のん木草・みどり見て歩き

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スナップエンドウ

スナップエンドウはアメリカから導入されたエンドウの品種。スナックエンドウ(他にスナップタイプエンドウ、スナックタイプエンドウなど)と呼ばれることがあるが、これは商品名として扱われており、1983年(昭和58年)農林水産省により名称が統一されスナップエンドウが正式な名称となった。

食べるのに次の特徴があるそうです。
•さやが柔らかく、さやと豆の両方を食べることが出来る。さやは肉厚で甘みが強いが、硬いスジがある。
•さっと塩茹ですると鮮やかな緑と甘みが楽しめる。また、天ぷらにするとサクサクとした食感を楽しめる。
•調理前にスジを取っておく。調理してからだと、スジを取る際にサヤが離れて中の豆がこぼれてしまう。
•肉料理のつけあわせ、サラダなどに用いる。
•鞘インゲンと同様に、長時間加熱すると身が崩れて色も悪くなってしまうため、煮物の彩りとして用いる場合は他の具材とは別に茹でておき、盛りつけの時に添えるようにするとよい。

2歳と4歳の孫が豆好きなので、我が家の庭に、毎年栽培しています。ついでに、花の観察もさせていただきました。

4月下旬に花盛りとなりました。
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つるで近くの棒などにしがみついて、立ち上ります。
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ゴールデンウィークに孫が来ましたので、この豆を取り、茹でて食べました。孫の食育用の栽培です。
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さて、花を観察してみましょう。表面、裏、横からの花の様子を見てみましょう。花弁が5枚ある蝶形花ですが、見たところでは花弁がどうなっているのかが判らない花ですね。
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花の裏側を見ると、緑色が萼で、白いのが花弁ですね。
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花を1個いただき、分解しながら、花の構造を確認してみましょう。
豆の花は蝶形花で、5枚の花弁が、旗弁1枚、翼弁2枚、舟弁2枚で構成されています。そのうち、手前の翼弁1枚を剥がして、横から見てみました。
上に立ち上がっているのが旗弁1枚、横の奥にあるのが翼弁、中央下にある小さめのが舟弁2枚が一部合着している花弁です。舟弁の中にオシベ、メシベがあるのですが、この段階では、見えません。
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今度は、花弁を取り外して、分解して並べてみました。上の大きな花弁が旗弁、左右の2枚の花弁が翼弁、下が萼筒に包まれている舟弁2枚です。
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舟弁を押し下げて、オシベ・メシベを上に出してみました。
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更に、萼筒を開いて、オシベ、メシベを基部の方まで見てみました。メシベの柱頭には黄色い花粉が沢山付いています。メシベの子房は緑色で長く、これが豆のさやになることが、この段階でもわかります。
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子房の一部を苦労して、切り取ってみました。丸い粒が種子になる胚珠であることが判ります。
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ご参考に、豆の栽培の注意点を書いておきます。
1.連作に弱い代表的な作物ですので、同じ場所には5~6年作らないようにする注意が必要です。
2.エンドウは酸性土壌が苦手と言われ、種まきの1週間くらい前に、苦土石灰をまいて耕しています。
3.秋まきは種まきが早すぎると、大きくなりすぎて冬に冷害を受けやすくなるので、これも注意したいものです。
以上
by midori7614 | 2012-04-30 07:09 | 身近なみどり

ヒメオドリコソウ(姫踊子草)

ホトケノザ、オドリコソウを掲載しましたので、同属で残っていますヒメオドリコソウも掲載させていただきます。

ヒメオドリコソウ は、ヨーロッパからの帰化植物シソ科オドリコソウ属の越年草の野草です。原生地以外でも道端や空地、畑などのありふれた雑草として知られ、北アメリカでは地域によっては侵入植物種として扱われる。日本では明治時代中期に帰化した外来種で、主に本州を中心に分布する。春の日溜まりに,群生しています。先端の方の葉は黒紫色で,そこから小さなピンクの花が覗いています。
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しばしば同属のホトケノザとともに生えており、葉と花の色が似ているが、上部の葉の色づくこと、葉の先端が尖るほか上部の葉も葉柄を持つことで容易に見分けはつきます。
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茎は根元で枝分かれし、草丈は10cm~25cmまれに30cm程度に達する。茎には短い毛があり、、四角い断面をしている。
シソ科なので、葉が食用とするシソ(紫蘇)の葉に似ており、上側は赤シソ(紫しそ)に似た紫色で、裏側は緑色をしています。葉は対生し、長さ1、2cmの葉柄をもつ。葉身は長さ2から4cm程度の卵円形で縁は鈍い鋸歯を持つ。葉脈は網目状で窪み、全体に皺があるように見える。上部では暗紫色を帯びる。葉をもむと悪臭がある。
茎の節には唇形をした小さな花が輪生します。花は明るい赤紫色の唇形花で、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並ぶ。温暖な地域では年間を通じて開花し、他の花が少ない時期にはミツバチにとっては重要な蜜の供給源となる。日本の関東地方では3月から5月にかけて開花する。
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花に着目して、観察してみました。
唇形花の上唇弁の内側下にオシベが見られます。
メシベは曲がって、柱頭は中央の位置に垂れ下がっています。
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唇形花の真正面の花(右)と横向きの花(左)のツーショット。
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花1個を取って、アップしてみました。
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上唇弁(左)と下唇弁(右)に裂いて、分けてみました。オシベ、メシベが下から出ているのが判ります。
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以上
by midori7614 | 2012-04-29 06:26 | 身近なみどり

オドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)

ゴールデンウイークに入り、本日午後から息子家族が泊りがけで、遊びに来ることになっています。夕方~夜を、ブログ作成の時間にしていましたが、息子家族が来ている間は、この時間帯に、パソコンに向き合っていることができませんので、本日からしばらくの間、息子家族が寝ている間の早朝に、ブログ更新をすることにします。

4月23日に取り上げたホトケノザと同属のオドリコソウを、本日のブログに掲載させていただきます。
オドリコソウは北海道から九州に分布する多年生草本です。朝鮮半島から中国にも分布しているそうです。
地下茎で広がり、野山や野原、半日陰になるような路傍や山裾・竹林・河川などに群生しています。身近な所では、東高根森林公園、新宿御苑、調布野草園などで見られます。
花は数個輪生状態になって茎の上部の葉腋に数段につけます。一番目の花が咲き終わるとその上に控えていたつぼみが開花するので、花期は長いです。高さは30~50cmくらいになります。葉は対生し、全体に縮れてしわが多い感じです。
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葉の形は卵状3角形から広卵形で上部の葉は卵形で先がとがり、縁は粗い鋸歯状になり、基部は浅心形で葉柄があります。
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花の色は白から薄い桃色まであります。花の色は淡紅紫色と白色があり,地域によってだいたいどちらかに決まっており,両方が混生することはほとんどありません。
花の形が面白く、和名は花の形を、笠をかぶった踊り子が並んで踊っている様子に例えたものです。横から見る限りでは、唇形花のどこにオシベ、メシベが隠されているのか判りません。
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やや下から見上げるように撮影してみると、上の唇弁の内側下に、黒っぽいオシベの花粉袋が見えます。
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花を一ついただき、観察させていただきました。
まず、花をアップして見ました。花の形を扇子を持って菅笠をかぶった踊り子に見立ててこの名があるとのことですが、そのように見えますか?唇形花の下唇弁には、虫を蜜へ誘導する黄色いガイドマークが見えますね。
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上の唇弁の内側下に、オシベの花粉袋4個とその中央に白い二又の柱頭のメシベ1個が見えます。
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下唇弁を裂いて、拡げてみました。黒っぽい花粉袋4個と白いメシベ1本が確認できました。
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メシベをアップして見ると、花粉を付着させる柱頭は二又に分かれています。
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オシベ花粉袋をアップして見ると、黄色い花粉がこぼれ落ちています。
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若葉は食用になり、根は薬用になると書かれていますが、私は食べたことはありません。

同じ属で同じ頃に花が咲く近縁種に,ヒメオドリコソウやホトケノザがあるが,草丈が足首ぐらいまでとごく小型なので,すね以上になるオドリコソウとは簡単に見分けがつきます。
ヒメオドリコソウ。
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ホトケノザ。
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ご参考
ヨーロッパ原産のツルオドリコソウ。黄色い花をつける。
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以上
by midori7614 | 2012-04-28 11:25 | 身近なみどり

里桜・普賢象(フゲンゾウ)

昨日26日は、私が今年度会長を引き受けている山の会の毎月1回の定例会で、終日多忙に過ごしてしまいました。本日27日は、かわさき市民アカデミーのサークル「みどり会」で、四季の森公園で観察会の予定でしたが、雨天中止になりました。次回の公式予定は、5月9日のかわさき市民アカデミーのサークル「葉っぱ会」の都立薬用植物園観察会ですので、ゴールデンウイークをはさむ10日間は個人の予定ばかりとなりました。この間に、4月に撮影した写真を整理してみたいと考えています。

まず、オオシマザクラ系統の園芸品種の八重桜である「普賢象」を取り上げてみました。
里桜の言葉の解釈には、二通りあります。広い使われ方では、人間が何らかのかかわりをもって育成している園芸品種をさしていますが、狭い使われ方では、オオシマザクラ系統の園芸品種だけをさしています。
「普賢象」は、里桜の中でもかなり古い分類に入り、室町時代には既に知られていたとされています。
花は八重咲きで、大輪の花を咲かし、4月の下旬に最盛期を迎えます。
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花は若いうちは薄紅色をしており、徐々に白くなっていきます。
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最盛期を過ぎると徐々に花の中心部が赤く染まる。
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葉は生え始めは赤っぽく、徐々に緑になり、秋には紅く紅葉します。葉のふちはギザギザにささくれています。
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萼は漏斗状です。桜の種類や品種を判定する場合には、萼筒、萼片の形状や毛の有無、花柄の毛の有無の特徴が決めてとなることも多いです。
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雌しべは、花の中央から2本出ており、細い葉のように葉化(ようか)し、その先端が屈曲しています。その形が、あたかも普賢菩薩の乗る象の鼻に似るところからこの名前がつけられたと言われています。メシベは葉の変化したものですから、祖先返りで葉に戻るのは自然の成り行きであって、何も不思議なことではありません。
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花を分解してみましたら、この花の場合は、花弁は36枚でした。図鑑では、30~40枚と書かれていますので、妥当な枚数ですね。
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以上
by midori7614 | 2012-04-27 21:03 | 身近なみどり

サンショウ

我が家の庭のサンショウの花が咲き始めましたので、毎年、若葉を採取し、木の芽煮を作ります。トゲがある木なので、指先がチクチク刺されて痛いですが、木の芽煮が美味しいので、我慢と忍耐の作業です。

サンショウは、日本全土の山野の林の中や林縁に普通に見られるミカン科サンショウ属の落葉低木で、庭などにも植栽されています。
刺が多く、小枝の葉の基部に1対あります。
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葉は、奇数羽状複葉(うじょうふくよう)で、小葉は長さが1~3.5センチで11~19枚あり、長楕円形で、縁(ふち)はぎざぎざです。
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春になると葉の付け根に、緑黄色の小型の花を多数つけます。
雌花と雄花が別々の雌雄異株(しゆういしゅ)です。
雄木。
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雄花。
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雌木。
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雌花。
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花が咲き始める頃に、柔らかい若葉を煮て、食べると美味しいです。上が煮た物、下が煮る前の若葉です。
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秋には表面がでこぼこした小さい球形の果実をつけます。
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やがて、果実は赤く熟して、果皮(かひ)が裂けて中から黒い種子がこぼれだします。
夏から秋にかけて、果実が赤く色づくころに果実を採取します。
それを、天日で乾燥させてから、たたいて種子を出して果皮だけにします。
これを生薬(しょうやく)で山椒(さんしょう)といいます。
山椒(さんしょう)の成分のサンショオールやサンショウアミドは大脳を刺激して、内臓器官の働きを活発にする作用があるとされていて、胃腸の働きの弱くなった消化不良や消化不良が原因の胸苦しさ、みぞおちのつかえ、腹の冷え、腹部のガスの停滞、それに伴う腹痛に効果があります。
山椒(さんしょう)は、刺激が強いので、炎症性やかいよう性、発熱性のような激しい病気の場合は使用を避けます。
以上
by midori7614 | 2012-04-26 19:38 | 身近なみどり

アオキ

アオキは、サンシュユ、ハナミズキ等と同じ仲間のミズキ科の常緑樹です。葉っぱと赤い実が目立っていますが、小さな花は地味ですので、見落としされることが多いです。花の盛りは短いですが、まだ見られるので、身近なところで、見てあげて下さい。

2月には、赤い実がきれいでした。
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例年ですと、3月に花が開花しますが、今年は、4月2日でも、まだつぼみでした。
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アオキは雌雄別株です。
雄の木の雄花です。オシベ4個。黄色い葯に花粉がある。中央の緑色の1個はメシベですが、退化しており、肝心の花粉を付着させる柱頭は見当たりません。
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次に、雌の木の雌花です。メシベの子房のしっかりした存在を見てください。オシベは見当たりません。
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以前に、こんな話を、読んだ記憶がありますが、著者と本の名前を覚えていません。
18世紀の中ごろに、長崎出島のオランダ商館に来ていたイギリス人が、冬に赤い実を付けているアオキを見たそうです。ヨーロッパにはないきれいで、大き目の、赤い実ですので、クリスマスの時に売れる植物として、植物ハンターとして、大事に持ち帰ったそうです。イギリスで、毎年大切に育てて、赤い実を付けたら、それをまいて増やそうとしたとのことです。しかし、毎年、花は咲けども実のひとつだに付けません。後日、雌雄別株であることが判りましたが、当時、イギリスと日本は通商がなかったので、雄のアオキを手に入れることが出来ませんでした。19世紀後半になって、ようやく、日本からアオキの雄の木を手に入れ、雌の木に赤い実を付けさせたそうです。約100年間、アオキの雌の木は、日本から雄の木が来るのを、首ならぬ枝を長く伸ばして待ち焦がれていたそうです。人間は何年待っていられるでしょうか? 植物の忍耐力というか一途な思いに感心させられます。
 この話しは、私の得意とする受け売りの話しですので、真偽の程は判りません。ご興味のある方は根拠を示す文献を探してみてください。
以上
by midori7614 | 2012-04-25 17:49 | 身近なみどり

ニリンソウ

我が家の北側の日陰に、ニリンソウが植えてあり、40年ほど生き残ってくれている。今年は、ようやく、花が咲いてきたので、観察しながら、調べてみました。

深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、柄はない。短くても葉柄があれば、サンリンソウとのことであるが、まだ、サンリンソウを見たことがない。
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つぼみをアップしてみました。つぼみの外側が淡い赤紫色を帯びています。これは紫外線を防止しようとした色なのかなと推測してみました。
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つぼみが少し開き始めました。
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開花した花を覗きこんで見ましたが、メシベ、オシベはまだ未熟のような感じです。
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開花した花を覗きこんでみました。
一般的には、3~6月に、白い萼片を持つ花をつける。花は直径1.5~2.5cmで、花弁はなく、白い5~7個の萼片が花弁のように見えるそうです。花弁はどうなってしまったのでしょうか?
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花の中央のメシベ、オシベをアップしてみました。退化した花弁の痕跡を探してみましたが、見つかりません。花弁にならずに、オシベとなっているのかなと推測してみました。
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そこで、花を摘んできて、分解しながら観察してみました。
この花は、白い萼片が6枚の花でした。
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中央のメシベは7個、その周囲に白い花糸のオシベが30本ほど数えられました。オシベのうち、外側にあるのには、花粉が付いていないみたいで、花粉袋に相当する部分が白いのが数本あります。もしかしたら、これが花弁になりそこなったものなのかな?とも推測してみました。花弁がどうなったかの結論はまだ判りません。そのうち、気にしていれば、何かの文献で判る日がくるだろうと信じることにしましょう。
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ニリンソウは、東アジアに分布します。日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、主に湿潤な山地の林床や周辺部に生育しているそうです。身近な所では、東高根森林公園、神代植物公園、野川公園、調布野草園などで見られます。

根茎は「地烏(ジウ)」と呼ばれ、漢方薬として用いられるそうです。
また、若葉は山菜として食用とされますが、有毒植物であるトリカブトの若葉に似ていることから注意が必要です。

参考
イチリンソウ。
花の直径が3~4cmと大きいのと3出複葉に葉柄があり、小葉は羽状に深く裂けているので、一度見ると、すぐ区別できます。身近な所では、小山田緑地、高尾山小仏などで見られます。
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以上
by midori7614 | 2012-04-24 18:28 | 身近なみどり

ホトケノザ

かわさき市民アカデミーのみどり学講座、ワークショップ、そのサークル「みどり会」、「葉っぱ会」、私の所属している山の会などで、撮影した写真は、そのまま見て歩き写真として掲載しました。これからは、ゴールデンウイークをはさみ、当分、計画がなくなりますので、個人として見て歩きして、観察したり調べた、身近で見られるものを中心に、ブログに掲載します。

我が家の庭に、3月から咲き続けているホトケノザを、観察しながら、調べてみました。

ホトケノザは、葉は半円形で丸く、茎を抱くように向かい合わせに付いているので、仏様が座っている台座のようであり、花の名前の由来であるとのことです。
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シソ科ですが、一見してランの花に似た、可憐で美しい花です。
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花は唇形花の名前のとおり、上唇と下唇を開いたような口のような形である。この唇で蜂を呼び寄せ、下唇に着陸させる。花を取ってきて、花だけアップして撮影してみました。
横から見ると
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やや下から正面を見ると
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横と正面の様子を並べて見ました。
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すると、上唇には蜜のある奥に誘導する線があり、蜂は奥に潜り込むとのことですが、その様子はまだ見たことがありません。奥に進むと上唇の下に隠されていたオシベが下がり、蜂の背中に花粉を付ける仕組となっているそうです。花を上唇と下唇に分解して、その様子を確認してみました。
オシベの花粉袋が2個付いているように見えます。
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授粉を蜂に依存するために、蜂を誘い込む巧妙な口となっているそうです。蜂が少なくなる季節となると、無駄に口を開かずに、つぼみのままで自家受粉して実を結ぶそうです。
閉鎖花。
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口を開く時と、閉じることを心得ている仏様のようなお利口さんの花ですね。
春の七草のホトケノザは、キク科の「コオニタビラコ」と別の草です。シソ科のホトケノザが人間に可愛いと認められるようになって、春の七草のキク科のホトケノザはホトケ(仏)からコオニ(子鬼)と改名され、「コオニタビラコ」と嫌われものの名前となったようです。植物の世界の名取・名跡争いも厳しいものだと思いました。

なお、同じシソ科で花の構造が同じ、ヒメオドリコソウが同じ場所に、同じ時期に咲いています。葉の形状が違いますので、間違えないように、ご参考に掲載しておきましょう。
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以上
by midori7614 | 2012-04-23 17:47 | 身近なみどり

4月18日と20日 小金井公園の桜以外の植物

昨日に引き続き、18日の下見の際に、小金井公園で桜以外に撮影してきた写真を掲載します。かわさき市民アカデミーみどり学Ⅱワークショップ参加受講生のご参考になればと願っています。

トウカエデの若葉のタイプ2種類。
赤褐色を帯びた若葉。
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緑色の普通の若葉。
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ハナモモ。
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源平咲きのハナモモ。
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サンシュユのメシベ(これから果実になるところ)
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ハナミズキ。(苞葉が開いたが、花はまだ固いつぼみ)
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ヤマモモの雄花序。(ここでは、雌花序は見られなかった。)
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キブシの雌花(ここでは、雄花は見られませんでした)
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ムラサキケマンと白花のムラサキケマン。
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キランソウ。
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花をアップ。
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タチツボスミレ。
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花をアップ。(同定ポイントの小苞葉が花茎の上部に見られます。)
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以上
by midori7614 | 2012-04-22 20:09 | 関東のみどり

4月18日と20日 小金井公園の桜

かわさき市民アカデミーみどり学Ⅱワークショップの受講生だけで行う少人数観察会が昨日20日に、小金井公園で実施しました。私は、この観察会のサポーターを引き受けていますので、18日に下見をし、20日当日はサポーターに徹しました。

参加された受講生18名の方の復習になればと考え、18日の下見の際に、撮影した写真を掲載します。見た桜を思い出してみて下さい。

大木のオオシマサクラ。
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大木のオオシマサクラの幹・枝ぶりを内側から見る。
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花と葉。
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大木のヤマザクラ。
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花。
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良く見ないと判りにくい「カスミサクラ」
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同定ポイントは小花柄に毛が生えている。
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咲き残っていたカンヒサクラ。
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エドヒガン系統の八重紅枝垂れ。
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エドヒガンの特徴は萼筒がつぼ状で有毛。
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他に、きれいに咲いていた園芸品種のサクラ。
一重の桜で一番大輪の「太白」。
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八重の桜で一番大輪の「白妙」。
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クマリンの芳香の一番強いオオシマサクラ系の「駿河台匂」
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一葉。
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江戸。
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楊貴妃。
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関山。
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白雪。
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薄墨。
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ウコン。
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以上
by midori7614 | 2012-04-21 18:43 | 関東のみどり