載します。
○ウメ品種「白加賀」
560本の梅林を中心に植物公園ですが、今年は開花が早かったようで、見ごろは終わりに近く、咲き残りの白加賀が梅の香りを漂わせていました。
e0145782_1442192.jpg

○モウソウチク(孟宗竹)。アジアの温暖湿潤地域に分布する竹の一種。
日本のタケ類の中で最大で、高さ25mに達するものもある。葉の長さは4~8cmでマダケより一回り小さく、竹の大きさの割には小さい。枝先に8枚ほどまで付き、裏面基部にはわずかに毛がある。春に黄葉して新しい葉に入れ替わる。竹の幹は生長を終えると、木と同様に太くなっていくことがない代わりに、枝が毎年枝分かれしながら先へ伸びる。木での年輪の代わりにこの節数を数えるとその竹の年齢を判定できる。
竹材需要の減少に加え、20世紀最末期になって以降は中国産の安価なタケノコの輸入が増えて市場価格が下落したため、日本国内の竹林は放任傾向にある。放置された竹林は、密になって荒れると同時に、周囲の放置されている里山や休耕田などに広がる。中には山の斜面全体が竹林と化した場所も見られるようになって、環境保全上の問題となっている。
・日本三大有用竹(モウソウチク、マダケ、ハチク)のひとつ。
・一般に小売されるタケノコは、ほとんどがモウソウチク。
・タケノコの発生時期は3~5月で、ハチク(5~6月)、マダケ(6~7月)に先立って旬を迎える。
e0145782_14433853.jpg

○ヤシャブシ(夜叉五倍子) カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。日本固有種。
早春の3月頃、葉が出る前に花を開く。雌雄同株、雌雄異花で、雄花序は、枝の先の方に1~5個付き、開花すると下垂する尾状花序である。雄花序より枝下の芽である雌花序は小さく直立または斜立する穂状花序で、一つの芽から1-2個付ける。只今、ヤシャブシの花満開でした。
なお、同じ仲間のオオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)は、ヤシャブシとは違い、枝の先端から葉、雌花、雄花の順につきます。ここで区別します。
また、近年、花粉が花粉症などのアレルゲンとなることが知られるようになりました。
e0145782_14471670.jpg

垂れ下がっている枝で確認。雌花を拡大。花粉の受け入れ準備が出来ていますので、雌花は開花していますね。
e0145782_1451360.jpg

○ヒイラギナンテン。メギ科メギ属の常緑低木。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。花弁は6枚で、先が浅く2つに裂ける。萼片は9枚、オシベ6本、メシベ1本。オシベは、昆虫が触れる刺激で内側に動いて、花粉をなすりつける。
e0145782_14525014.jpg

○ツゲ(黄楊[3]、柘植)の葉にできた虫こぶ。
ツゲは、ツゲ科ツゲ属の常緑低木。細工物の材木として貴重とされる日本の固有変種。
虫こぶとは、おもに昆虫が木の枝や葉に産卵し、寄生することによって植物体組織が異常肥大成長してできる「こぶ」の事です。ツゲの木には、タマバエが産卵します。今年は3月5日が24節気の「啓蟄」(冬ごもりの虫が出て来る日)ですから、穴が開いて虫が出てきたかもしれません。
e0145782_14541042.jpg

○ユーカリノキ(一般名:ユーカリ) フトモモ科ユーカリノキ属。
常緑小高木~高木。原産地:オーストラリア 。日本には明治時代初期に渡来。種類700以上。木の成長は早く、10年で20mほどになる。大きいものでは高さ50m以上の樹もある。広葉樹では樹高が世界で一番高いと言われる。コアラが葉を食べるので有名だが、コアラが食べるのは数十種だけ。
☆花:雌雄同株。開花期:4~5月。今回は花が見られなかった。
e0145782_14551134.jpg

葉:ふちは全縁。 全面に油点があり、こすると特有の香気がある。幼木では対生し、広楕円形で無柄。成木でも根元から出た枝には幼木と同様の丸みのある葉がつく。
e0145782_14555628.jpg

成木では互生し、披針形で有柄。葉身の長さは20cmほど、大きいものでは30cmほどある。鎌形にカーブし先は長くとがる。葉は光沢の有る青緑色や銀白色をしており、硬いものが多い。葉から採れるユーカリ油には、薬効がある。コアラは葉を食べる前に鼻で臭いを嗅ぐ習慣があるが、それはユーカリ類の葉は有毒なので、毒が少ない種類かどうかを臭いで確かめているからと言われる。コアラが一日に食べるユーカリの葉は600gほどで、約1400枚だという。
e0145782_14563970.jpg

○ゲッケイジュ(月桂樹) クスノキ科の常緑高木。雌雄異株。
花芽と葉。開花は4~5月。葉は料理、薬用として利用される。
e0145782_14572238.jpg

○スギの雄花。
ヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹。日本固有種。
沢沿いなど比較的水分と栄養分に富む環境を好む傾向があり、植林の際にも谷間はスギ、中腹はヒノキやサワラ、尾根筋はマツと植え分けられる。花は雄花と雌花があり、2月から4月に開花する。雄花は長さ5 mmくらいの楕円形で、枝先に密生する。雌花はほぼ球形で、鱗片が密着し、表面に小さな棘が出る。スギは風媒花で多量の花粉を飛ばすため、開花期には花粉症の原因となる。
e0145782_14575863.jpg

○カントウタンポポ(関東蒲公英)。キク科タンポポ属の多年草。
e0145782_14583771.jpg

多くの在来種(タンポポの)と同じく、総苞が反り返らない。
e0145782_1459111.jpg

○河津桜。1955年に河津町で原木を偶然発見された。1974年に河津桜と命名され、1975年に河津町の木に指定された。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種であると推定されている。1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜である。花は桃色ないし淡紅色で、染井吉野よりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。
e0145782_14595274.jpg

○クサイチゴ(草苺)。バラ科キイチゴ属の落葉小低木。
花期は3-4月。花は白色で、5弁花。花弁は卵円形で、長さは15-20mm。花の中央にメシベが多数あり、その周囲にやはり多数のオシベを持つ。
e0145782_1512760.jpg

○イモカタバミ(芋片喰)。カタバミ科カタバミ属の植物。南アメリカ原産。江戸時代末期に導入され、帰化している。
葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。花は桃色。
e0145782_152358.jpg

○フユイチゴ(冬苺)。バラ科キイチゴ属の常緑匍匐性の小低木。
晩秋から一ヶ月かけて赤い果実がなり、11月から1月のころに熟す。いわゆる木苺の形で、食用となる。木苺としては旨い方である。
e0145782_1524826.jpg

○アオキ(青木)。ガリア科またはアオキ科アオキ属の常緑低木。
果実は卵形の液果で、種子を1個含み、秋頃から赤く熟す。楕円形で、大きさは2cmほど。11月〜翌年5月頃まで付いている。
e0145782_1533517.jpg

○カンヒザクラ:バラ科サクラ属の種名。原産地は台湾、中国南部。日本でも鹿児島県や琉球列島に分布。緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつける。 小輪の一重咲きで、花弁は5枚。亜熱帯性の桜だが、比較的耐寒性はあって関東でも育つ。
e0145782_1542849.jpg

ジンチョウゲ(沈丁花)。ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。
つぼみは濃紅色であるが、開いた花は淡紅色でおしべは黄色、強い芳香を放つ。枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。花を囲むように葉が放射状につく。2月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく歌われる。
e0145782_155916.jpg

○オオイヌノフグリ。 オオバコ科クワガタソウ属の越年草。
秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまう。夏の間は種子で過ごす。寒さに耐えるため、細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短毛で雪と霜を遠ざけて保温する。
花弁は4枚。それぞれ大きさが少し異なるので、左右対称の花である。色はコバルトブルーだが、まれに白い花をつける。 花は太陽の光によって開閉し、1日で落花するが、2日目にもう一度開くものもある。花の中心にある蜜でハチ、ハナアブなどの虫を誘う虫媒花だが、自家受粉も可能。自然群落の5個体で、1個体あたり平均545個の種子が生産されたという調査結果がある。
e0145782_1561864.jpg

○ホトケノザ。 シソ科オドリコソウ属。
花期は3 - 6月、上部の葉脇に長さ2cmほどの紫で唇形状の花をつける。つぼみのままで結実する閉鎖花が混じることが多い。白い花はシロバナホトケノザと呼ばれる。
e0145782_1575210.jpg

○ヒメオドリコソウ。 シソ科オドリコソウ属。
ヨーロッパ原産の越年草。花は明るい赤紫色の唇形花で、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並ぶ。
e0145782_1585919.jpg

○ハコベ(繁縷、蘩蔞)。 ナデシコ科ハコベ属。
背の低い草本で、一年草、越年草または多年草。茎は株状になるか1本立ちになり、よく枝分かれして密集した群落を作る。茎には節があり、節ごとに葉を互生する。葉は扁平で、茎の下部に葉柄があるものと無いものがある。花は集散花序か茎先や葉腋に単生する。萼片は5個。花弁は白色まれに緑色で5弁であるが、根元近くまで深く2裂するものがあるため、一見では10弁に見える。まれに花弁が退化して無いものもある。雄蕊はふつう10個。花柱はふつう3個。
e0145782_1595361.jpg

以上
# by midori7614 | 2016-03-04 15:12 | 関東のみどり

2月26日 小石川後楽園と小石川植物園

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の新年度第5回目の見て歩き行事を、小石川後楽園と小石川植物園で行いました。午前は、小石川後楽園に10時に集合しました。寒い日が2日続きましたが、幸運にも、この日から晴天に恵まれ、日当たりの良いところでは、寒さを感じずに過ごすことが出来ました。昼食は、入口近くの涵徳亭で美都屋の後楽園弁当(650円)を、美味しく食べました。午後から、小石川植物園へ移動し、15時半まで観察をして、現地解散しました。2か所の観察会と欲張った計画でしたが、無事に終了して良かったです。

見られた植物を、見た順に掲載します。
小石川後楽園で見られた植物。
ウラクツバキ(有楽椿)。ツバキ科ツバキ属。
普通はタロウカジャ(太郎冠者)又はウラク(有楽)と呼ばれる椿です。一重・中輪・筒咲き~ラッパ咲きで12~4月咲きと長い間楽しめます。花は 淡紅色に紫の色素が混じる柔らかい色で 香りがあります。
e0145782_1742107.jpg

サンシュユ。ミズキ科ミズキ属。
中国、朝鮮半島の原産。高さ4~5メートルの落葉する小高木で、花は、早春に葉に先だって小さな黄色い花を塊状に付ける。一つの冬芽の中に40個前後の花が入っている。花弁は4個で反り返り、オシベは4個。メシベ1個。
e0145782_17424130.jpg

ジンチョウゲ。ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。
枝先に香りの良い花を頭状につける。花には花弁はない。花のように見えるのは萼である。強い香りがあり、樹液には皮膚炎を引き起す成分が含まれている。
e0145782_1743976.jpg

シロバナジンチョウゲ。花の色が白いジンチョウゲの品種。
e0145782_17434032.jpg

ウメの品種。
浜千鳥。
e0145782_1744611.jpg

冬至。
e0145782_17443583.jpg

見驚。
e0145782_17452135.jpg

白加賀。
e0145782_1746918.jpg

紅千鳥。
e0145782_17464237.jpg

玉英。
e0145782_17471176.jpg

未開紅。
e0145782_17474060.jpg

唐梅。
e0145782_17482364.jpg

大盃。
e0145782_1749171.jpg

ボケ(木瓜)。バラ科ボケ属の落葉低木。
若枝は褐色の毛があり、古くなると灰黒色。花は3 - 4月(秋咲き種は11月~12月)に葉よりも先に開く。短枝の脇に数個つき、径2.5 - 3.5cm。色は基本的に淡紅、緋紅。白と紅の斑、白などがある。
e0145782_1750664.jpg

マンサク。マンサク科マンサク属の落葉小高木。
葉の展開に先立って花を咲かせる。花は2から4個が固まってつく。黄色い花びら(花弁)は4枚。萼片も黄色いものもある。オシベは4個、メシベ1個、メシベは2本の花柱を持つ。
e0145782_1750428.jpg

小石川植物園で見られた植物。
シナマンサク。マンサクと区別がつきにくいが、シナマンサクのほうが香りは甘く強い。
また、花が咲く時期にも褐色の枯れ葉が残っていることが多い。
e0145782_17513268.jpg

ヒゼンマユミの実。ニシキギ科ニシキギ属の常緑小高木。
本州(山口県)~沖縄の暖地に自生する。実は橙色の仮種皮に包まれる。マユミと比べると、実の色が異なるのですぐに区別ができる。
e0145782_1752781.jpg

ウメの品種。
雪の曙。紅梅性とは枝の髄が赤いものを言います。ほとんどが花弁も赤いのですが、これは紅梅性のウメでも、花弁が白いウメです。
e0145782_17551470.jpg

古郷の錦。
e0145782_1757926.jpg

黄梅。野梅系。花弁は退化し小さくなった五弁で、香りが強く、花弁にくらべて雄しべが長くて目立つ。
e0145782_175962.jpg

てっけん梅。野梅系。花弁は蕚片より小さく、いわゆるしべ咲きとなる。
e0145782_17594051.jpg

八房。野梅系。一つの花中に子房が数個あり、数個結実する。
e0145782_1805847.jpg

モクレイシの雄花。ニシキギ科モクレイシ属。海岸近くの林に生える常緑樹。
3~4月に葉腋に緑白色の、小さな花を持つ。雌雄異株。花弁は5枚。雄しべが目立つのが雄花、雌しべが目立つのが雌花。花弁は、雌花が小さい。花はかすかに芳香があり、キンモクセイに似た良い香りがします。
e0145782_1813476.jpg

アテツマンサク。岡山県阿哲地方のマンサクの変種。
e0145782_1825832.jpg

椿の品種。
カメリア ドルピヘラ。中国、ベトナム原産のツバキ。
e0145782_1833320.jpg

菊更紗。
e0145782_184457.jpg

光源氏。
e0145782_1843648.jpg

寒桜。
寒桜は一番早く咲く。つぼみは紅色。花は淡紅色で、縁がやや濃い。葉のでる前か同時に開花。寒緋桜と山桜の雑種と推定されている。もう葉桜の咲き残りでした。
e0145782_185519.jpg

ウンナンオウバイ。モクセイ科 ソケイ属。
中国西南部原産の常緑低木であり、明治初期に渡来した。茎は根元から多数分枝し、上部で垂れ下がるので斜面への植栽が適している。若い茎は緑色で断面は四角形。低い稜があり太くなるにつれて断面は円形になる。葉は対生で3小葉からなり、頂小葉は5cm前後。3月から4月にかけ、直径4cm前後の黄色い花を咲かせる。花はオウバイに似ているが、常緑であることもあってオウバイほどは目立たない。花冠は6~8つに分かれるが、花の中心から旗弁がでるものもある。中心には1本の雌しべと2本の雄しべがあるが、種子は稔らない。
e0145782_1863550.jpg

カンヒザクラ(寒緋桜)。中国南部から台湾にかけて分布する桜。1月から3月が開花期。花の大きさは1.5~2.5cm程度。下向きに半開の花をつける。
e0145782_1873180.jpg

以上
# by midori7614 | 2016-02-27 18:10 | 関東のみどり

2月23日 東高根森林公園観察会

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の新年度第4回目の見て歩き行事を、東高根森林公園で行いました。朝方までに雨が止み、曇り空でしたが、昼から晴れるとの天気予報でしたので、計画通り実施しました。午後から、少し晴れ間が出て、さほど寒くなく、穏やかなお天気でしたので、楽しく、無事に終了しました。行程と見られた花、実、冬芽など説明は次の通りでした。
東高根森林公園・パークセンター10:00→ハクモクレン冬芽、ヤマコウバシ枯れ葉→ユリ園横・スハマソウ花→キブシ冬芽、ベニバナトチノキ冬芽、ハクサンボク常緑葉、ナギイカダ果実→花木広場・キクザキイチゲ花→見晴台→ヒイラギナンテン、カツラ果実と冬芽→ケヤキ広場横・ツバキ花、サンシュユ花→11:45華屋与兵衛(ランチ)13:00→正門入口付近・ホトケノザ花、ユキヤナギ花→湿性植物園・ハンノキ雄花など、コブシ冬芽、フクジュソウ花、ミツガシワ茎、ニホンスイセン花、ヒメリュウキンカ花、ハリギリ実
→自然観察路・カワセミ、ガマ果実→子供広場上・ヤドリギ→古代植物園・ツルウメモドキ果実、キハダ葉柄内芽、トチノキ冬芽、ムラサキシキブ冬芽→古代芝生広場・ミズキ冬芽、コナラ冬芽、ウツギ果実→シラカシ林・葉の展開状況説明→自然池泉→15:30正門(解散)

見られた鳥(カワセミ)、花(スハマソウ、キクザキイチゲ、サンシュユ、ヒイラギナンテン、ツバキ、ホトケノザ、ユキヤナギ、ハンノキ、フクジュソウ、ニホンスイセン、ヒメリュウキンカ)、冬芽(ハクモクレン、コブシ、ベニバナトチノキ、トチノキ)、実(ナギイカダ、ハリギリ、ガマ、ツルウメモドキ)、樹形(半寄生植物のヤドリギ)の写真だけを掲載し、それぞれの説明については、今回は省略させていただきます。


カワセミ。
e0145782_11472013.jpg

e0145782_11481890.jpg

e0145782_11484329.jpg

e0145782_1149856.jpg


スハマソウ。
e0145782_1150373.jpg

e0145782_121297.jpg

キクザキイチゲ。
e0145782_11511870.jpg

e0145782_1215537.jpg

サンシュユ。
e0145782_1225971.jpg

ヒイラギナンテン。
e0145782_11515547.jpg

ツバキ。
e0145782_1159090.jpg

ホトケノザ。
e0145782_115223100.jpg

ユキヤナギ。
e0145782_11525867.jpg

ハンノキ。
e0145782_11533750.jpg

フクジュソウ。
e0145782_1154761.jpg

ニホンスイセン。
e0145782_1241368.jpg

ヒメリュウキンカ。
e0145782_11544579.jpg

冬芽
ハクモクレン。
e0145782_1251782.jpg

コブシ。
e0145782_1262473.jpg

ベニバナトチノキ。
e0145782_127964.jpg

トチノキ。
e0145782_12803.jpg


ナギイカダ。
e0145782_11552767.jpg

ハリギリ。
e0145782_11561361.jpg

ガマ。
e0145782_1156505.jpg

ツルウメモドキ。
e0145782_1284375.jpg

その他。
半寄生植物のヤドリギ。
e0145782_11573296.jpg

e0145782_1294542.jpg

以上
# by midori7614 | 2016-02-25 12:11 | 身近なみどり

2月18日 府中市郷土の森観察会

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の新年度第3回目の見て歩き行事を、府中市郷土の森で行いました。快晴で、穏やかなお天気に恵まれ、楽しい1日を過ごせました。行程は次の通りでした。
分倍河原駅9:50→(バス)→9:56バス停「郷土の森正門」→府中市郷土の森・受付~正門→芝生広場→実梅の梅林→やすらぎ亭→長屋門→県木園→花梅の梅林→万葉の歌碑→町役場→正門(一時退出)→観光物産館内食堂(昼食)→正門(再入場)→けやき通り→水あそびの池→あずまや→梅園→あずまや→14:15博物館本館(解散)→正門(退出)→バス停「郷土の森正門」14:34→14:40分倍河原駅

見られた花は、ウメ、サンシュユ、ヒイラギナンテン、マンサク、フクジュソウでした。
府中市郷土の森で見られた植物を、参加者の復習に役立てばと思い、掲載します。

見ごろで目立ったウメは、野梅性の「思いのまま」でした。
紅色、白色の花が入り混じって咲くウメで、枝ごとに紅白を咲き分けたり、一輪ごとに咲き分けたり、一つの花弁の中で色違いとなったりといろいろなパターンが見られます。樹勢が強く、盆栽に良いウメです。
枝ごとに紅白を咲き分け。
e0145782_7303959.jpg

一輪ごとに咲き分け。
e0145782_7315487.jpg

一つの花の中で色違い。
e0145782_7325622.jpg

では、ここで、ウメについて、ある程度の知識を学んでおきましょう。
ウメ。バラ科サクラ属の落葉高木。和名ウメ、学名Prunus mume 英名Japanese apricot(日本のアンズ)、中国名 梅(メイ) 
樹皮はかたく、多数の枝を出す。葉は互生、葉に先立って開花する。花の色は白、淡紅、紅色、濃紅色、一重咲き、八重咲きなど品種は300種以上ある。

梅の分類には、「植物学的分類」と「園芸上の分類」がある。
(1)植物学的分類
 牧野富太郎は、ウメを次のようないくつかの変種に分類している。
①豊後梅 アンズとウメの雑種。
②小梅 葉も花もふつうのものより小柄で、果実も小さい。
③てっけん梅 花弁は蕚片より小さく、いわゆるしべ咲きとなる。
④座論梅 八房ともいい、一つの花中に子房が数個あり、一つの花から数個結実する。
⑤緑蕚梅 青軸ともいい、蕚が緑色を帯び、新梢も緑色を呈する。
(2)園芸上の分類
果実の収穫を目的とする「実梅」約100種と、観賞を目的とする「花梅」約300~400種に分ける。「花梅」を木の性状により、次の7種類の「性」に分ける。
①野梅性(原種に近い、葉が比較的小さく、枝もよく出て、香りが良い、花は中輪で白色が多い) 
②紅筆性(つぼみが筆の先のようにとがり、紅色になる) 
③難波性(葉が丸く、枝が細かい、香りが良い、花は白色が多いがまれに淡紅色) 
④青軸性(つぼみが緑白色、枝は濃い緑色) 
⑤豊後性(杏との自然雑種、枝が太く、葉は丸く、葉に毛がある、花は大輪で淡紅色)
⑥杏性 (杏との自然雑種、枝は豊後性より細い、葉は大きく、花は中輪で淡紅色) 
⑦紅梅性(枝は細く密に出る、枝の断面の中心部髄が紅色、花は多くは中輪で紅色)

今回、見られた梅のうち、主なものを上記の分類を考慮して、掲載してみましょう。
◎花の大きさの基準は、極大輪4㌢以上)、大輪(3~4㌢)、中大輪(2.5~3㌢)、中輪(2~2.5㌢)、小輪(1.5~2㌢)、極小輪(1.5㌢以下)です。

「実梅」では、次の花が見られました。
○白加賀。大輪。花粉少ない。自家不結実性。果実大。品質上。樹勢強。
e0145782_7341341.jpg

○南高八重。大輪。花粉多い。自家不結実性。果実大。品質上。樹勢強。
e0145782_7353863.jpg

○小向。大輪。青梅の梅林に多いと書かれている。
e0145782_7363085.jpg

○花香美。中輪。花粉多い。自家結実性が比較的強い。果実中の大。品質中。樹勢中。
e0145782_7371021.jpg

「花梅」では、次の花が見られました。
①野梅性(原種に近い、葉が比較的小さく、枝もよく出て、香りが良い、花は中輪で白色が多い) 
○玉牡丹。大輪。中側の弁小さく、平たく見える。盆栽用。
e0145782_7381318.jpg

○新茶青。大輪。抱え咲き。弁質厚く、茶青に似るが、若枝は緑色で強健。
e0145782_7385796.jpg

○八重寒紅。中輪。弁は波打つ。シベは淡紅色。蕚は濃いこげ茶色。12月中旬から咲く早咲き梅。
e0145782_7394043.jpg

○八重野梅。大輪。花は平開。つぼみはやや紅。樹勢強健。気品ある。
e0145782_7425696.jpg

○榯出錦(トヤデニシキ)。大輪。開花の後、色濃くなる。錦性、筋入りもある。盆栽用
e0145782_744111.jpg

○道知辺。大輪。紅のち紫紅色。受け咲き。強健。盆栽・庭木用。
e0145782_7445839.jpg

紅筆性(つぼみが筆の先のようにとがり、紅色になる) 
○内裏。紅筆性。淡い紅。大輪。三重。咲くと絞りが出る。萼は緑と淡い紅茶色。
e0145782_7454186.jpg

難波性(葉が丸く、枝が細かい、香りが良い、花は白色が多いがまれに淡紅色)
○白難波。中輪。挿し木でよく発根、台木に用いる。
e0145782_7464429.jpg

青軸性(つぼみが緑白色、枝は濃い緑色)
○月影。青白色。中輪。枝も蕚も緑色で美しい。盆栽用。
e0145782_7474055.jpg

豊後性(杏との自然雑種、枝が太く、葉は丸く、葉に毛がある、花は大輪で淡紅色)
○藤牡丹枝垂れ。大輪。蕾は紫色から満開で淡紅色。
e0145782_748212.jpg

○大湊。大輪。蕚は紅茶色。樹勢強健。緑枝性。盆栽・庭木用。
e0145782_749054.jpg

○白牡丹。移り白。大輪。花形正しく、シベは短く正開。蕚は紅茶色。庭木用。
e0145782_7493859.jpg

杏性 (杏との自然雑種、枝は豊後性より細い、葉は大きく、花は中輪で淡紅色)
該当する品種は見当たりませんでした。

紅梅性(枝は細く密に出る、枝の断面の中心部髄が紅色、花は多くは中輪で紅色だが、白花もある。)
○紅千鳥。中輪。旗弁が出る。明るい赤。丈夫で庭木用。
e0145782_7503281.jpg

○唐梅。中輪。赤筋が入り、弁端ぼかし。盆栽・庭木用。
e0145782_751358.jpg

○佐橋紅。本紅。中輪。萼は焦げ茶色。花柄は長い。樹勢強健。盆栽・庭木用。
e0145782_7514662.jpg

○鹿児島紅。三重。中輪。シベは赤色で正開。蕚はこげ紅茶色。盆栽・庭木用。
e0145782_7522539.jpg

◎ウメ以外で見られた花には、次のものがありました。
○サンシュユ(山茱萸)。 ミズキ科ミズキ属の落葉小高木。
3~5月に、若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつける。花弁は4個で反り返り、オシベは4個。メシベ1個。
e0145782_7552363.jpg

○ヒイラギナンテン。メギ科メギ属の常緑低木。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。花弁は6枚で、先が浅く2つに裂ける。萼片は9枚、オシベ6本、メシベ1本。オシベは、昆虫が触れる刺激で内側に動いて、花粉をなすりつける。
e0145782_753832.jpg

○マンサク。マンサク科マンサク属の落葉小高木。
葉の展開に先立って花を咲かせる。花は2から4個が固まってつく。黄色い花びら(花弁)は4枚。萼片も黄色いものもある。オシベは4個、仮オシベ4個、メシベ1個、メシベは2本の花柱を持つ。
e0145782_7534621.jpg

○フクジュソウ。 キンポウゲ科フクジュソウ属  
花は新葉の延びないうちに茎の先端に鮮黄色径3~4センチ、花弁20~30枚で、ガク片より長く、オシベ、メシベ多数付ける。花は日を受けて開き、夕刻にはつぼむ。
e0145782_7541493.jpg

以上
# by midori7614 | 2016-02-20 07:57 | 関東のみどり

2月10日 生田緑地観察会

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の今年度第2回目の見て歩き行事を、生田緑地で行いました。行程は次の通りでした。
小田急線向ヶ丘遊園駅10:00出発→生田緑地入口→東口ビジターセンター(トイレ休憩)→しょうぶ園→中央広場→ナンキンハゼ林→椿の道→つつじ山→梅園→奥の池→かおりの園→Cafe星めぐり(昼食・トイレ休憩)→かわさき宙と緑の科学館(展示見学)→グリーンアドベンチャー樹木あてクイズのコース逆回り(40番→1番)→生田緑地入口(15:20解散)。
お天気は快晴でした。気温10度前後、北風3~4mで寒さを心配しましたが、なるべく日当たりの良い道を選んで歩きましたので、午前午後とも、無事に野外のの観察が出来ました。見られた花は、サザンカ、ヤブツバキ、ハンノキ、ボケ、ウメ、ウグイスカグラでした。

生田緑地観察会で見られた植物を、参加者の復習に役立てばと思い、掲載します。
先ず、向ヶ丘遊園駅→生田緑地入口までの、道路歩きで見られたもの。
カツラの冬芽と昨年の実のカラ。
秋の黄葉はひときわ美しく、落ち葉は発酵して、ほのかな甘い香りを漂わせるので知られている木ですが、落葉した枝では何の木だか判らないですね。
e0145782_15134585.jpg

カシワの枯れ葉。
カシワは冬でも枯葉が落ちないで翌春まで樹上に残る。枯れた葉が長く枝に残るので、昔から縁起の良い木として、慶事・神事に使われ、庭園にも植えられてきた。葉は古くなったり、気温が低下すると、オーキシンが低下し、葉柄の一部に1から2層の細胞層(離層)が形成される。 オーキシンの低下に伴いエチレン(ホルモン)が上昇し、酵素が細胞層(離層)に分泌され、細胞層が分離し、葉は落ちる。 カシワのように分離せずに枯葉が枝に付いているのは、離層の形成が遅いのでなく、酵素の分泌が少ないためと思われる。
e0145782_15144897.jpg

イブキ(ヒノキ科)の異型葉。
鱗状葉と針状葉の2種類の葉が同じ木に見られる。一つの個体の普通葉のなかに、形態の異なる複数の型が認められるとき、これを異形葉性という。
e0145782_15153913.jpg

生田緑地内でみられたもの。
サザンカ。
特徴。花の開き・・平開。花の散り方・・花弁はバラバラに散る。花の散った後のメシベと萼片・・メシベは残るが平開の萼片は少ない。オシベ(花糸)・・花糸はまったくくっつかず離れている。メシベ(子房)・・有毛。葉柄と若枝・・細かい毛が多い。葉の光沢・・光沢が少なく黒っぽい。葉の先端・・凹。
e0145782_15162253.jpg

ヤブツバキ。
特徴・・花の開き・・半開。花の散り方・・花弁とオシベがまとまって散る。花の散った後のメシベと萼片・・メシベは残るとともに、半開の筒状の萼片もしっかり残る。オシベ(花糸)・・花糸の半分ぐらいがくっついていており筒状。メシベ(子房)・・無毛。葉柄と若枝・・毛はほとんどなくツルツル。葉の光沢・・光沢が強く厚みがある。葉の先端・・凸。
e0145782_151762.jpg

ハンノキ(榛の木)。 カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。
山野の低地や湿地、沼に自生する。花期は冬の12-2月頃で、葉に先だって単性花をつける。雄花穂は黒褐色の円柱形で尾状に垂れ、雌花穂は楕円形で紅紫色を帯び雄花穂の下部につける。花はあまり目立たない。雄花序は枝先に数個付き、開花すると長さ7cm前後に伸びて大量の花粉を放出する。雌花は雄花序の下側につく。球状果は長さ2cmほどで、秋に熟して種子を放出する。種子は長さ2mmほどで、小さな翼があって風で散布される。果実は松かさ状で10月頃熟す。
e0145782_15184088.jpg

ニワウルシの実。
原産は中国。日本には明治初期に渡来した。雌雄異株で、果実は秋に熟し、披針形で中央に種子がある。冬越しの実が残っている。
e0145782_15203559.jpg

ハリギリの実。枝先に球形の散形果序を多数だし、小さな果実をつける。果実は液果。直径4~5mmの球形、はじめ赤褐色、のちに黒く熟す。種子は長さ3~4mm。淡黄緑色の花が散状につき,球状の果実が黒く熟す。冬越しの実が残っている。
e0145782_15215945.jpg

ドングリの発根。種子から根を最初に出しいる段階。これから,子葉が二つに割れ、根の上の方へ茎を伸ばすことになる。
e0145782_15223821.jpg

ボケ(木瓜)バラ科ボケ属の落葉低木。
樹高は1 - 2m。若枝は褐色の毛があり、古くなると灰黒色。樹皮は縦に浅く裂け、小枝は刺となっている。葉は長楕円形・楕円形。長さ5 - 9cmで、鋭頭でまれに鈍頭。基部はくさび形で細鋭鋸歯縁。花は3 - 4月(秋咲き種は11月~12月)に葉よりも先に開く。短枝の脇に数個つき、径2.5 - 3.5cm。色は基本的に淡紅、緋紅。白と紅の斑、白などがある。
e0145782_15233352.jpg

梅林風景。
梅の花が見られる期間は、12月上旬から4月上旬ですが、同じ品種でも、九州では東京より2週間ほど早く、東北では3週間くらい遅れるようです。ここは、寒い場所なので、開花が遅いです。
観梅のポイント:花を眺め、楽しむのは、人それぞれで良いのですが、昔の風流人、現代の茶道をされる人は、次のポイントを挙げています。
①花とつぼみの色を見る。(花びらだけでなく、萼の色・形も楽しく眺める。)
②枝ぶりを眺める。(枝がいろいろと曲がっているのを楽しく眺める。)
③ほのかな香りを嗅いで楽しむ。(開花したての、花粉が多い花が良く香る。)
e0145782_15243261.jpg

e0145782_15251332.jpg

ウメ。 バラ科サクラ属。
果実の収穫を目的とする「実梅」約100種と、観賞を目的とする「花梅」約300~400種に分ける。さらに、「花梅」を木の性状により、次の7種類の「性」に分ける。
①野梅性(原種に近い、葉が比較的小さく、枝もよく出て、香りが良い、花は中輪で白色が多い) 
②紅筆性(つぼみが筆の先のようにとがり、紅色になる) 
③難波性(葉が丸く、枝が細かい、香りが良い、花は白色が多いがまれに淡紅色) 
④青軸性(つぼみが緑白色、枝は濃い緑色) 
⑤豊後性(杏との自然雑種、枝が太く、葉は丸く大きい、葉に毛がある、花は大輪で淡紅色)
⑥杏性 (杏との自然雑種、枝は豊後性よりやや細い、葉は大きくなめらか、花は中輪で淡紅色) 
⑦紅梅性(枝は細く密に出る、枝の断面の中心部髄が紅色、花は多くは中輪で紅色)  
以上の性のほか、性とは関係なしに葉や枝の色形の変化で枝が垂れ下がるものを「枝垂れ」、葉の形が本来のウメと異なるもの、あるいは斑入り、絞りなど色の変化のあるものを「葉変わり」、新しい枝に黄白色の斑が入り、冬に紅色となるもの「錦性」、新しい枝に筋状の斑が入るものを「筋入り」という。また、竜が臥したように枝が地をはうものを「臥竜梅」という。
咲いていた主な品種。
花の大きさの基準:極大輪4㌢以上)、大輪(3~4㌢)、中大輪(2.5~3㌢)、中輪(2~2.5㌢)、小輪(1.5~2㌢)、極小輪(1.5㌢以下)

寒紅梅(=八重寒紅)。野梅性八重。紅色良く早咲き、中大輪。
e0145782_1526127.jpg

南高。野梅性一重。白中輪、良い実が取れる。
e0145782_1526513.jpg

夫婦枝垂れ。野梅性八重。白大輪花付き良し剛健。
e0145782_15272481.jpg

春日野。野梅性八重。白地に紅の吹き掛け、又は咲き分け中輪。
e0145782_1528370.jpg

八重旭。野梅性八重。裏紅中輪14~15弁。
e0145782_15283826.jpg

大和牡丹。豊後性八重。淡色大輪抱え咲き。
e0145782_15291166.jpg

黒田。豊後性八重。淡色大輪。
e0145782_15294356.jpg

古代紅鶯宿。紅梅性一重。紅色大輪抱え咲き。最も美しい。
e0145782_15303329.jpg

五節の舞。紅梅性八重。本紅中輪三重位、花底は青い。
e0145782_15311181.jpg

藤牡丹。豊後性八重。大輪。蕾は紫色から満開で淡紅色。
e0145782_15314876.jpg

ノシランの青い実。ユリ科ジャノヒゲ属。
ノシランにはヤブランの2倍くらいの丸い種子がなる。色は最初薄緑色だったが,日が経つにつれ徐々に濃くなり,新年も明けると、ようやく青く色づいてくる。これから更に色づくと,藍色に近い色になる。(同じ仲間のジャノヒゲは同じように青いが、ヤブランの実は黒いので区別がつきやすい。)
e0145782_15323990.jpg

咲き残っていたロウバイ(蝋梅、別名カラウメ)   
花が全開となり、直径2cmで、がく片と花弁の区別がなく、花被片は多数らせん状につく。外側の花被片7~8片は淡黄色をしているが、内側の花被片6~8片はこれより小さくて紅紫色である。オシベは5~6個で、内側に葯のない花糸だけの退化オシベが7~8個ある。メシベは花托が壷状に凹んだ中に多数ついている。
e0145782_15331517.jpg

ハクモクレンの花芽。
花芽は3重の芽麟に包まれる。芽麟は鱗状ではなく銀白色の毛に覆われる。外側の2重の芽麟は12~1月頃に脱げ落ち、芽麟痕が残る。花芽は斜上する短い枝から頭をもたげた形で、上もしくは斜め上を向く。太陽の当たる南側が先に膨らむので冬の終わり頃には先端が北方向を指す。花芽は葉に先立ち内側の芽麟を脱いで開花する。
e0145782_15334912.jpg

コブシの花芽。
花芽は芽麟に包まれる。芽麟は鱗状ではなく銀白色の毛に覆われる。花芽の基部付近に小さな托葉がある。これは開花と同時に芽生え花の底部につく一枚の葉となる。托葉の直下にV字形の葉痕が見える。下方に側芽(葉芽)がありその直下に葉痕がある。花芽はハクモクレンのように首を持ち上げず、枝の方向に向くので、上向きだけでなく、横向きや斜め下向きなどが見られる。3月になると花芽は内側の芽麟を脱いで開花、1枚の托葉も同時に芽生える。花は平開する。
コブシとハクモクレンの特徴の違い。
花芽はよく似ているが、コブシの花芽が伸びる枝方向に沿って左右横方向や斜め上、斜め下を向くのに対し、ハクモクレンは上ないし斜め上を向く。又、花芽を覆う毛は、コブシは毛が立ち、ハクモクレンの方は毛が先端方向に寝ている。微妙な違いであるが先側から基部の方に撫でると、ハクモクレンの方がひっかかる感じである。
e0145782_15344431.jpg

ヤドリギ。ヤドリギ科ヤドリギ属。常緑小低木。
落葉広葉樹に半寄生する低木です。 枝が伸びて、分岐して生長して繁茂します。葉は、対生し、倒皮針形で先端は丸く、葉質は厚く、肉質です。 花は、早春に4ミリ程度の黄緑色の小花がつきます。果実は、淡黄色で球形です。 ヤドリギの果実は、小鳥(特に、ヒレンジャク、キレンジャク)の好物で、実を食べた小鳥が、粘る種子の入った糞をして、その粘る糞が他の枝に付いて繁殖します。
落葉樹に宿るヤドリギ。
e0145782_15445349.jpg

ウグイスカグラ。スイカズラ科スイカズラ属。
山野の日当たりの良い場所に自生する日本固有種。花は、初春から枝先の葉腋に1~2センチの花柄を出して淡紅色の漏斗状の花を2個下垂する。花冠は1~2センチ、先端は5裂、裂片は平開する。陽だまりのところで、咲き始めていました。
e0145782_15385962.jpg

以上
# by midori7614 | 2016-02-11 15:45 | 身近なみどり