のん木草・みどり見て歩き

<   2015年 05月 ( 15 )   > この月の画像一覧

5月26日 小野路里山散策

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、町田市の小野路の里山を散策してきました。快晴に近い晴日で、日なたは暑かったですが、木陰は涼しく、誰一人日射病・熱中症にならずに、無事解散しました。
行程は次のとおりでした。
鶴川駅北口9:55⇒(神奈中バス)⇒バス停・小野路→一本杉公園(トイレ、観察、昼食)→関谷切り通し→布田道→妙桜寺→バス停・別所14:49⇒(神奈中バス)⇒鶴川駅北口。

見たり、食べたりした植物を掲載します。

ウツギの花がいろいろ見られました。
ウツギ。アジサイ科ウツギ属。
茎が中空のため空木(うつぎ)と呼ばれる。「卯の花」の名は空木(うつぎ)の「ウ」を取って、う(=うつぎ)の花と名付けられた。 ちなみに、旧暦4月を卯月というのは、卯の花が咲く季節から、卯月と名付けられた。
つぼみ。
e0145782_14585272.jpg

花。枝先に円錐花序をつけ、多くの白い花を咲かせる。普通、花弁は5枚で細長い。
e0145782_14592445.jpg

ハコネウツギ。スイカズラ科タニウツギ属。
漏斗状の花を咲かせる。白い花が次第に赤へと変化する。
e0145782_1502115.jpg

コゴメウツギ。バラ科コゴメウツギ属。
枝の先端または葉腋から花序軸を伸ばし、円錐状または散房状の花序をつくり、径4-5mmの黄白色の5弁花を多数咲かせる。萼裂片は長さ2mmで5個、花弁は萼裂片より長い。オシベは10本あり、花弁より短く、メシベは1個で直立する。
e0145782_151150.jpg

バイカウツギ。アジサイ科ウツギ属。
6-7月頃に白い花を咲かせる。名前の由来はウメに似た花を咲かせることから。花には芳香があります。
e0145782_1515537.jpg

シロヤマブキ。花。
e0145782_1523546.jpg

シロヤマブキ。若い実。
e0145782_1525882.jpg

スイカズラ。つぼみ。
e0145782_153369.jpg

スイカズラ。花。
e0145782_1542644.jpg

e0145782_1544631.jpg

ザクロ。花。
e0145782_15643.jpg

ノイバラ。
e0145782_1564165.jpg

キーウイフルーツ。
e0145782_1585385.jpg

ナルコユリ。
e0145782_1572185.jpg

試食できた実。
ヤマグワ。
e0145782_1593238.jpg

モミジイチゴ。
e0145782_157573.jpg

ウグイスカグラ。
e0145782_15102274.jpg

以上
by midori7614 | 2015-05-29 15:12 | 関東のみどり

5月23日 渡良瀬遊水地

牧野植物同好会のバス研に参加して、渡良瀬遊水地へ、タチスミレ、トネハナヤスリなどを観察するために行ってきました。

行程は、次のとおりでした。
新宿発7:30→渡良瀬北エントランス→浸水ゾーンB駐車場(トイレ)⇒多自然池⇒ヨシハラ浄化施設⇒ゾーンA駐車場⇒第一調節池→(バス)→史跡保存ゾーン駐車場⇒広場(昼食)⇒谷中村役場跡⇒史跡保存ゾーンで観察会→北エントラスト14:30→15:50新宿駅。道路が平日で空いており、予想外に早く戻れました。

写真撮影が上手くできた写真を掲載してみます。

お目当てだった「タチスミレ」
立菫 スミレ科 スミレ属 ニョイスミレ類。
絶滅危惧種のタチスミレは、関東地方と九州の一部だけに残る珍しいスミレで、関東でも一部の河川沿いにしか見られません。河川の氾濫原の低湿地にアシ(ヨシ)などと一緒に生える。 葉は長さ4〜8cmの三角状披針形。 托葉は大きく、長さ2〜6cmの線状披針形で、葉のように見える。花柄は長さ5〜10cm。 花期は5〜6月。
[地上茎のあるスミレで、その名に相応しく、長い茎をすっと立てて咲きます。ここまで長く茎を伸ばすスミレを見たことがありません。これが花後には更に伸びて、1m以上にもなるそうです。 スミレ属では世界最大だそうですが、そんな巨大になるスミレは想像もできません。
e0145782_14315161.jpg

e0145782_14322753.jpg

花は直径1cm程度。花だけ見ると、特段変わったところはありません。 唇弁に濃紫色の筋が入ります。 その他は、白です。 
e0145782_14283417.jpg

側弁の基部には短い毛が密生しています。
e0145782_1429726.jpg

ニョイスミレとタチスミレの見分けのポイントは托葉に少し鋸歯があるのがタチスミレで、ニョイスミレには鋸歯がないとのことでした。この写真の中央上右に映っている托葉の鋸歯をご覧ください。
e0145782_14295666.jpg

トネハナヤスリ(利根花鑢)シダ植物 ハナヤスリ科。
利根川水域に自生が見られるシダ植物で、胞子葉が棒鑢(やすり)に似ていることからの命名。タチスミレは高く立ち上がることに生き残りをかけたのに対し、トネハナヤスリは真逆の湿地の下に這いつくばって生き残る方法を選択したもので、対比して考えると興味深いですね。
e0145782_14342787.jpg

ノウルシ(野漆)。トウダイグサ科。
花や黄色い葉のきれいな時期を葯1か月ほどすぎていました。
e0145782_1435163.jpg

咲き残りと言えそうな花も見られました。
e0145782_1435385.jpg

メシベの上位に位置する子房が、若い実に変わろうとしていました。
e0145782_14363436.jpg

他に、湿地で撮影できたものを掲載しておきます。
マイヅルテンナンショウ。サトイモ科。
e0145782_1437128.jpg

ヤガミスゲ。カヤツリグサ科。
e0145782_14373272.jpg

ウマスゲ。カヤツリグサ科。
e0145782_1438812.jpg

ヒルガオ。
e0145782_14384931.jpg

キショウブ。外来種。
渡良瀬遊水地は、日本自生の絶滅危惧種と外来種が混生しているところです。
e0145782_14392614.jpg

チョウジソウの花。
e0145782_14401234.jpg

チョウジソウの実。
e0145782_14403955.jpg

ミゾコウジュ。
e0145782_14411261.jpg

キツネアザミ。
e0145782_14413466.jpg

オオジシバリ。
e0145782_14415986.jpg

アゼナルコ。
e0145782_14423140.jpg

コオニヒシ(別名:ヒシ)。
e0145782_1443358.jpg

タコノアシの昨年の実。
e0145782_14433280.jpg

ヤセウツボ。外来種。
e0145782_14435915.jpg

ヘラオオバコ。
e0145782_14443041.jpg

オヘビイチゴ。
e0145782_1445998.jpg

ノダイオウ。タデ科。
e0145782_14453253.jpg

ハナムグラ。アカネ科。
e0145782_14455766.jpg

道路沿いの高台で見られた植物。
スイカズラ。スイカズラ科。
e0145782_14463139.jpg

e0145782_14465048.jpg

オニグルミの若い実。
e0145782_14471622.jpg

他にも、見られた植物は沢山ありましたが、写真が上手く撮れませんでしたので、掲載しません。
以上
by midori7614 | 2015-05-29 14:50 | 関東のみどり

5月20日 東京都野鳥公園見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、東京都野鳥公園へ行ってきました。
ここは1960年代に、海を埋め立てて出来た人口の緑地ですが、鳥の観察以外にも、植物の観察もできるようになっています。行程は次のとおりでした。
行程:大森駅東口10:10発⇒(京急バス約20分)⇒バス停・東京港野鳥公園→(歩き5分)→野鳥公園正門→園内(観察と昼食)→バス停・東京港野鳥公園14:44⇒(京急バス約20分)⇒大森駅東口(15時過ぎ解散)
天気は、日中9時~15時は晴れ、日中の降水確率10~20%、日中気温度20~28度でしたが、木陰は葉裏から出る水蒸気、酸素、フィットンチッドで、極めて快く、昼寝でもしたい感じでした。
見られた植物を、花を中心に掲載させていただきます。

ヤマボウシ(山法師、山帽子)ミズキ科ミズキ属。
葉は対生し、楕円(だえん)形または卵円形で長さ4~12センチ、全縁でやや波打つ。花は6~7月に開き、淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、花弁のように見える。
離れたところから見た花盛りのヤマボウシ。
e0145782_1246967.jpg

頭状花序1個。
e0145782_1246592.jpg

花をアップ。
e0145782_12472694.jpg

トベラ(扉)トベラ科トベラ属の常緑低木。
主に枝の先に葉が集まって着く。葉は倒卵形、互生、主脈は白っぽく、葉全体はつやのある緑色で、周辺部がやや内に巻くように、葉全体が反っている。5月頃芳香のある白い5弁の花をつける。果実は熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるといわれる。8978、8982
e0145782_12483041.jpg

咲はじめの花弁は白い。
e0145782_12485742.jpg

時間が経過すると花弁は黄色くなる。
e0145782_1249195.jpg

シャリンバイ(車輪梅)バラ科シャリンバイ属の常緑低木。
4-6月に白または淡紅色の5弁の花(両性花)をつける。
e0145782_1251121.jpg

e0145782_1251325.jpg

マユミ(檀、真弓、檀弓)ニシキギ科ニシキギ属。
雌雄異株。葉は対生で細かいのこぎり歯(鋸歯)があり、葉脈がはっきりしている。1年目の枝は緑色をしている。老木になると、幹には縦の裂け目が目立つ。花は初夏、新しい梢の根本近くにつく。薄い緑で、四弁の小花。
e0145782_12521282.jpg

e0145782_12533486.jpg

ガマズミ(莢蒾)山地や丘陵地の明るい林や草原に生える落葉低木。
花期は5-6月。白い小さい花の花序を作る。晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。
e0145782_1254136.jpg

e0145782_12543745.jpg

イボタノキ(水蝋樹・疣取木) モクセイ科イボタノキ属。
花期は初夏、ギンモクセイに似た芳香ある筒状で先の四裂した白い小さな花を、総状に小枝の先に密集して咲かせる。花序は先端が垂れる。オシベは2本あり、花冠から少し突き出る。
e0145782_12551989.jpg

e0145782_12554694.jpg

シモツケ(下野)バラ科シモツケ属の落葉低木。
花は3~5mmの小さな花が集まって花序になります。花色は赤紫からピンク、白などがあります。葉は長楕円形で葉先がやや尖り、葉縁のギザギザが目立ちます。
e0145782_12562513.jpg

e0145782_12564992.jpg

花以外では、ヤマグワ、ナツグミ、クスノキ、タブノキ、アセビの実が見られましたが、掲載を省略します。

草本の花では、ヤセウツボ、カキツバタ、アカバナユウゲショウ、ニワゼキショウ、カタバミ、ヘラバオオバコ、シロツメクサ見られました。

ヤセウツボ(痩靫) ハマウツボ科ハマウツボ属。地中海沿岸原産で、日本には外来種として定着している。葉緑素をもたないため全体的に褐色で、15-50cmほどの高さまで生長する。4-6月に12mm程度の大きさの唇形花を咲かせる。花の色は黄色の他、赤褐色、黄褐色、紫色などのものもある。
e0145782_12573486.jpg

e0145782_12575346.jpg

カキツバタ[燕子花、杜若](アヤメ科)
紫色の花を付ける。内花被片が細く直立し、外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の中央部に白の筋を特徴とする。
e0145782_12585769.jpg

アカバナユウゲショウ。(赤花夕化粧) アカバナ科エノテラ属 。
南アメリカ原産で江戸時代末期に鑑賞用として導入された多年草。現在は、道端や空き地などに自生する帰化植物。茎は叢生し、5-10月に上部の葉腋に淡紅色や白色の4弁花をつける。葉は互生し、葉身は3-5cmの披針形、縁が波打ち浅い鋸歯がある。今回の参加者から次の発言があった。『名前の由来は、花が赤色で、午後から夕方にかけて美しく開花することから。』と書かれているが、自宅で栽培したら、朝にしか咲かないとのこと。
e0145782_1304658.jpg

ニワゼキショウ(庭石菖)アヤメ科ニワゼキショウ属。
芝生や草地などに群生する。花期は5月から6月で、直径5mmから6mm程度の小さな花を咲かせる。花弁は6枚に分かれる。花色は白のものと赤紫のものがあり、中央部はどちらも黄色である。
e0145782_12595235.jpg

カタバミ(酢漿草、片喰、傍食) カタバミ科カタバミ属。
葉は、ハート型の3枚がとがった先端を寄せあわせた形の三出複葉。春から秋にかけ黄色の花を咲かせる。花びらは5弁。日向では花を出すが、日陰に咲いてしまうと花がしぼんでしまうのが大きな特徴である。
e0145782_1321783.jpg

ヘラバオオバコ、シロツメクサは掲載省略します。
以上
by midori7614 | 2015-05-21 13:04 | 関東のみどり

5月14日 都立薬用植物園 その5

前回掲載した「その4」に引き続き、私たちだけで見て回った薬草園の草、や木の花を掲載します。

シラン[紫蘭]ラン科
花は紫紅色で、30から50cm程度の花茎の先に数個つく。花弁は細長く、あまり開ききらないような感じに咲く。
e0145782_3561524.jpg

花柄に180度ねじれた様子が判る。
e0145782_3565044.jpg

トチノキ。トチノキ科。
e0145782_3574164.jpg

メグスリノキの若い果実と葉。
e0145782_3581068.jpg

葉裏や枝は毛深い。
e0145782_358521.jpg

ベニタニウツギ。スイカズラ科。8815、8813
e0145782_3594261.jpg

e0145782_40221.jpg

ノイバラ。バラ科。
e0145782_404174.jpg

梅の双子の実。
e0145782_413712.jpg

梅の三つ子の実。
e0145782_421382.jpg

ロウバイの実。ロウバイ科。
葉表はざらつき、痛い。
e0145782_424943.jpg

アメリカニワトコ。スイカズラ科。
e0145782_432754.jpg

サンシュユの若い実。ミズキ科。
e0145782_44308.jpg

ウンシュウミカン。ミカン科。
e0145782_45697.jpg

サクラソウ。サクラソウ科。
e0145782_454665.jpg

エレンゼラニウム。
e0145782_463570.jpg

最後に温室に入りました。
キダチチョウセンアサガオ。ナス科。
e0145782_475036.jpg

ゲンペイクサギ。クマツヅラ科。
e0145782_482198.jpg

ヒスイカズラ。マメ科。
e0145782_485642.jpg

ミッキーマウスノキの実。
e0145782_493041.jpg

ブーゲンビリア。
e0145782_495938.jpg

本当の花は中央のクリーム色の三つの花。
e0145782_4103160.jpg

ムユウジュ。マメ科。
仏教3大聖樹の一つ。釈迦誕生の木として有名。
e0145782_411585.jpg

e0145782_4113451.jpg

カカオ。アオギリ科。
e0145782_4152841.jpg

以上
by midori7614 | 2015-05-18 04:17 | 関東のみどり

5月14日 都立薬用植物園 その4

前回掲載した「その3」に引き続き、昼食時以降に、私たちだけで見て回った薬草園の草、や木の花を掲載します。

オニノヤガラ。ラン科。
e0145782_2371191.jpg

e0145782_2375290.jpg

コショウノキの実。ジンチョウゲ科。
e0145782_2391567.jpg

カルミア。ツツジ科。
e0145782_2395450.jpg

e0145782_2402760.jpg

ナツロウバイ。ロウバイ科。
e0145782_2411230.jpg

ウスベニアオイ。アオイ科。
e0145782_2414677.jpg

花の中央を見ると、メシベの柱頭が展開しているので、雄性先熟の花の雌性期になった花でした。
e0145782_2422654.jpg

レッドキャンピオン。
e0145782_2425899.jpg

イノンド。セリ科。
若い茎葉は刻んでスープやサラダに入れ、果実はソースやピクルスの香味料とする。
e0145782_2432696.jpg

コエンドロ(別名:コリアンダー)。セリ科。
葉は中華料理の付け合わせに、果実はカレー粉やピクルスに用いる。
e0145782_244342.jpg

ルリジサ(別名:ボラゴ、ボリジ)ムラサキ科。
昔は食用に用いられたが、含有物質のピロリジシンアルカイドが肝臓障害を引き起こすことが判明したので、飲食不可となり、現在は観賞用となった。
e0145782_2444618.jpg

e0145782_2451762.jpg

アルカネット。ムラサキ科。
e0145782_2455589.jpg

ハマナス。バラ科。
e0145782_2462935.jpg

ラベンダー‘アポン・ビュー’。シソ科。
e0145782_247576.jpg

ウスゲサイシン。ウマノスズクサ科。
e0145782_2473934.jpg

e0145782_2481721.jpg

e0145782_2484998.jpg

キソケイ。モクセイ科。
e0145782_2492772.jpg

以上
by midori7614 | 2015-05-18 02:51 | 関東のみどり

5月14日 都立薬用植物園 その3

前回掲載した「その2」に引き続き、薬用植物園の花案内人Sさんにご案内いただいた薬草園の草、や木の花を掲載します。

カミツレ(別名:カモミール)。キク科。
ヨーロッパの代表的な民間薬で、消炎作用があり、また発汗薬として感冒などに用いられ、ハーブテイーとしても飲用されている。
e0145782_234013.jpg

サルビア(別名:メドーセージ)。シソ科。
e0145782_251091.jpg

e0145782_254847.jpg

ユリノキ。モクレン科。
e0145782_271423.jpg

チョウジソウ。キョウチクトウ科。有毒植物。
e0145782_275852.jpg

ヤナギバチョウジソウ。キョウチクトウ科。有毒植物。
e0145782_284068.jpg

ムギナデシコ(別名:ムギセンノウ)。ナデシコ科。有毒植物。
e0145782_291863.jpg

ネジキ。ツツジ科。有毒植物。
誤って食べると、嘔吐や運動神経麻痺を起す。
e0145782_295348.jpg

ウマノアシガタ。キンポウゲ科。有毒植物。
液汁が皮膚に付くと、赤く腫れたり、水泡ができる。誤って食べると下痢や嘔吐などを起こす。
e0145782_2103682.jpg

ヤグルマソウ。ユキノシタ科。
e0145782_226496.jpg

セリバオウレンの果実。キンポウゲ科。
e0145782_2115589.jpg

キクバオウレンの果実。キンポウゲ科。
e0145782_2123571.jpg

ツクバネソウ。ユリ科。
e0145782_2131154.jpg

タツナミソウ。シソ科。
e0145782_2134084.jpg

フタバアオイ。ウマノスズクサ科。
ハート形の葉を普通は二つつける特徴がある。花は小さくて、地際に俯いて咲く。花の構造などの特徴からカンアオイ類と区別して別属としたこともある。『葵の御紋』のモデルであることで知られる。
e0145782_2143369.jpg

e0145782_2152257.jpg

シライトソウ(白糸草)。ユリ科シライトソウ属の多年草。
花期は4-7月。細長い花茎を直立させ、高さは15-50 cm程になる。花はその上の方から数-10数 cm程にわたってつき、その部分の花茎は白っぽくなる。花は6枚の花被片、6本のオシベ、1つのメシベを含むがそのうちで4枚の花弁以外はごく小さくて花茎に密着する。4枚の花弁だけは1 cm前後、細い匙型で先端がやや幅広い。外見的には個々の花は見分けられず、花茎から多数の細長い花弁が立っているように見え、真っ白なビン洗いのブラシが立ったような不思議な姿を見せる。また、香りもよい。和名は糸屑を束ねたような花の姿に由来する。
e0145782_216268.jpg

e0145782_2165581.jpg

ヤマグルマ。
e0145782_217375.jpg

e0145782_21814.jpg

イブキジャコウソウ。シソ科。
e0145782_2183483.jpg

ヒトツバタゴ(一つ葉田子) 。モクセイ科ヒトツバタゴ属。
花期は5月頃で、新枝の枝先に10cm程度円錐形に集散花序をつける。花冠は深く4裂する。雌雄異株であるが、雌花のみをつける株は存在せず、雄花をつける株と、両性花をつける株がある雄株・両性花異株である。純白の白い花が樹冠全体を覆い、雪をかぶったような素晴らしい姿になります。愛知、岐阜付近に多く自生しています。
e0145782_2191866.jpg

e0145782_219509.jpg

ここで、11時50分になり、花案内人Sさんの花ガイドは終了しました。大変良い勉強ができました。
以上
by midori7614 | 2015-05-18 02:29 | 関東のみどり

5月14日 都立薬用植物園 その2

ケシ科中心に掲載した「その1」に引き続き、薬用植物園の花案内人Sさんにご案内いただいた薬草園の草や木の花を掲載します。

シナガワハギ。マメ科。
e0145782_1371086.jpg

コウホネ。スイレン科。
e0145782_1375830.jpg

シャクヤク(芍薬)、ボタン科ボタン属の多年草。
原産地はチベットからシベリア、朝鮮半島の一部にかけての東アジアが中心で日本には平安時代に渡来しました。当初は薬として用いられていましたが、室町時代に花が鑑賞の対象となり江戸時代には園芸植物として確立、多数の品種が生み出されました。
e0145782_1384098.jpg

ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草本である。そのため、冬には地上部が枯れてしまい休眠する。日本のシャクヤクは一重咲きが中心で、特にオシベが大きく発達して盛り上がり花の中央部を飾るものが多く、全般にすっきりした花容である。
e0145782_1395722.jpg

オシベが花弁化して、八重咲きになっています。
e0145782_141126.jpg

花の中央には、この花の場合にはメシベが4個あります。
e0145782_1413417.jpg

スイカズラ。スイカズラ科。
e0145782_1432227.jpg

カラタネオガタマ。(唐種招霊)。モクレン科の常緑樹。
花期は5~6月頃で、バナナのような強い甘い香りがある。英名は「バナナツリー(Banana Tree)」。オシベの集団とメシベの集団のあいだに,軸(じく)があるのが大きな特徴。昔からこの木は,神事によく用いられた。「神霊を招きよせる意味の招霊(ヲギタマ)の木が転じてオガタマノキとなった。
e0145782_1441019.jpg

エキナセア・パリダ。キク科。
e0145782_1445310.jpg

オオアザミ。キク科。
e0145782_1452687.jpg

花をアップしてみると、小花は筒状花でメシベが突き出ているのと出ていない花が見られます。
e0145782_146642.jpg

クララ。マメ科。
e0145782_1464247.jpg

ヒレハリソウ(別名:コンフリー)。ムラサキ科。
10年ほど前には、青汁にして飲んだり、てんぷらで食べたりして、健康食品と思われていたが、含有物質のピロリジシンアルカイド肝臓障害を引き起こすことが判明したので、飲食不可となった。
e0145782_1471686.jpg

ローサ・カニナ。バラ科。
果実がハーブテイー(ローズヒップテイー)に使われている。
e0145782_1475326.jpg

ジキタリス(別名:キツネノテブクロ)。ゴマノハグサ科。
e0145782_1484184.jpg

1個の花は。
e0145782_1491116.jpg

薬用には、こちらが使われる。
e0145782_1494521.jpg

e0145782_150106.jpg

シロバナムシヨケギク(別名=生薬名:除虫菊)。キク科。
e0145782_156106.jpg

アカバナムシヨケギク。キク科。
e0145782_1513411.jpg

ニチニチソウ。
e0145782_1521588.jpg

ムラサキウマゴヤシ(別名:アルファルファ)。マメ科。
発酵(腐敗)した地上部に含まれるジクマロールの構造を元にワルファリン(抗血液凝固薬)が合成された。
e0145782_1531045.jpg

以上
by midori7614 | 2015-05-18 01:57 | 関東のみどり

5月14日 都立薬用植物園 その1

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、都立薬用植物園へ行ってきました。
5月中旬と言うのに、日中は晴れ、日中の降水確率0%、日中気温度28~31度の夏日となりました。
今回は、薬用植物園の花案内人が午前中の観察の説明役をお引き受けいただき、10時待ち合わせでした。参加者5名全員が9時45分までに集まりました。この日は、9時30分から10時までの30分間だけ、今回のお目当ての麻薬取締法で規制されているケシの花が二重の鉄柵の内側に入って、見学と写真撮影を許されている年2日の合計60分だけ許されている特別な時間帯でした。私たちも、この日は、参加者が5名と少なかったので、すぐに対応できて、10時待ち合わせ前の15分間ほど、ケシの花を手にとれるような近さから、見学と撮影を堪能いたしました。大変ラッキーなスタートを切ることができました。
引き続き、10時から11時50分までは、薬用植物園の花案内人の中でも、説明が上手との定評のあるSさんに、懇切丁寧で、いつもは1時間程度といわれる案内時間を大幅に延長していただきました。これは本日2番目の幸運に恵まれました。昼食休憩も、予定していた東屋が空いていて、ゆったりと椅子にすわって、食事ができました。食事がほぼ終了するころに、花案内人のSさんが来られて、近くに姿を現したオニノヤガラつぼみを教えてもらいました。初めて見る腐生ランでしたので、これが本日3番目のラッキーでした。
食後は、5名だけで、カルミアの飛び跳ねるオシベ、ウスゲサイシンの花探し、シランの花粉塊、双子~三つ子の梅の実、毛だらけのメグスリノキ、ザラツク葉のロウバイなどを見て回り、最後に温室の中のムユウジュの花、カカオの実、低温室のヒマラヤの青いケシなど沢山の花を見られて、幸運に恵まれた薬用植物園の見て歩きは15時頃に終了しました。
暑い中、ほとんど休憩も取らずに、見て歩きを続けてしまいましたので、近くの華屋与兵衛で、お茶にして、5人と少人数でしたので、和気あいあいの歓談をしました。帰りのバスも南武線の電車も、席はバラバラでしたが、全員座れて、無事に帰宅できました。こんなに幸運に恵まれた見て歩きは私も初めてでした。良かった良かったという感じでした。
写真撮影できたケシとその仲間をその1に掲載し、その2以降は、歩いて見られた順に樹木と草本を区別せずに、掲載してみます。参加者の復習になれば良いと思い、見られた植物を網羅して、5回に分けて、掲載させていただきます。

では、その1をスタートします。
○麻薬のケシ。
ここでのケシ栽培は麻薬を作るためでなく、薬用植物としての研究栽培ですが、最近は、麻薬取締りをしている警察などの関係者に、役立つ施設になっているそうです。
e0145782_191782.jpg

麻薬取締法で規制されているケシ類は、植物分類学上ではケシ、アツミゲシ、ハカマオニゲシの3種です。
ケシ(ここでは、その中からイラン種を掲載)。
e0145782_19173063.jpg

アツミゲシ。
名の由来は、昔、愛知県渥美半島の海岸地帯に逸出したものが自然状態で群生していたことに因む。本種は繁殖力が強く、種が小さいこともあって散布されやすいので、一旦、定着すると根絶することは容易ではない。
e0145782_1918326.jpg

ハカマオニゲシ。
ハカマオニゲシは規制されていないオニゲシと規制されているケシの交配種と言われています。
e0145782_19184186.jpg

ケシの中には、品種としてイラン種、ボタン咲き種、一貫種、ボスニア種があります。(もちろん、これらもケシですから規制の対象です。)
イラン種。
e0145782_19193229.jpg

ボタン咲き種。
e0145782_19195718.jpg

ボスニア種。
e0145782_19201849.jpg

一貫種。
アヘンの生産に適しているのはこの一貫種です。これは早咲きなので、手前はもう花が終わって、刈り取られていましたが、遠く離れたところに2輪だけ咲き残っていました。
e0145782_19205021.jpg


アヘンは、俗にいう未熟なケシ坊主に傷をつけて出てくる乳液を集めて乾燥したものです。
では、ケシ坊主はどのように出来るのでしょうか?
花の時には、中央にオシベに囲まれたメシベです。
e0145782_19213344.jpg

花弁とオシベが散り落ちて、メシベの子房が膨らんできたのがケシ坊主です。メシベの柱頭の残滓が判りますね。
e0145782_1922461.jpg

○無許可で栽培できるケシ種
オニゲシ。
西南アジア原産といわれる多年草ですが、栽培規制種のハカマオニゲシとよく似ており、素人の方では区別は困難です。
e0145782_1922448.jpg

ヒナゲシは欧州原産の多年草でいわゆるケシ坊主は大きくなりません。別名をグビジンソウ(虞美人草)、シャレーポピーとも呼ばれています。
シャレーポピー。
e0145782_19234696.jpg

チューリップポピー。
e0145782_19241728.jpg

見た順では、最後でしたが、同じケシ科ですので、低温室に栽培されていたヒマラヤの青いケシです。
ケシ科メコノプシス属の一つ。西ヨーロッパと中央アジア、ヒマラヤの高山地帯、ミャンマー北部及び中国横断山脈という隔離分布をする一年生もしくは多年生の草本植物であり、50種近くが知られている。
e0145782_19245244.jpg

なお、身近で見られるケシの仲間には、花弁4枚のヤマブキソウ、クサノオウ、ナガミヒナゲシ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサクと花弁がないタケニグサがあります。これらは、すべて有毒植物という共通点があります。
ヤマブキソウ。
e0145782_19255682.jpg

クサノオウ。
e0145782_19265047.jpg

ナガミヒナゲシ。
e0145782_19345244.jpg

ミヤマキケマン。
e0145782_19293654.jpg

ムラサキケマン。
e0145782_19302369.jpg

ジロボウエンゴサク。
e0145782_1931194.jpg

タケニグサ。
e0145782_19314937.jpg

以上
by midori7614 | 2015-05-17 19:37 | 関東のみどり

5月11日 富士山御庭散策の下見

かわさき市民アカデミーのみどり学エクセレント講座の野外学習のサポーターを引き受けました。6月5日に、K先生が講師の野外学習を、富士山五合目御庭付近で行うという計画です。

奥庭バス停あたりでバスを降り、以後は全部徒歩
奥庭バス停 -樹木を観察しながら五合目の天地境に出る -側火山の噴火口を観察-白草流しで土石流地の堆積物と植生を観察-お庭の割れ目噴火の跡地でカラマツ偏形樹を観察-シラビソの森を見る-コメツガの森を見る-奥庭に戻る

「奥庭から上がった辺りでいろいろ見ますので、五合目の駐車場まではいきません。
白草流れという崩壊地をみて引き返します。
また反対側は大沢崩れまでは行きませんが、少し南側の下りの登山道が分かれる辺りまでは行きます。なお奥庭からの登りですが、コースが2本ありますので、登りと下りでコースを変えます。
途中の森林の樹種構成などをよく見て、森林の遷移を把握したりしますので、歩く距離は多くありません。
15時には観察を終え、帰路につきたいと思います。帰りは、谷保駅に18時頃までには戻りたい。」

担当理事と野外サポーター2名の合計3名で、上記情報で不明点が二つありました。上りと下りの登山道がどちらか不明。大沢崩れ方面の戻る地点不明。不明点は行ってみて、判断しようと考え、まずは、取りあえず、下見に行ってきました。
谷保駅集合で。7時50分に乗用車で出発し、談合坂で15分休憩し、スバルラインの奥庭バス停に9時45分に着きました。
世界遺産登録を機に、トイレ(女性4、男性小4、大)、駐車場、登山道も全て新装されていて、驚きました。御庭に登る道が2本あり、5合目寄りの上の登山道(距離500m)が大型バス専用駐車場の道路向かいにありました。同じ標高100mを登るのに、こちらは距離500mで、下の登山道は距離900mですので、こちらの方が急坂ですが、お中道分岐の場所が最初の目的地白草流れに近いので、本番でも上の登山道をK先生は選択しているだろうと考えました。また、安全誘導面でも、急阪は上りに、緩い阪は下りに使用した方が事故は起こりにくいと判断しました。そこで、登山準備、トイレ、バナナ1本を食べて、まずは大型バス駐車場を目指して出発しました。
大型バス専用駐車場の看板。(10:14撮影)
e0145782_17303816.jpg

スバルラインの五合目方面には白草流れの崩壊防災設備が見えました。
e0145782_17305996.jpg

上の登山道(距離500m)の入口看板のところの登山道。
e0145782_17312653.jpg

看板。(10:17撮影)
景色が良く、高山植物の宝庫と書いてあります。
e0145782_17315224.jpg

カラマツの花芽、葉芽、昨年の球果。(10:24撮影)
6月本番の時には、新緑のカラマツの葉がきれいでしょう。樹木では、落葉性のカラマツが先行し、その落葉で土壌ができてくると、常緑樹のコメツガやシラビソが進出してきて、カラマツが姿を消すことになります。
e0145782_17323195.jpg

e0145782_17324980.jpg

北方の眺め。(10:26撮影)
富士山側の反対には、南アルプスが連なっている。
お中道歩きは、快晴であれば、アルプスの山並みを一望でき、眼下に富士五湖を眺めることができます。雨天の時は、寒いだけで、何も見えないところです。天地境と言われているお中道は、まさにお天気次第で、天国にも地獄にもなるところです。
e0145782_17332166.jpg

途中の東屋。(10:35撮影)
e0145782_17334932.jpg

東屋のところでは、火山性割れ目に残雪がたまっていました。宝永火口から富士山山頂を通り、御庭の方へ、一直線上に、寄生火山があります。(10:35撮影)
e0145782_17341159.jpg

お中道分岐。 (10:46撮影)
ゆっくり、カラマツ、白山シャクナゲ、南アルプス、火山性割れ目を見ながら、説明しながらのぼりましたので、30分かかりました。

富士山の植物垂直分布の説明看板。
e0145782_17344311.jpg

休憩所通過。10:50撮影)
ここの休憩所は屋根のある東屋は一つだけで、10名がやっとです。お天気ならば、良いのですが、雨だと困るなと思いました。
e0145782_17351039.jpg

富士山の寄生火山の説明看板。
e0145782_17381953.jpg

富士山側には火山性の割れ目、寄生火山の帯状の線が見られました。
e0145782_17384184.jpg

白草流れの上方、富士山側の崩落地。(11:11撮影)
e0145782_17391186.jpg

下方のスバルラインへの崩落地。
e0145782_17394485.jpg

崩落地にはオンタデ、イタドリの草が円形に育っている。樹木はさほど見当たらない。火山性の植生の遷移の説明ができる良い場所だと思い、そんな話をしました。
e0145782_17401921.jpg

休憩所昼食(30分)写真省略。 11:15~11:45
御庭の植物の説明看板。
e0145782_17404762.jpg

御庭山荘廃墟(11:51撮影)
ここにトイレがあれば、御庭方面にも長時間滞在できるが、トイレがなく、小用もできる木陰もないので、困ります。今回のコースの難点ですね。
e0145782_17411711.jpg

大沢崩れ方面と下の方へ行く道の分岐看板。(11:53撮影)
ここで、ようやく樹林帯に入れる場所があり、トイレ我慢できずに、木陰に入り小用をする。
e0145782_1741524.jpg

下り道樹林帯中(残雪多くここで戻る)(12:13撮影)
e0145782_17421913.jpg

御庭方面へ戻る道。この道はスコリア(火山礫の屑)のままの未整備の道。(12:13撮影)
e0145782_1743089.jpg

大沢崩れと下の道の分かれるところへ戻る。(12:19撮影)
e0145782_17441542.jpg

奥庭下山路とお中道の分岐。奥庭下山道は石畳の道で整備されている。(12:30撮影)
e0145782_17444719.jpg

コメツガまたはシラビソとカラマツの強風による扁形樹。(12:34撮影)
e0145782_17451737.jpg

富士山方面を見るが、まばらに樹木があるだけで、樹林帯とはなっていない。(12:34撮影)
e0145782_17455076.jpg

富士山側の反対を見下ろすと、常緑の樹林帯となっている。まさに、垂直分布通りと言える。(12:34撮影)
e0145782_17462673.jpg

下山口到着(12:51撮影)
e0145782_17515846.jpg

ここで、御庭の下見は終了。
10時16分から上りはじめ、12時51分に下山したので、所要時間は2時間35分であったが、昼食時間30分を除いたゆっくりだらだら歩きの歩行時間は2時間05分であった。

3時頃に、奥庭を出発する計画であるので、余裕ができた時間で、下見番外として、奥庭探訪へ出かけた。
トイレ済ませて、奥庭入口。(13:05)
e0145782_17523015.jpg

途中で、コメツガの球果を撮影。
e0145782_17525835.jpg

コメツガとシラビソが手にとれるところに並んであるので、葉や幹による見分け方を説明しました。他にも、ハクサンシャクナゲなども身近で見られるので、樹林帯の植物の説明には、便利な場所だと思いました。
奥庭の底山荘を通り過ぎた所を13:27通過し、一周600mの周回路を歩き、途中で見られた「強風による扁形樹と白骨化したカラマツ」を撮影。8199、8203(13:50撮影)
e0145782_17571142.jpg

e0145782_1757339.jpg

14:00~14:30 奥庭山荘で休憩。ホットのコケモモジュース@400-、キノコ汁@400-を味見してみたが、美味しかったですよ。
14:45に、奥庭駐車場に戻り、帰路につきました。
16:50 登戸駅で下車し、バスで自宅へ帰りました。
野外学習参加者のご参考になればと思い、撮影した写真を利用した下見報告として、ブログに掲載しました。
以上
by midori7614 | 2015-05-17 17:59 | 関東のみどり

5月8日 日光植物園 その4

前回に引き続き、その4として、水生植物群落池~含満が淵~駐車場で見られた花を掲載します。

アケビ[木通、通草](アケビ科)
雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色。花被は3枚で、雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に付く。
e0145782_5405165.jpg

雌花の中央部にはバナナの果実のような6 – 9本の雌しべが放射状につく。雌花の柱頭(先端部)には、甘みを持った粘着性の液体が付いており、花粉がここに付着することで受粉が成立する。
e0145782_585598.jpg

雌雄異花で蜜も出さないので、受粉生態にはよくわかっていない点が多いが、雌花が雄花に擬態して、雄花の花粉を目当てに飛来する小型のハナバチ類を騙して受粉を成功させているのではないか、とする仮説がある。ハエ類が甘みを持った粘着質を舐めに来る際に受粉していると考えられる。
e0145782_59369.jpg

シジミバナ[蜆花](バラ科)
中国原産。日本に古く渡来した。花は4~5月新葉と共に開く。花は3~10花着生し、八重咲。花頭少しくぼむ。実は結実しない。
e0145782_5103722.jpg

e0145782_511523.jpg

イボタノキ[水蝋樹・疣取木](モクセイ科)
芳香ある筒状で先の四裂した白い小さな花を、総状に小枝の先に密集して咲かせる。花序は先端が垂れる。
e0145782_9205730.jpg

ホタルガの仲間の「シロシタホタルガ」の幼虫が来ていました。
e0145782_512561.jpg

センダイハギ[千代萩](マメ科)
地下茎から伸びた花茎に総状花序に蝶のような黄色い小花を多数付ける。ふつうの「萩」は秋に咲くが、この花は初夏5月頃に咲く。ちなみに「紫千代萩」は紫色の花。
e0145782_5132811.jpg

e0145782_514079.jpg

ミズバショウ[水芭蕉](サトイモ科)
葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開く。これが花に見えるが仏炎苞は葉の変形したものである。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)である。
e0145782_5145799.jpg

e0145782_5153881.jpg

レンゲツツジ[蓮華躑躅](ツツジ科)
葉が出たのち葉が開くのと前後して直径5cmほどのロート状の花をつける。黄色系統の色素を持つめずらしい種で。花の色には変化が多く、黄色いものをキレンゲツツジと呼ぶ。
枝の先端に2~8個の花が付く。雄しべは5本。
e0145782_5262182.jpg

e0145782_5265339.jpg

バイカモ [梅花藻](キンポウゲ科)
清流中に生育しており、特に初夏から初秋にかけてウメの花のような白い花を水中につける。花は葉腋から伸びた長さ3-5cmの花茎の先につき、白色の花弁を5枚つけた花が水上で開花する[1]。花の大きさは約1-1.5cm。オシベ、メシベは多数ある。
e0145782_5275179.jpg

e0145782_5281321.jpg

フデリンドウ[筆竜胆](リンドウ科)
高さは5~10cm。漏斗状の青紫色の花を、茎の上部に1~10数個、上向きにつける。花は日があたっている時だけ開き、曇天、雨天時は、筆先の形をした蕾状態になって閉じている。ハルリンドウにはある根生葉はない。
e0145782_5285263.jpg

e0145782_5291525.jpg

シライトソウ[白糸草](ユリ科)
細長い花茎を直立させ、高さは15-50 cm程になる。花はその上の方から数-10数 cm程にわたってつき、その部分の花茎は白っぽくなる。6枚の花被片、6本の雄しべ、1つの雌しべを含むがそのうちで4枚の花弁以外はごく小さくて花茎に密着する。4枚の花弁だけは1 cm前後、細い匙型で先端がやや幅広い。花弁は花茎に対して大きい角度をもって立つように着き、それ以外の花の部品は目立たないので、外見的には個々の花は見分けられず、花茎から多数の細長い花弁が立っているように見え、真っ白なビン洗いのブラシが立ったような不思議な姿を見せる。
e0145782_529566.jpg

e0145782_5302645.jpg

サルトリイバラ[猿捕茨](サルトリイバラ科またはユリ科)
雌雄異株で、4〜5月になると葉腋より散形花序を伸ばし、多数の花を付ける。花は淡黄色で、6枚の花被片は先端が反り返る。雄花にはオシベが6本、雌花には子房が3室・柱頭が3本ある。
e0145782_531037.jpg

e0145782_5313014.jpg

ギンラン[銀蘭](ラン科)
高さ30~50センチの多年草。小さくてあまり目立ちません。茎の先に白色の花を数個付ける。
e0145782_533414.jpg

以上
by midori7614 | 2015-05-12 05:35 | 関東のみどり