のん木草・みどり見て歩き

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12月1日(火)養老渓谷・亀山湖バスハイク観察会

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の通算23回目のバスハイクで、山梨房総半島の養老渓谷と亀山湖へ行ってきました。行程は次の通りでした。
川崎駅西口8:10→東京湾アクアライン・海ほたる(トイレ休憩のみ)→市原鶴舞IC9:15→養老渓谷・十字路のやまびこ食堂(トイレ休憩と昼食弁当積み込み)10:00→水月寺近くの路上で下車(バスだけは滝見苑バス駐車場へ移動)10:05→滝めぐり遊歩道3.2kmを散策(水月寺→0.5km→小沢又の滝→川沿いの平坦道2.7km→川原で昼食→粟又の滝→12:45滝見苑バス駐車場(お土産物店山恵のトイレ使用)12:55→養老渓谷・十字路のやまびこ食堂(トイレ休憩、地場野菜などお土産購入、「老川もみじ郷」見物と房総の地形など説明)13:30→縣崖境(車窓)→亀山湖ダム(車窓)→笹地区亀山湖畔公園(下車・トイレ休憩)14:30→笹川湖・道の駅ふれあいパーク・きみつ(立ち寄りは未定)→(房総スカイライン)→君津IC→15:30東京湾アクアライン海ほたる(休憩)16:00→16:30川崎駅西口(解散)

11月は雨降りの日が多くて、週間天気予報が出る1週間前には、どんな天気になるか心配していましたが、快晴、降水確率0%、無風、小春日和の行楽には絶好の良いお天気となりました。粟又の滝付近と亀山湖へ向かう一車線しかない狭い道路の渋滞が心配されましたが、進行を早め早めに進めることにより、進行は予想外に順調に推移し、予定よりも早めに川崎へ戻れました。過去13年間に22回実施したバスハイクでもこんな良い天気を記憶していません。無事に実施できたので、結果論としては、大変良かったと思います。

観察会の講師は今回5回目の評判の良いN先生で、随所で立ち止まって、懇切丁寧な説明をしていただきました。参加者はよくご理解いただいたことと思いますが、更に、ご参考になればと願い、今回見られた植物を、私なりに簡単に説明しながら掲載します。

まず、水月寺から養老川までの台地で見られた植物を掲載します。
ツルウメモドキ(蔓梅擬) ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉つる性木本。
果実は秋に淡黄色に熟し、3つに裂開し、赤い仮種皮に被われた種子が現れる。これが美しいので生け花や装飾用に使われる。種子は鳥に食べられて散布される。
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ユズ(柚子) ミカン属の常緑小高木。
枝には鋭い棘があり、葉柄には幅広い翼がある。果皮の表面はでこぼこしている。種子の多いものが多い。酸味は強く、香りもある。実成りが遅いことでも知られ、「ユズの大馬鹿18年」などと呼ばれることがある。
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マユミ(檀、真弓、檀弓) ニシキギ科 ニシキギ属の落葉低木。
果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった四裂の姿です。果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。
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ニシキギ(錦木) ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。
果実は楕円形で、熟すと果皮が割れて、中から赤い仮種皮に覆われた小さい種子が露出する。これを果実食の鳥が摂食し、仮種皮を消化吸収したあと、種子を糞として排泄し、種子散布が行われる。
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コバノガマズミ(小葉莢迷) スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
名の由来はカマズミに比べると葉が小さいため。枝は灰白褐色。 葉は単葉で対生。 葉身は倒卵状楕円形。
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ガマズミ(莢蒾) スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
葉は対生し、細かい鋸歯がある卵型から広卵形で10cm程度。果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。
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ムラサキシキブ(紫式部) シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木
葉は黄緑で洋紙質、薄くて表面につやはない。秋に果実が熟すと紫色になる。果実は直径3mmで球形。栽培品種には白実のものもある。
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アワブキ(泡吹)黄葉。 アワブキ科アワブキ属。
葉は互生し、枝先に集まる。名前の由来は木を燃やすと切り口からたくさんの泡を出すことから。葉は倒卵状長楕円形。先は鋭くとがり、基部は広いくさび形。質は薄い。側脈は20~28対でほぼ平行に並ぶ。
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アセビ(馬酔木)花芽。 ツツジ科 アセビ属の常緑低木。
枝先に複総状の花芽の花序を垂らす。早春になると多くの白くつぼ状の花をつける。名前の由来は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになるからとされる。
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次に、養老川沿いの遊歩道で撮影した紅葉と植物を掲載します。
まず、風景写真です。崖は砂岩の地質で、地層が褶曲し、フリッピンプレートが房総沖で、シナプレートの下に沈み込むことにより隆起したことにより房総の山ができたことが判る。斜面の樹木は落葉樹で紅葉するが崖上は暖地であるので、常緑樹が多い。植生の特徴が興味深い。
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粟又の滝。
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ここで見られた植物。
イボタノキ(水蝋樹・疣取木) モクセイ科の落葉低木。
花期は初夏、ギンモクセイに似た芳香ある筒状で先の四裂した白い小さな花を、総状に小枝の先に密集して咲かせる。花序は先端が垂れる。晩秋には直径6mmほどの楕円形の果実がなる。果実は核果で紫黒色に熟す。
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ホウビシダ(鳳尾羊歯)。チャセンシダ科 ホウビシダ属。
生育環境:山林中の湿った岩上に見られる常緑のシダ。林内の山道沿いの石組みや針葉樹林内の切り立ったウエットな岩壁に群落を形成して生育している。
特  徴:常緑性。葉柄は黒紫色で光沢がある。葉の大きさ25~40cm、単羽状複葉、葉の質は薄い。羽片には下側半分を除いて鋸歯がある。葉柄は赤褐色で光沢がある。
和名は鳳尾シダで、葉の形を鳳凰の尾に擬したもの。
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ノコギリシダ(鋸羊歯)。メシダ科ノコギリシダ属
生育環境:山地の陰湿な斜面、林床で群生する。
特徴:常緑性。根茎は長く這う。葉柄は緑色~暗紫色、基部鱗片は広披針形、褐色。葉身は披針形の単羽状複葉、光沢のある濃緑色で革質。側羽片は10~20対、下部では有柄で上部に向けてしだいに小さくなり、頂羽片はない。側羽片の辺縁は鋭鋸歯状で、後部はくさび形、前部基部に耳片がつき、葉脈部分はくぼむ。胞子嚢群は線形で中肋寄りにつく。
側羽片の形と辺縁の鋭鋸歯を鋸に見たてたことが名の由来。
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ハダカホオズキ。ナス科の草本。秋に真っ赤な実をぶら下げるようにつける。
花期は8-9月。花は白から次第に淡黄色になる。液果は球形で径6-7mm、赤く熟する。萼は果実になるときに僅かに膨らむが、ホオズキ属のように果実を包むまで膨らむことはない。果実がホオズキのように袋に包まれておらず、裸であることからこの名がある。
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イヌビワ(犬枇杷) クワ科 イチジク属の落葉 小高木。雌雄異株。
この実に見えるのは、雄花。雄花の奥側には雌花に似た「虫えい花」(花柱が短く、不妊)があり、これにイヌビワハチが産卵する。翌年春にこれが幼虫になる。幼虫は虫えい花の子房が成熟して果実状になるとそれを食べ、成虫になる。初夏になると雌成虫は外に出るが、雄成虫は花序の中で雌成虫と交尾するだけで一生を終える。雌成虫は雄花序の出口付近にある雄花から花粉を受け、この頃(初夏)に開花する雌花序に入った際には授粉をする。イヌビワとイヌビワコバチの共生関係は複雑ですね。
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フサザクラ(房桜)葉。フサザクラ科フサザクラ属。
葉は互生し、長さ6~12㎝の円形、先端が尾状にとがり、長い葉柄がある。葉脈は深く、葉の縁には不規則な鋸歯がある。
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フサザクラの倒れそうな幹とピンチヒッターになろうとするヒコバエ。
谷の源頭部や崩壊地、河原などに群生して群落を形成する。土石流などに押し倒されると地下に埋もれた幹から多数の地上茎を出して再生する。
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アブラギリ(油桐)葉。 トウダイグサ科の落葉高木。
葉の形はキリに似る。葉の基部には柄のついた蜜腺が1対ある。
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カラスザンショウ(烏山椒)葉。 ミカン科サンショウ属の落葉樹。
普通のサンショウに比べて、はるかに大きな葉をつける。サンショウ同様、葉には油点があり、特有の香りがある。
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キセキレイが対岸を歩いていました。
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午後から立ち寄った「老川もみじ郷」の紅葉。
ここの崖も、房総半島が海底堆積物が隆起してできたことを物語っていて、地質学として興味深い。
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最後に下車した亀山湖畔公園の風景。ここは静かな場所で、ほっとできました。
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クスノキ(樟、楠) クスノキ科ニッケイ属の常緑高木。
果実の基部には萼のように膨らむ部分がある。本来の萼ではなく、花柄の一部が膨らんでできる花托である。千葉県でナンジャモンジャの木と言えば、このクスノキです。
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イロハカエデ(いろは楓)ムクロジ科カエデ属の落葉高木。
日本では最もよく見られるカエデ属の種で、紅葉の代表種葉は長さ 3.5~6cm、幅 3~7cm で、掌状に深く 5~9裂する。
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(山茶花)花。 ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。花。
秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせる。野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白色であるのに対し、植栽される園芸品種の花の色は、赤色や白色やピンクなど様々である。
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アオサギとオオバンが見られました。
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他に、返り咲きのミツバツツジ、咲き残りのシロヨメナ、アキノタムラソウの花も見られましたが、写真撮影を見送りました。
以上
by midori7614 | 2015-12-02 21:47 | 関東のみどり

11月19日高尾山頂上付近見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、高尾山頂上付近の紅葉の見て歩きをしてきました。1週間前から発表されていた週間天気予報では、17日までは、曇り時々雨・降水確率50%でしたが、前日18日夕方の予報で、日中降水確率0~10%と雨の心配はなくなっていましたので、実施しました。前日午後から、しっかり降っていた雨は、朝方には止み、朝早くは晴れ間が出ていましたが、10時以降は、ほとんど曇り空でした。見て歩きコースは、雨上がりで滑りやすい道をなるべく通らないように変更して、全員転ぶことなく歩き、リフトが込み始める直前に、早めに下山しました。歩いたコースは次のとおりでした。
ケーブルカー頂上駅⇒霞台⇒(1号路・女坂)⇒薬王院⇒3・6号路合流点⇒(5号路)⇒紅葉茶屋[なめこ汁で昼食]⇒(5号路)⇒高尾山頂下トイレ⇒高尾山頂上⇒(1号路)⇒不動堂⇒薬王院本堂⇒[男坂]⇒浄心門⇒リフト山上駅。

見られた紅葉風景などを見られた順に、ご参考に掲載します。

朝早くは、青空でしたので、高尾山駅からケーブルカー乗り場へ急ぎました。
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高尾山駅近くで、川沿いの紅葉。
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ケーブルカー乗り場手前の広場の紅葉。
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ケーブルカー頂上駅から北方の中央道と圏央道のジャンクションの風景。手前の紅葉は、主としてイヌブナ。
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イヌブナの黄葉⇒褐葉。
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霞台から南方の川崎~横浜方面の黄葉。
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霞台から南方の相模湾方面の紅葉。
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霞台付近のブナ大木。
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霞台付近のコナラの大木。
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霞台付近のケヤキの大木。
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メグスリノキ(目薬の木、目薬木)の葉表を見る。
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メグスリノキの葉裏を見る。
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メグスリノキの葉。葉は長さ5~13cm程度で、三枚の小葉からなる三出複葉。葉柄が毛深いのが特徴。
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日が当たって、光合成でブドウ糖が出来た部分は紅葉するが、日陰で光合成できなかった部分は緑色のまま。
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シロダモの赤い実。
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マユミの桃色の実。
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薬王院の紅葉。
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イタヤカエデ(板屋楓)  長さ、幅ともに5~10cmで、掌状に浅く裂け、無毛で鋸歯がなく秋には黄褐色となって散る。
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ウリハダカエデ(瓜膚楓) 葉身は、長さ、幅ともに6-15cmの扇形5角形で、浅く3-5裂し、裂片の先端は尾状に鋭くとがり、基部は浅心形から切形になり、縁には不ぞろいの重鋸歯がある。
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オオモミジ(大紅葉) 母種のイロハカエデとよく似る。葉の縁が、細かい単鋸歯なのと、葉が大きいことで区別できる。 葉は対生で、掌状に7~9裂する。
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カジカエデ(梶楓) 葉は5角形で中裂する。大きさは長さ4~14cmで、変異が大きい。上部の3裂片が大きく、縁には荒い鋸歯がある。
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カナダの国旗であるメープルカエデと似ている。
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クロモジ(黒文字) 葉は洋紙質で楕円形、深緑でつやはない。葉裏はやや白っぽい。黄葉する。
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クロモジの丸い花芽と尖った葉芽。
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ダンコウバイ(檀香梅) 葉質はやや厚く、表面はつやのない緑、若葉の裏面には毛が生えている。黄葉する。
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ダンコウバイは、葉によって裂け方にかなり個体差があり、裂けない葉もある。
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アブラチャン(油瀝青) 質は薄く卵型から楕円形。全縁で葉先はとがり、葉柄は赤みを帯びる。黄葉する。
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ヤマボウシ(山法師、山帽子) 葉は対生し、楕円(だえん)形または卵円形で長さ4~12センチ、全縁でやや波打つ。
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同じ仲間のハナミズキと一緒で紅葉が綺麗。
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シラキ(白木) 葉は互生し、葉身は楕円形~広卵形。表面は無毛で少し光沢がある。縁は全縁だが、大きな波状となる。
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シラキは、秋には紅~サーモンピンクに紅葉する。紅葉の綺麗なナンキンハゼの仲間で、綺麗に紅葉する。
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紅葉台の紅葉。
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枝垂れカキノキ。
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花では、オクモミジショウマ、カシワバハグマ、シラヤマギク、オヤマボクチが見られましたが、咲き残りできれいとは言えませんでしたので、掲載を省略します。
以上
by midori7614 | 2015-11-20 15:32 | 関東のみどり

11月12日 養老渓谷滝めぐり粟又遊歩道の下見 

かわさき市民アカデミーのみどり学受講生の有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」は、12月1日に養老渓谷バスハイクを予定しています。まだ、紅葉の時期ではありませんが、良いお天気なので、下見を早めにしてきました。なお、12月1日は紅葉の最盛期ですので、平日でも、道路は午後からかなり渋滞するようなので、次の行程を考えています。
川崎駅西口8:00→東京湾アクアライン・海ほたる(トイレ休憩のみ)→木更津東IC→10:00~10:30養老渓谷・十字路のやまびこ食堂(トイレ休憩と昼食弁当積み込み)→10:30~11:00水月寺近くの路上で下車(バスだけは滝見苑バス駐車場へ移動)→滝めぐり粟又遊歩道3.2kmを散策(水月寺→0.5km→小沢又の滝→川沿いの平坦道2.7km→粟又の滝→滝見苑バス駐車場(お土産物店のトイレ使用)13:00→養老渓谷・十字路のやまびこ食堂(トイレ休憩と「老川もみじ郷」見物と地場物産のお土産購入)14:00→亀山湖(車窓見学または下車は未定)15:00→木更津東IC→東京湾アクアライン海ほたる(休憩とサンセットの富士山見物)→川崎西口(17~18時頃)
上記の行程のうち、滝めぐり粟又遊歩道3.2kmを歩くコースを下見した写真を、参加申込者のご参考になればと考え、ブログに掲載します。

まず、結論から入りますが、12月1日は次の地図の赤色の道を歩く予定です。そして、ガイド講師のN先生に、紅葉や果実などの説明をしていただく計画です。養老川へ下る部分と上がる部分には階段がありますが、その他は平坦な遊歩道です。
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では、このコースで、今回下見で見られた風景、植物を、スタート地点(バスを下車する場所)からバスに乗車する地点(滝見苑バス駐車場)まで歩いた順に掲載させていただきます。

スタート地点(バスを下車する場所)は178号線の老川交差点から2kmほどの水月寺入口です。
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バスから下車し、歩き始める遊歩道の入口。
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水月寺山門前。
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水月寺本堂と境内。つつじの頃は、見学する価値がありそうですが、紅葉の時期は、特に、見どころがないので、当日は山門前を素通りさせていただくつもりです。
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なお、今回は下見で、境内で撮影した植物はツワブキの花とソヨゴの赤い実だけでした。
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庄兵衛どんの植木直売の前を通過。岩ツツジなどの植木を育てて、売っているところなので、ツツジのころは見学する価値がありそうですが、今回は素通りします。
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この辺では、今回下見で見られた植物を掲載して見ます。
ツルウメモドキの実。
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ユズの実。
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椿の品種。
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サザンカの花。
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セイヨウアサガオの品種。
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リンドウ花。
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ノコンギクの花。
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センニンソウの実。
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幻の滝(別名:小沢又の滝)入口。
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今回は下見でしたので、見物料金@200円を払って、滝を見に行ってきました。仮設の工事パイプでかなり無理した階段を下り、登りするので、団体で歩くのに危険と思われるし、時間がかかるので、12月1日当日は見送るつもりです。こんな滝です。
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幻の滝入口を過ぎたところで、クサギとマユミの実がきれいに見られました。
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遊歩道も、ここまで650mは平坦な良い道ですが、ここから150m位が下り道になります。歩道利用上の注意を書いた看板があります。この看板の手前にトイレがあり、使用可能です。
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養老川に出たところ、川を渡る手前の川岸には休憩可能な広場がありますが、ここでは、まだ歩き疲れを感じないので、休憩をとる気分にはなりませんでした。
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安定した横断飛石を渡り、反対側の岸を上流へ遊歩道が付いています。
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崖の地層がはっきり見えます。右側が上がった褶曲です。プレートが下へもぐりこんで突き上げた褶曲だろうと思いました。房総半島の地形・地質を学ぶのには良い断層だと思いました。
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植物では、川原内の木にしがみついているテイカカズラの果実が見られました。これは当日も見られそうかなと思いました。
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ご参考:果実の中に入っている種子。
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遊歩道は平坦ですが、ところどころ水たまりや濡れている所もあるので、滑らないように注意が必要です。
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ベンチが二つだけありました。でも、26名の団体では、ちょっと使い難いですね。
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千代の滝が支流として養老川へ合流してきます。
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ようやく、このあたりの上流で、紅葉が少しだけ始まっていました。光が当たるところがきれいに見えるのですね。
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避難口2番の通路は道幅が広いし、粟又の滝手前5分(バス駐車場のトイレまで10分)の場所ですので、ここなら、昼食の場所に使うことが可能かと思いました。
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粟又の滝。ここには、河原に少し広い場所があり、空いていれば、昼食場所としては、一番良いと思いました。しかし、当日は、紅葉見ごろで大混雑しておると、昼食を取れないのでは思います。また、お天気が良くても、風が強い場合とか気温が低い場合には、河原での昼食は難しいかもしれないと思いました。
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粟又の滝から滝見苑バス駐車場に登る道。
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登り切って、178号線の道路に出る場所。
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バス駐車場は「山惠」と言う売店の左側。
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昼食をどこで、何時頃に食べるか?
昼食を食べる場所の近くにはトイレがあった方が良い。トイレはゴール地の駐車場のところにしかない。

昼食についてはまだ未決定ですが、下見した私の意見としては、出発時には、非常食として、お弁当を携行するが、適当な場所がないと判断した場合には、昼食時間30分程度を見て歩きに使用し、12時半までに駐車場のバスに到着する方針に切り替え、バス車内で昼食を取り、隣接しているお土産物店「山惠」のトイレを使用し、道路の渋滞が本格化する前に、粟又の滝から出発するのが良さそうに思われました。
以上
by midori7614 | 2015-11-15 15:51 | 関東のみどり

11月6日 野川公園と国立天文台見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、野川公園と国立天文台を散策してきました。野川の北側は国分寺崖線(ハケ)の豊かな自然が残る公園です。この時期には、小福桜が咲いています。午前中に、野川公園で観察し、昼食を取ります。午後は、国立天文台へ移動しました。

行程は次のとおりでした。
調布駅北口10:06→(バス)→二枚橋→野川公園(小福桜他~昼食~自然観察園)→野川公園一橋14:47→(バス)→国立天文台見学16:12→(バス)→調布駅北口
予想外の晴天に恵まれ、長い時間の見て歩きをしてしまいました。

見られた主な花や実を、見られた順に、ご参考に掲載します。
○ジュウガツザクラ(十月桜) バラ科サクラ属の桜の園芸品種。
エドヒガン×マメザクラのコヒガンの系統。花が4月上旬頃と10月頃の年2回開花する。花は十数枚で、花弁の縁が薄く紅色になる。また萼筒が紅色でつぼ型である。
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○コブクザクラ(子福桜) バラ科サクラ属の落葉小高木。
ジュウガツザクラ×カラミザクラの雑種。
十月桜(ジュウガツザクラ)と同様に秋から冬、早春にかけて咲く。花径は2、3センチで小ぶりである。花弁数は20枚から30枚である。花の色は白く、散り際に紅色を帯びる。
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○シロバナアブラギク(白花油菊)。キク科 キク属。
 アワコガネギクとリュウノウギクの雑種。この花は花の色は白色でリュウノウギクの血を引いていたがやや小振りで、葉はアワコガネギクに近い形だった。但し、雑種は花や葉など両親の中間の形態となるものの一様ではないので、よく注意する必要がある。
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○サネカズラ(実葛) マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本。
雌雄異株で、雌花の花床は結実とともにふくらみ、めしべの子房がそれぞれ多数らせん状に付く。キイチゴを大きくしたような真っ赤な丸い集合果をつくる。単果は径1cmほどで、集合果全体では5cmほどになる。果実は個々に落ちて、あとにはやはり真っ赤なふくらんだ花床が残り、冬までよく目立つ。
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○キツネノマゴ。キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草。
花は8-10月ころ。茎の先端から穂状花序を出す。花序には花が密につき、それぞれの花は基部に苞があるので、外見ではその苞が並んだ棒状の姿に見える。萼は深く5裂。花はいわゆる唇花型で、上唇は小さく三角形で、先端は2裂、下唇は丸く広がって反り、先端は3裂、全体は白だが、下唇が広く赤紫なので、赤紫の花との印象が強い。
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○ヤクシソウ(薬師草)。キク科オニタビラコ属の二年草。
花期は9-11月で枝の上部に直径1.5 cmほどの黄色い花を固まって咲かせる。花は上向きに開くが、花が終わると下向きとなる。
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○ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナス科ナス属の多年草。
つる性の草本で、他の樹木等に絡み付いて繁茂する。全草に柔らかな毛を持つ。葉はアサガオに似た三裂したものから、卵状のものまで部位によって大きく変形する。果実は秋に1cm程度の球形の実を付け、赤く熟すものが多いが、黄色になるものもある。
ヒヨドリジョウゴの名は、ヒヨドリがこの実を好んで食べることから名付けられたとされるが、実際には特に好んで食べるわけではなく、冬になっても残っていることが多い。全草にソラニンを含むため、食べられない。
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○シロヨメナ(白嫁菜)  キク科シオン属の多年草。名は「ヨメナ」だが「シオン属」です。
初秋から、茎頂で花柄を分けて径1.5~2cm前後のやや小さい白色のキク型の花を皿型(散房状)にやや多くつける。葉は、長さ10cmほどの長楕円形で葉先は鋭三角形です。葉には粗い鋸歯(葉の縁のギザギザ)があります。ノコンギクの亜種。
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○アワコガネギク(泡黄金菊) キク科キク属。
葉は長さ5~7cmの広卵形で 羽状に深裂し、裂片の先はとがる。頭花は黄色で直径約1.5cm。総苞は長さ約4mm。総苞片は3~4列に並び、外片は線形または狭長楕円形。
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○ユウガギク(柚香菊)  キク科ヨメナ属の多年草。 
上部で花茎を分け、初秋から、茎頂に径3cm前後の白から淡紫色の典型的なキク型の花をつける。 葉は、幅3cmほど、長さ8cm前後の卵状長楕円形で、通常、葉縁に鋭く浅い切れ込みか、または羽状の中裂が入ります。
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○カントウヨメナ(関東嫁菜) キク科ヨメナ属 の多年草。
平地、田のあぜや川べりなどに生える草丈50~100cmになる多年草。(茎頂に径3cm前後の白から淡紫色の典型的なキク型の花をつける。ヨメナは食用として美味であることから、「嫁にも食べさせる」という意味合いで、牧野富太郎は「この類中では最も美味でしかもやさしく美しいからである」としている。 但し、ヨメナは美味のようですが、カントウヨメナは食べても美味しくないようです。
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○トネアザミ(利根薊)キク科アザミ属の多年草。
茎の高さが1~2メートルになる大型アザミのひとつ。花は、苞(ほう)に包まれていて刺が全体につく、この刺は花が咲くと後ろに反る。花は、暗赤紫色で長さが1~2センチ、筒型の花が咲く。 
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○イヌタデ(犬蓼) タデ科イヌタデ属の一年草。
秋に茎の先端から穂を出し、花を密につける。花よりも、その後に見られる真っ赤な果実が目立つ。果実そのものは黒っぽい色であるが、その外側に赤い萼をかぶっているので、このように見えるものである。
タデの仲間は花弁がなく、顎がその代わりとなっている。表面にしわがないのがつぼみであり、稔ると表面にしわができる。
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○シュウメイギク(秋明菊) キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間である。高く伸びた花茎の上に大柄な花をつける。花は多数の赤紫色の花弁状の萼片が目立ち、本物の花弁はない。花色は赤紫色であるが、近年、他種との交配品種が市販されるようになり、弁数が少ない品種や白色の品種が多く栽培されて名称の混乱が見られる。 
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○ヒオウギ(檜扇)の実。 アヤメ科アヤメ属の多年草。
花は8月ごろ咲き、直径5 - 6センチ・メートル程度。花被片はオレンジ色で赤い斑点があり放射状に開く。午前中に咲き夕方にはしぼむ一日花である。種子は5ミリメートル程度で黒く艶がある。黒い種子は俗に射干玉(ぬぼたま)と呼ばれ、和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞としても知られる。
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○ヤブラン(藪蘭) キジカクシ科ヤブラン属の多年草。
花は夏から秋に、紫色の小さいもので、穂状に咲く。葉は細長く、先は垂れる。果実は黒色。10月
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○ノコンギク(野紺菊) キク科シオン属。
根出葉は柄があって卵状長楕円形、茎葉は柄がなくて卵状楕円形から卵形で三行脈、縁には粗くて浅い鋸歯が出る。いずれも葉の両面ともに短い毛がある。根出葉は花時にはなくなる。
花は8月から11月頃まで咲く。茎の先端の花序は散房状で、頭花は径2.5cmほど、周辺の舌状花は細長くて紫を帯びた白から薄紫、中央の管状花は黄色。痩果は長さ1.5-3mmで先端には4-6mmの冠毛が多数ある。
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○ホトトギス(杜鵑草)。ユリ科ホトトギス属の多年草。
秋に日陰に多く生える。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になった。但し、葉にある斑点は花が咲く頃には消える。
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○ウバユリ(姥百合) ユリ科ウバユリ属の多年草。
花期は7-8月であり、茎の上部に横向きの花をつける。長さ4-5cmで楕円形の果実をつける。扁平な種子には広い膜があり、長さ11-13mmの鈍3角形になる。[
花が満開になる頃には葉が枯れてくる事が多いため、歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられた。
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○ムサシアブミ(武蔵鐙)  サトイモ科テンナンショウ属。
雌雄異株ですが、栄養状態がよいと雌株に性転換するという変わった性質を持っています。
雄株では、訪花昆虫を外に出して雌株への受粉を円滑にするために、仏炎苞の基部に穴が空いていて訪花昆虫が逃げ出せるようになっています。
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○リンドウ(竜胆) リンドウ科リンドウ属の多年草。
花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせる。高さは50cmほど。葉は細長く、対生につく。
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○センボンヤリ(千本槍) キク科センボンヤリ属の多年草。
頭花は春型と秋型の2型ある。果実は痩果となり長さ6mm、冠毛は褐色になり、長さは11mmになる。秋型の頭花は、自家受粉する閉鎖花で筒状花のみからなる。奥に、果実の痩果と、手前に閉鎖花が見られた。
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○コウヤボウキ(高野箒) キク科コウヤボウキ属の落葉小低木。
1年目の枝につく葉は幅広い卵型、2年目の枝につく葉は細長い。冬には葉を落とし、枝のみが目につく。花は秋の遅く(9 - 10 月)に、1年目の茎に一輪ずつ咲く。頭状花は筒状花のみ十数個からなり、白い房状、長さ1.5cmほどで、花弁は細長くてよじれる。下部は総苞片が重なり円柱形なる。
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○ツワブキ(石蕗、艶蕗)キク科ツワブキ属の多年草。
草丈は50cm程度。地下に短い茎があり、地上には葉だけが出る。葉は根生葉で葉身は基部が大きく左右に張り出し全体で円形に近くなる。長い葉柄を持ち、葉柄は大きく切れ込んだ葉身の中心につく。これらの点はフキによく似ている。その葉は厚くて表面につやがあり、緑色が濃く、若いときには綿毛が多い。花期は10-11月。葉の間を抜けて花茎を伸ばし、その先端に散房花序をつけ、直径5cm程度の黄色い花を数輪咲かせる。フキが夏緑性であるのに対して、ツワブキは常緑性である。
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○ハダカホオズキ。ナス科の草本。秋に真っ赤な実をぶら下げるようにつける。
花期は8-9月。葉は葉腋から1-2個、時に4個まで束になって生じ、長さ1.5-2.5cmの細い柄があって、垂れ下がって開花する。花は白から次第に淡黄色になる。萼は湾状で先端が切れたように平らになり、ほとんど裂けない。花冠は長さ5mm、径8mmほどで短い鐘状、基部はやや筒状になり、先端は5裂し、その裂片は反り返る。雄蘂は花筒とほぼ同じ長さで葯は長さ1mm。液果は球形で径6-7mm、赤く熟する。萼は果実になるときに僅かに膨らむが、ホオズキ属のように果実を包むまで膨らむことはない。また花柄も先端がやや太くなる。種子は扁平で長さ約1.5mm。果実がホオズキのように袋に包まれておらず、裸であることからこの名がある。
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○マユミ(檀、真弓、檀弓) ニシキギ科ニシキギ属の木本。
雌雄異株。果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった四裂の姿。秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。3
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国立天文台の中で見られた花と果実。
○ゴンズイ(権萃) ミツバウツギ科ゴンズイ属 の落葉小高木。
果実は袋果。長さ1cmほどの半月形。果皮は肉質で厚く、9~11月に赤く熟す。熟すと裂開し、光沢のある黒い種子が1~2個顔を出す。種子は直径約5mm。
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○ツルウメモドキ(蔓梅擬) ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉つる性木本。
果実は秋に淡黄色に熟し、3つに裂開し、赤い仮種皮に被われた種子が現れる。これが美しいので生け花や装飾用に使われる。種子は鳥に食べられて散布される。
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ご参考:ツルウメモドキの赤い種子。この姿であれば、ツルウメモドキとすぐに判るが、種子が出ていない上の写真の果実では判りにくい。
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タイワンホトトギス(台湾杜鵑草) ユリ科ホトトギス属の多年草。
茎先に腺毛のある散房花序をつけ、数個の花を上向きにつける。小花柄は1-6cmになり、軟毛が生えるか無毛。花被片は6個で、長さ2-4cm、幅4-11mmあり、ラッパ状に開き、白色から淡紫色で内面に紅紫色の斑点がある。3個の内花被片と3個の外花被片があり、外花被片の方の幅が広く、外花被片の基部に袋状のふくらみが2つにはっきりと分かれる。雄蕊は6個で、花糸は互いに寄り添って立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつける。花柱の先は3つに分かれて球状の突起があり、各枝の先はさらに2裂する。花糸、花柱ともに紅紫色の斑点がある。
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クサギ(臭木) シソ科の落葉小高木。
果実は紺色の液果で秋に熟し、赤いガクが開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きると考えられている。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤いガクからは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができる。
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カラスウリ(烏瓜) ウリ科のつる性の多年草。
果実は直径5~7cmの卵型形状で、形状は楕円形や丸いものなど様々。熟する前は縦の線が通った緑色をしており光沢がある。10月から11月末に熟し、オレンジ色ないし朱色になり、冬に枯れたつるにぶらさがった姿がポツンと目立つ。鮮やかな色の薄い果皮を破ると、内部には胎座由来の黄色の果肉にくるまれた、カマキリの頭部に似た特異な形状をした黒褐色の種子がある。この果肉はヒトの舌には舐めると一瞬甘みを感じるものの非常に苦く、人間の食用には適さない。
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以上
by midori7614 | 2015-11-08 17:32 | 関東のみどり

10月15日 長池公園見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、八王子市長池公園を散策してきました。この公園は、八王子市南西部、多摩ニュータウンの緑の拠点として計画された自然保全型公園です。源流域に広がる雑木林と水をたたえる長池と築地という古い溜池や湿地を包み込むことで、豊かな植生の里山の景観を生み出しています。

行程は次のとおりでした。
南大沢駅→南大沢東緑地→清水入緑地→長池公園南エントランス(トイレ休憩)→(中央園路)→長池公園自然館(昼食・トイレ)→築池→(ながいけの道)→長池→(かんさつの道)→十字路→炭焼き小屋→田んぼ→(つくいけの道)→築池→姿池→長池公園北エントランス→見附橋→(バス)→南大沢駅

南大沢駅からバスでも行けるのですが、往路は南大沢東緑地と清水入緑地の中を歩いて、長池公園南エントランスから入りました。15日までが秋晴れの良いお天気でした。
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長池公園の中は、次の地図の赤線の道を歩きました。
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見られた主な花や実を、見た順に掲載します。
○ガマズミ(莢蒾)。スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、晩秋~初冬の時期がもっとも美味になる。
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○マユミ(檀、真弓、檀弓) ニシキギ科 ニシキギ属の落葉低木。
果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった四裂の姿です。果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。
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○クサギ(臭木)。昔はクマツヅラ科、現在はシソ科の落葉小高木。
果実は紺色の液果で秋に熟し、赤い萼が開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きる。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤い萼からは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができる。実の青色色素は種小名にちなんでトリコトミンと命名されている。
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トネアザミ(利根薊)キク科アザミ属の多年草。
茎の高さが1~2メートルになる大型アザミのひとつ。花は、苞(ほう)に包まれていて刺が全体につく、この刺は花が咲くと後ろに反る。
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トネアザミの頭状花序。花は、暗赤紫色で長さが1~2センチ、筒型の花が咲く。
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○ハチオウジアザミ(八王子薊)。キク科アザミ属の多年草。
長池公園自然館の内野秀重副館長が2003年10月、荒れ地になった八王子市の水田を再生させる活動をしていた際、発見した新種のアザミで、国立科学博物館の門田裕一先生によりハチオウジアザミという名前が付けられた。ハチオウジアザミは上記のトネアザミによく似ているが、カガノアザミ群という別の仲間。湿地に生え、頭花が細く、アザミの花の外側をとりまく総苞片のトゲがあまり長くならないのが特徴です。
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カントウヨメナ(関東嫁菜) キク科ヨメナ属 の多年草。
平地、田のあぜや川べりなどに生える草丈50~100cmになる多年草。(茎頂に径3cm前後の白から淡紫色の典型的なキク型の花をつける。ヨメナは食用として美味であることから、「嫁にも食べさせる」という意味合いで、牧野富太郎は「この類中では最も美味でしかもやさしく美しいからである」としている。
但し、ヨメナは美味のようですが、カントウヨメナは食べても美味しくないようです。
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ミツバウツギ(三葉空木)。ミツバウツギ科ミツバウツギ属の落葉低木。
実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。先が浅く2つに裂けた袋のような形をしており、秋には褐色に熟する。
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○ミゾソバ(溝蕎麦)。タデ科タデ属またはイヌタデ属の一年草。
水辺などで 30〜100cm ほどに生長し、根元で枝分かれして勢力を拡げ群生する。匍匐茎に閉鎖花をつけ種子を稔らせる場合もある。また茎には下向きに刺があり、他の植物等に絡みついて伸びることがある。葉は互生し、形が牛の額にも見えるので、ウシノヒタイ(牛の額)とも呼ばれる。
花期は晩夏から秋にかけてで、茎の先端で枝分かれした先に、直径 4〜 7mm ほどで、根元が白く先端が薄紅色の多数の花を咲かせる。 なお、他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼である。
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○アキノウナギツカミ(秋の鰻攫み)。タデ科イヌタデ属の1年草。
水湿地に生育する。茎はよく伸びて葉と葉の間が離れる。茎から葉柄、中脈の下半分にかけては鋭い曲がった棘があり、他の植物に引っかかって生育する。葉は細長い長被針形で基部はやじり形となり、茎を抱く。花は茎の先端あるいは葉腋から枝分かれした枝の先端に付き、いくつかの花序をつける。花は上部が淡紅色を帯びる。花期は7月から10月。
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アキノウナギツカミの茎はよく伸びて葉と葉の間が離れる。茎から葉柄、中脈の下半分にかけては鋭い曲がった棘があり、他の植物に引っかかって生育する。
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○オオニガナ(大苦菜)。キク科フクオウソウ属の多年草。
円錐花序に10-20数個の頭花がつき、頭花の径は3.5-4cmで淡黄色。頭花の小花は26-39個つく。
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ヤナギタデ(柳蓼)。タデ科イヌタデ属の多年草。
9月の終わり頃から10月にかけて長い花序を形成し、秋には紅葉して美しい。晩秋の河原では、この紅葉でヤナギタデの存在が容易に確認できる。葉は細長く、その形をヤナギの葉に例えたのが和名となった。ヤナギタデは全草が辛いので、噛めば同定できる。
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○ヤマハッカ(山薄荷)。シソ科ヤマハッカ属の多年草。
8月から10月にかけて青紫色の花を咲かせる。長く伸びた花序のそれぞれの場所にツボミと花殻があり、どの部分にも開花している花があるので、長い期間、美しい花を見ることができる。花冠を正面から見ると4裂しており、周辺に比べて濃い青紫色の斑点がアクセントになっている。
多くのシソ科植物の花では、花筒の先端は5裂するが、そのうちの1つが上側に位置し、そこに雄しべや雌しべが守られるようにくっついている。ヤマハッカでは天地の関係が逆になっており、上側に4裂、下側に1つとなっている。従って、雄しべや雌しべは下側に位置している。
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○ノハラアザミ(野原薊)キク科アザミ属の多年草。
茎の高さは60cm-1mになる。葉は羽状に中裂し、縁にとげがある。花期は8-10月で、茎の上部で枝分かれし上向きに花をつける。花(頭状花序)は筒状花のみで構成されており、花の色は紫色である。
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○オヤマボクチ(雄山火口)。キク科ヤマボクチ属の多年草。
アザミ類であるが、山菜として「ヤマゴボウ」と称される。根は漬け物にするなどして食べられる。名前の由来は、葉の裏に生える繊維が火起こし時の火口(ほくち)として用いられたことから。
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ホトトギス。ユリ科ホトトギス属の多年草。
秋に日陰に多く生える。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になった。但し、葉にある斑点は花が咲く頃には消えるらしい。
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○ヤクシソウ(薬師草)。キク科オニタビラコ属の二年草。
花期は9-11月で枝の上部に直径1.5 cmほどの黄色い花を固まって咲かせる。花は上向きに開くが、花が終わると下向きになる。
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コガマ(小蒲)。ガマ科ガマ属の多年草。
上の雄花穂と下の雌花穂がくっついてつくのが特徴。ガマに似るが、花穂も小ぶりで葉も細い。
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○ゴンズイ(権萃)。ミツバウツギ科ゴンスイ属の落葉低木。
樹皮は灰緑色で、白褐色の皮目が、縦縞状に見える。この模様が、魚のゴンズイに似るのが名前の由来。果実はミカンの房状の袋果。9月半ばには、赤く熟して裂け、中から黒い光沢のある種子が、1~2個現れる。
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自然館の中庭で栽培されていた植物。長池公園に自生している植物ではないので、名前と写真だけを掲載する。
○タカアザミ
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○ニッポンイヌノヒゲ
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カメバヒキオコシ。
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カメバヒキオコシの小花。
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マツバダンコキク。
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ヤマモモソウ。アカバナ科ガウラ属。
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フジバカマ
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フジバカマの小花。
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以上
by midori7614 | 2015-10-17 18:27 | 関東のみどり

9月16日 富士山・宝永山火口の下見

かわさき市民アカデミーのみどり学エクセレント講座15後期の野外学習サポーターを引き受けました。10月9日に、K先生が講師で、野外学習を、富士山・宝永山火口付近で行うという計画です。

NPO事務局から私に連絡されたこの計画は次のとおりでした。
集合時間:8時00分
集合場所:東急田園都市線たまプラーザ駅中央改札口
【バスルート】
たまプラーザ駅(東急田園都市線)集合→横浜青葉IC→SA足柄(休憩)→御殿場IC→(富士スカイライン)-(県道152)→新五合目(駐車場) (帰路のバスは来た道を帰る予定。)
【観察ルート】
富士宮口新五合目駐車場(トイレ)→森林限界沿いの道(いわゆる宝永山遊歩道)→六合目小屋(緊急の方のみトイレ)→宝永第1火口縁(天気が良ければこちらで昼食)→第2火口縁→100m位下の森林の中の道(遊歩道とは外れた道だと思われる)→富士宮口新五合目駐車場(トイレ)

今回の下見は、上記計画のうち、観察ルートを検分することにありました。下記掲載の「富士山遊歩道イラストマップ」を見ますと、新五合目登山口から時計周りに一周してくる赤線の道の歩行時間合計1時間30分です。このコースを、昼食などの休憩時間を含んで3時間で回るのが目安だそうです。
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野外学習参加者の参考になればと思い、それぞれの場所別に、写真を掲載しながら、留意事項などを書いてみました。

1.富士宮口新五合目駐車場。(標高2400m付近)
下界側の濃霧風景。標高2000m前後が濃霧で、車道の視界は10数m程しかなく、で、黄色い中央ラインと左側の路肩の白線を見ながらのノロノロ運転で、上がって来ました。雨だと視界が良くなりますが、濃霧が一番困ります。
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富士山頂上側の草紅葉の風景。曇り空でしたが、オンタデ、イタドリの黄葉がきれいでした。森林限界の上は、青空に晴れ上がると景色が良いので天国ですが、風雨が強いと寒さと歩き難いので地獄になるところです。
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富士宮口新五合目駐車場レストハウスのトイレは、世界遺産登録を機に立派に新装されていて、トイレの個数は女性、男性ともに10個以上あり、一斉にトイレに駆け込んでも大丈夫そうです。
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男性トイレ内。
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女性トイレ内。
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2.新五合目~新六合目の間。
道は富士山特有の軽石の粉砕されたスコリアという石屑で、踏むと滑りやすく、通常の土が固まったり、岩のある道に比べると予想外に歩きにくいです。転んだりして、手をつくと手が切れやすいので注意する必要があります。手袋をした方が安全でしょう。

富士山頂上方面の風景。
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草紅葉の様子。
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オンタデの黄葉。
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オンタデ。
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カラマツの扁形樹。
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カラマツの実。
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ミヤマアキノキリンソウの花。
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3.新六合目。(標高2500m付近で、気圧、気温もかなり低くなります。)
宝永山荘。ここは10月12日まで営業しています。外が霧で濡れているので、この山荘で、300円を払い、温かい味噌汁とお茶で、持参したおにぎりを食べました。
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山荘の外に、有料トイレ(@200円)があります。
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コケモモの赤い実。
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4.第一火口縁。(吹きさらしの荒々しい自然のままの所です。)
第一火口縁の標識と地面の様子。天気が良ければこちらで昼食という計画ですが、風雨の時に、ここで昼食をとるのは厳しいと思います。標高2500mの気象を考えると、宝永山荘へ味噌汁を予約して、山荘内で食事した方が良いと思われました。
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下見の日は、富士宮市の降水確率が20~30%でしたが、ここでも霧が出てきました。富士山の天候はすぐに変わりやすいです。
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霧が晴れると、山頂上も見えてきます。
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第一火口の様子。
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5.火口底。
計画では、ここには行くことにはなっていませんが、立ち寄ってきました。
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宝永山のコースで、ベンチのあるのはここだけですが、受講生が全員座れる席はないです。
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フジアザミが咲いていました。
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花序が重いので、下向きに咲いています。
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6.第一火口縁から第二火口縁へ下る道。
写真では、下りやすそうに見えますが、軽石の石屑が靴の下で動きますので、かかとに重心をかけると、姿勢が後傾になって転びやすい道です。左側は景色が良いですが、滑って転ぶと崖下へ転落する恐れがありますので、右側を下ったほうが安全です。
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7.第二火口縁。
標識と後方の頂が宝永山山頂。
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左上の凹みが第一火口、右側の凹みが第二火口です。
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8.富士山自然休養林歩道。
ここから樹林帯の中に入ります。多少の風雨でしたら、大丈夫です。但し、強風の時は、木の枝がぶつかりあい、落枝が頭上に落ちてくるので危険です。
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熊出没注意の看板が出ています。鈴があったほうが良いかなと思いました。
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この道は、正式には富士山自然休養林歩道という名前でした。
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途中に、ホタルブクロが咲いていました。
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イタドリの群落も出てきました。
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火山流が樹林帯を破壊している箇所がありました。
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溶岩の上に、コケがきれいに付着していました。
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富士山自然休養林歩道の出口はブルドーザの基地でした。ここから舗装道路を5分歩けば、登山口に戻れます。
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参加される受講生の皆さんに、少しでも役立つ情報になればと思い、掲載させていただきました。
以上
by midori7614 | 2015-09-25 06:19 | 関東のみどり

7月23日(木)乙女高原バスハイク観察会

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」のバスハイクで、山梨の乙女高原へ行ってきました。行程は次の通りでした。
谷保駅7:30発→府中IC→(中央道)→談合坂SA(15分休憩)→勝沼IC→信玄館(弁当積込)→10:00焼山峠(トイレ)10:30⇒(往路2km)⇒12:05グリーンロッジ(昼食・トイレ)12:45⇒乙女高原観察会(高低差50m)⇒(帰路2km)⇒15:10焼山峠(トイレ)15:30→信玄館(弁当ゴミ返却、トイレ、土産購入など15分休憩)→勝沼IC(中央道)→府中IC→谷保駅(17:40解散)
前日の22日までは、夏日の猛暑でしたが、23日から前線通過で、雨が降ったり、止んだりするはっきりしない天気予報でしたが、多分強い雨にはならないだろうとの判断で、計画通り強行しました。谷保駅を出発したころから雨も小降りになり、止んだりしてきましたので、信玄館でお弁当を積み込んだ時点で、行き先を乙女高原と決め、計画通り実施する方針としました。10時半ごろに、雨具着用で歩き始めた頃は小雨でしたが、林の中の山道歩きでしたので、歩行と植物観察には支障はありませんでした。昼食も、全員25名が東屋の椅子に座って、雨を心配することなく、食べることが出来ました。午後からは、小雨も止み、曇り空となりましたので、乙女高原の上まで登ることができ、富士山こそ見られませんでしたが、植物観察は十分できました。15時過ぎに、バスが待機している焼山峠に全員無事に戻りました。不安定な天気でしたが、この程度で、無事に実施できたのは、大変良かったと思いました。

観察会の講師は今回4回目のN先生で、随所で立ち止まって、懇切丁寧な説明を受けました。更に、帰りのバス車内では、下見の際に撮影された花の写真を、バスのモニターへ映して、復習の解説をしていただきました。
参加者はよくご理解いただいたことと思いますが、更に、ご参考になればと願い、今回見られた植物を、私なりに簡単に説明しながら掲載します。掲載内容がボリュームがありますので、夏休みおヒマの時に、ゆっくりご覧下さい。

アヤメ(菖蒲、文目、綾目)。アヤメ科アヤメ属の多年草。
山野の草地に自生し、湿地に生えることは稀。葉は直立し高さ40~60cm程度。花茎は分岐しない。径8cmほどの紺色の花を1-3個付ける。外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴。
雨に濡れてみずみずしかった花。
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6月28日下見の時の花。
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イケマ(牛皮消)。ガガイモ科イケマ属のつる性の多年草。
葉は長さ3-6cmの葉柄をもって茎に対生し、形は卵形で先は尾状に鋭く尖り、基部は深い心形になる。裏面は淡緑白色で、葉脈が浮きだって目立つ。葉腋から、長さ6-12cmある葉柄より長い花柄の先に、径2-4cmの散形花序をつける。小花柄は1-2cm、花冠は淡緑色で5裂し、裂片は反曲する。副花冠は白色。
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花序を拡大して見ると、
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イタドリ(虎杖、痛取)。タデ科の多年生植物。
茎は中空で多数の節があり、その構造はやや竹に似ている。三角状の葉を交互につけ、特に若いうちは葉に赤い斑紋が出る。雌雄異株で、雄花はおしべが花弁の間から飛び出すように長く発達しており、雌花はめしべよりも花弁の方が大きい。夏には、白か赤みを帯びた小さな花を多数着けた花序を出す。
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イチヤクソウ(一薬草)。ツツジ科イチヤクソウ属の常緑の多年草。
葉の間から長さ15-20cmになる花茎を伸ばし、総状花序をつけ、3-10個の花がつく。萼片は5個で離生し、披針形で先はとがり、長さは幅の2-3倍になり、長さ3-5mmになる。花は白色で径約13mmの広鐘形になり、下向きに咲く。
今回見られたのは葉が丸い「マルバイチヤクソウ」
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下向きの花を下から見ると、花冠が深く5裂している。
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ウスユキソウ(薄雪草)。キク科の多年草。
茎葉は多数で裏面に灰白色の綿毛がある。夏~秋,茎頂に白い綿毛を密生した包葉がまばらにつき,その中心に多数の頭花が集まってつく。エーデルワイスと総称されるウスユキソウ属のなかで,もっとも広く分布するものである。ほかの種はすべて高山にしか咲かないが,ウスユキソウは高山にも生えるが,山地帯から見ることができる。白い花びらのような部分は苞で,ほかの種はこの白い毛がより密生してふかふかした感じに見えるが,ウスユキソウはやや毛が少ない。
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花の部分を拡大して見ると.
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ウツボグサ(靫草)。シソ科ウツボグサ属の多年生の一種。
日当たりのよい山野の草地に群生する。匍匐性で、茎は高さが10-30cmになり、断面が四角形である。花期は6-8月頃で3-8cmの花穂に紫色の唇形花を密集して咲かせる。
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ウツギ(空木)。アジサイ科ウツギ属の落葉低木。
枝先に円錐花序をつけ、多くの白い花を咲かせる。
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普通、花弁は5枚で細長い。
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オオヤマフスマ(大山衾)。ナデシコ科オオヤマフスマ属の多年草。
山地の草地や道端などに生える。北半球の温帯に広く分布するが、遺存種(生きている化石)なので生存力が弱い。茎は直立をし、上部で枝分かれをする。葉は長さ2センチくらいの楕円形で、向かい合って生える(対生)。花径1センチくらいの白い花をつける。
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花弁は5枚である。萼片も5枚で、花弁の半分くらいの長さである。花の中央部には10本の雄しべと少し太めの花柱(雌しべの一部)が3本ある。
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オカトラノオ(丘虎の尾)。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
高さは、50cmから100cm。葉は茎に互生し、葉柄があり、長楕円形で全縁。白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がる。
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小花を拡大して見ると
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オトギリソウ(弟切草)。オトギリソウ科オトギリソウ属 の多年草。
草地や山野に自生する。茎は高さ50cmほどになり、断面は丸い。夏に直径2cmほどの黄色い花を付ける。花弁・顎には黒点と黒線がはいる。葉は対生して先端に至るほど幅が狭くなり、黒点がめだち、特に縁には多い。和名は、秘伝の薬草の名前を他人に漏らしてしまった弟を兄が切った時の返り血がこの黒点であるとの意味。
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カラマツソウ(落葉松草、唐松草)。キンポウゲ科カラマツソウ属の宿根草。
山地~高山帯の草地に自生する高山植物。日本固有種である。花がカラマツの葉の付き方に似ているのでこの名前が付いた。高さは50-150cm。葉は根本から出て、二回ないし三回羽状複葉。小葉は長さ2-3cmで楕円形。根本から高く伸び上がる花茎を出し、その先に複散房花序の形で直径1cmほどの白色の花を多数つける。
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小花を拡大して見ると、萼片と花弁はなく、白い花はオシベの集まりである。
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キツリフネ(黄釣船)。ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。
葉の下から細長い花序が伸び、その先に3-4 cmほどの横長で黄色い花が釣り下がるように咲く。花弁状の萼と唇形の花びらをもち、距が長く筒状になっている。そのツリフネソウに似るが黄色い花が名前の由来になっている。
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キバナノヤマオダマキ(黄華山苧環)。キンポウゲ科オダマキ属の多年草。
茎の上部に放射相称で直径3-3.5cmの花を下向きにつける。萼片は5個で花弁状になる。黄色で長さ1.2-2.5cmになるが、基部はうしろに長く伸びて距になる。距はやや内側に弓状に曲がり、先は徐々に細くなり先端は小球状になる。
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下向きの花の中を覗いてみた。萼片の内側に花弁5個が互生し、オシベは先熟で多数あり、中心部は退化した仮オシベとなってメシベ群を取り囲む。メシベは5個ある。
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キリンソウ(麒麟草、黄輪草)。ベンケイソウ科に属する多年草。
葉は肉厚で、倒卵形または長楕円形で互生する。茎の先端に3出の集散花序をだし、マンネングサに似た多数の黄色い花を付ける。
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花弁は5枚で先が尖る。 萼片も5枚、オシベは10本で、メシベの先は尖る。
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キンバイソウ(金梅黄輪草草)。キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草。
山地から亜高山帯のやや湿った草地や林縁に生える。草丈は40-100 cmで、茎は節ごとに2つにわかれて直立する。葉は節部分から葉柄なしに掌状脈風に出ている。鮮やかな黄色から山吹色で、直径3-4 cmの花をつける。
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花弁のように見えるものは蕚で、真ん中の芯のうち外側の太いものが花弁であり、細いものがオシベである。似た花のシナノキンバイとは、花弁の長短と花色の濃淡の違いで区別する。
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クガイソウ(九蓋草、九階草)。オオバコ科クガイソウ属の多年草。
茎は円形で直立し、株立し、高さは80-130 cmになる。葉は4-8枚が輪生し、単葉で長さ5-18 cm、幅2-5 cmになり、形は長楕円状披針形で先端がとがり、基部にはごく短い柄があるか無柄で、縁には多くの鋸歯がある。花期は7-8月。茎の先端に穂状になる長い総状花序をつけ、淡紫色の多くの花をつける。花序は長さ10-25 cmになり、花序軸には短い毛が散生する。
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花冠は長さ5-6 mmになり、先端は4浅裂し、裂片の先端はややとがる。雄蕊は2本あり、花冠から長く突き出る。
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クルマバナ(車花)。シソ科トウバナ属の多年草。
日当たりのよい山野の道ばたに多い。草丈は数十cmでやや直立する。茎には下向きの毛がある。葉の長さは3~5cmで両面に毛が多い。花は節に輪生して咲く。「車花」の和名は花の付いている様子からの命名。
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サルオガセ(猿麻薯)。地衣類 ウメノキゴケ科サルオガセ属。
花の咲かない植物で、苔に近い仲間の地衣類に属し、長く木の枝から垂れ下がる。空気中の水蒸気を吸って単独で育ち、寄生植物ではない。霧藻とも呼ばれ、水分と光合成だけで成長し、栄養を一切他から取ることはないので、まるで仙人のようです。
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シシウド(猪独活)。セリ科シシウド属の多年草。
山地の日当たりのよい草地などに生える。茎は太く、有毛で、高さ1~2m、上部で分枝する。葉は大型の2~3回3出羽状複葉で、小葉は長楕円形で長さ5~10cm、鋸歯がある。頂小葉の基部は翼状に流れる。葉裏面は脈上に開出した白毛が密生する。葉柄の基部は鞘状でふくらむ。枝先の大型の複散形花序に、白色の小さな花を密につける。花弁は内曲する。小総苞片はない。
雲霧の中のシシウド。
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花序が展開し始める。
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花序が開く。
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花が開花。
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小花を拡大して見ると。
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シモツケ(下野)。 バラ科シモツケ属の耐寒性落葉低木。
日本原産で初夏に咲く。暑さや寒さにも強く性質は大変丈夫。
3~5mmの小さな五弁花が散房花序に多数集まり半球状となる。 花色は濃紅色~白色までの濃淡があるが、 通常はピンクの花が多い。葉は互生し、卵形~長楕円形で葉先が尖り、葉縁のギザギザが目立つ。株は分枝が多い。
今回は雨に濡れていた。
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晴れていれば。
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バラ科の花なので、花弁は5枚。
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シモツケソウ(下野草)。バラ科シモツケ属の多年草。
葉は根出葉と互生する茎葉がある。奇数羽状複葉で、頂小葉は大きな掌状で分裂し、側小葉は小型で明瞭でない場合があり、茎葉の上部の場合は側小葉がないこともある。托葉があり、草質で緑色か膜質で帯褐色になる。花序は散房状か円錐状の集散花序で、花は白色か紅色で小型、花弁は4-5枚。萼は皿形で、裂片は4-5個あり反曲する。雄蕊は多数あり、心皮は3-10個まれに15個ある。
今回は雨に濡れていた。
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晴れていれば。
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ダイコンソウ(大根草)。バラ科ダイコンソウ属の多年草。
全体にやわらかな毛が密生する。花茎を立てて上部で枝分かれさせて、茎頂にひとつの花をつける。花は、径2cmほどの黄色の5弁花。根生葉(地際の葉)が、どことなく大根の葉に似ていることからの命名ですが、アブラナ科のダイコンとは縁もゆかりもなく、バラ科の草本です。
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花を拡大して見ると。
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タチフウロ(立風露)。フウロソウ科フウロソウ属の多年草。
花の色は淡い紅色で、濃い紅色の筋が入る。 花径は25~30ミリくらいである。 花びらは5枚である。 萼は5つに裂ける。 花の真ん中に花柱(雌しべ)があり、先は5つに裂ける。 雄しべは10本である。 基部(花の根元)には白い毛が密生する。茎や葉の柄、花の柄には下向きの毛が生える。 葉は手のひら形で、深く5つに裂ける。
横から見ると。
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正面から見ると。
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チダケサシ(乳茸刺)。 ユキノシタ科チダケサシ属の多年草。
茎の先に細長い円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い紅色を帯びた白い小花を密につける。 花びらは5枚である。 雄しべは10本あり、先が赤い。 雌しべの先は2つに裂ける。茎や葉の柄には褐色の毛がある。 葉は2回から4回の奇数羽状複葉で、互い違いに生える。 小葉の形は卵形で、縁には不揃いの鋸歯がある。
今回は雨に濡れていた。
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晴れていれば。
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ツノハシバミ(角榛)。カバノキ科 ハシバミ属。
雌花は深紅のイソギンチャクのような花でたくさん付くが角のような実を結んで残るのはわずか。果実は角のように突起するのでこの名が付いた。
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ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)。ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。
茎の先端部から細長い花序が伸び、そこに赤紫色で3-4 cmほどの横長の花が釣り下がるように多数咲く。花弁状の3個の萼と唇形の3個の花弁をもち、距が長く筒状になっている。下の花弁の2個が大きく、雄しべが5個。その花が帆掛け船を釣り下げたような形をしていることや花器の釣舟に似ていることが名前の由来。
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ノアザミ(野薊)。キク科アザミ属の多年草。
葉は羽状に中裂し、縁にとげがある。茎葉の基部は茎を抱く。花期にも根生葉は残っている。花期は5-8月で、春咲きの特徴をもつが、まれに10月まで咲いている。花(頭状花序)は筒状花のみで構成されており、直径は4-5cm。花の色は紫色であるが、まれに白色のものもある。総苞はよく粘る。
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ノコギリソウ(鋸草)。キク科ノコギリソウ属の多年草。
葉は掌状に中-深裂し、裂片には鋭い鋸歯がある。独特の櫛歯状の葉を鋸(のこぎり)に見立てて命名された。花期は7-9月。頭花は密な散房花序をつくる。花は5-7個で、長さ3.5-4.5mmある。のー
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ノハラアザミ(野原薊)。キク科アザミ属の多年草。
山地の草原や林縁に見られる。茎の高さは60cm-1mになる。葉は羽状に中裂し、縁にとげがある。花期は8-10月で、茎の上部で枝分かれし上向きに花をつける。花(頭状花序)は筒状花のみで構成されており、花の色は紫色である。総苞にクモ毛があり粘らない。反り返らない規則正しい短い総苞片が目立つ。花期にも深く裂けた根生葉が残っているのが特徴。
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ノリウツギ(糊空木)。アジサイ科アジサイ属。
7月から8月にかけ、枝先に円錐状の花序を形成する。ほとんどの花は小さな普通花で5枚の花弁と10本の雄しべを持つが、周辺に点々と装飾花を付ける。装飾花の萼片は花弁状に変化しており、白色から淡く赤色を帯びる。
今回は雲霧の中に咲いていた。
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マルバダケブキ(丸葉岳蕗)。キク科メタカラコウ属の多年草。
根出葉は長い葉柄があり、葉身はフキに似た腎円形で径30-40cmになり、縁は鋸歯状になる。茎につく葉の葉柄の基部は広くふくれて茎を抱く。花期は5-8月。茎の上部に散房状に5、6個の黄色い径5 -8 cmの頭花をつける。舌状花は10個ほど。フキ属は食用になるが、マルバダケブキはフキ属でなく、メタカラコウ属で有毒植物である。
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花の中央は筒状花である。
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ホソバノキソチドリ(細葉の木曽千鳥)ラン科ツレサギソウ属の多年草。
湿地近くの草の中に生える。葉は2~3個つき、幅1~2㎝。花は淡黄緑色で、多数つく。側花弁の先は細長くならず、唇弁が細長く、細長い距が水平から下向きにつくのが特徴である。
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ミゾホオズキ(溝酸漿)。ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草。
上部の葉腋から花柄を出して1花をつける。花冠は黄色で、長さ10-15mmになり、萼よりはやや長く、筒状の唇形になり、先端は5裂する。雄蕊は4個あり、下側2本は長く、上側2本は短い。花弁の一部は長い距となって、後方に延びる。
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ミヤマザクラ(深山桜 )。バラ科サクラ属の落葉高木。
果実は径約9mmの球形の核果で、紅紫色に熟し7-8月には黒紫色に熟す。完熟しても果肉は苦い。
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ヤマハタザオ(山旗竿)。アブラナ科ヤマハタザオ属の多年草。
山野の日当たりのよい場所に生える。根生葉はロゼット状になり、茎葉は茎を抱く。茎葉の基部の近くには波状の鋸歯がある。茎の先の総状花序に少数の白色の花をつける。花弁は4個。
今回は雨に濡れていた。
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晴れていれば。
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ヤマホタルブクロ(蛍袋)。キキョウ科の多年草。
乾燥した草原や道ばたなどによく見られる草本で、全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。
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雄性先熟の両性花で、下向きの花の中を見ると、雄性期なのか雌性期なのかが判る。
雄性期。
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雌性期。
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ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)。キク科フジバカマ属の野生の多年草。
ヒヨドリバナ(鵯花) の変種。ヒヨドリバナは、葉が全縁で対生し、ヨツバヒヨドリは葉に細かい鋸歯があり、葉が茎の周りに3~4枚輪生する。 フジバカマ(藤袴)とも似ているが、フジバカマは葉が3秦深裂している。
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小花を拡大して見ると。
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ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)。バラ科ワレモコウ属。
草地に生える多年生草本。地下茎は太くて短い。根出葉は長い柄があり、羽状複葉、小葉は細長い楕円形、細かい鋸歯がある。秋に茎を伸ばし、その先に穂状の可憐な花をつける。穂は短く楕円形につまり、暗紅色に色づく。
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なお、キオン(黄苑)、ニガナ(苦菜、黄瓜菜[)、カニコウモリ、クサコアカソなど、花の開花していなかったものは、掲載を省略しました。
以上
by midori7614 | 2015-07-25 15:23 | 関東のみどり

7月13日 御岳山ロックガーデン見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、奥多摩の御岳山ロックガーデンを散策してきました。標準歩行時間2時間30分のコースを2倍の5時間かけて、ゆっくり観察をしました。梅雨の後半の時期に、ようやく晴れ上がった日でした。下界は35度前後の猛暑であったようでしたが、標高の高いロックガーデンは木陰の下で、水の流れもありますので、夏でも涼しい見て歩きでした。夕方、下山したら暑かったですね。
行程は次のとおりでした。
JR御嶽駅→(バス)→ケーブル下→(ケーブルカー)→御岳山駅→長尾平→天狗岩→ロックガーデン→お浜の桂→綾広の滝→御岳山駅→(ケーブルカー)→ケーブル下→(バス)→JR御嶽駅。
見られた主な花を掲載します。

○ギンバイソウ(銀梅草)。アジサイ科ギンバイソウ属の多年草。
山地の樹陰に生える。白い5弁の花をウメに見立てて、この名がついた。高さは40cmから70cmになる。茎は直立し毛がある。また、枝は出さない。葉は対生し、長さは10cmから20cmで、幅が6cmから12cmの倒卵形になり、先端は2つに裂けている。7月から8月に茎の先へ集散花序を出し、10個から20個の白い花をつける。花は装飾花と両性花がある。装飾花は、がく片が2枚か3枚からなる。両性花は、がく片と花弁がそれぞれ5枚で、おしべがたくさんあり、めしべは1個からなる。

上から撮影した花序。花は下向きで、萼片の裏側を見せているだけ。
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横から撮影すると、開花した花のメシベ、オシベ、花弁が判る。
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正面から撮影した花。
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横から撮影した花。
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○タマアジサイ(玉紫陽花)。アジサイ科アジサイ属の落葉低木。
山地の沢沿いや、やや湿った林縁、道路法面などに自生する。高さ約1.5メートル程度。
葉は長さ10–21センチの楕円形で先がとがる。葉や幹など全体に短毛が生えており、ざらつく。葉に葉柄があり、枝に対生し、葉の形は楕円形から倒卵形で、大きいもので長さ25cm、幅14cmほどになる。縁は細かい鋸歯状になり、葉の表面、裏面ともざらつく。花期は7月から9月で、苞に包まれ玉状になった蕾が裂けるように開花し、淡紫色の小さな両性花の周りに花弁4枚の白色の装飾花が縁どる。装飾花は大きさ20–32ミリで白色、両性花は大きさ2–5ミリで紫色であり、花序は直径10–15センチである。つぼみの大きさは径1.5センチ、長さ1.2センチ程度で、開花に従い包んでいた苞(ほう)は落ちる。和名は、つぼみが球形であることから名付けられた。
花序のつぼみと開花した花序。
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開花した花序をアップ。
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○ヤブカンゾウ(藪萱草)ユリ科 ワスレグサ属の多年草。
中国原産の栽培されていたものが野生化している。花は八重咲きで、3倍体のため結実せず、匍匐茎(ほふくけい、ランナー)を出して拡がる。種子で増えることはないので、過去に栽培されたものが生き残ったり、河川の氾濫にともなって流されたりしたものであろう。そのようなこともあって、現在の生育地は堤防や小川のほとり、耕作地の周辺などであることがほとんどである。ノカンゾウの花は一重であり、結実する。
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○ヤマユリ(山百合)。ユリ科ユリ属の球根植物。
日本特産のユリ。山地の林縁や草地に分布する。草丈は1-1.5m。花期は7-8月頃。花は、花弁が外に弧を描きながら広がって、1-10個程度を咲かせる。その大きさは直径20cm以上でユリ科の中でも最大級であり、その重みで全体が傾くほどである。花の色は白色で花弁の内側中心には黄色の筋、紅色の斑点がある。花の香りは日本自生の花の中では例外的ともいえるほど、甘く濃厚でとても強い。発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつける。
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○ホタルブクロ(蛍袋)。キキョウ科の多年草。
乾燥した草原や道ばたなどによく見られる草本で、全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。暑さには弱い一方、日陰でもよく育つ。花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多い。0
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花の下から花の中央を覗かせてもらいました。開花したばかりの最初は雄性期です。
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オシベが萎んで落ちると雌性期になり、メシベの柱頭が3裂しています。
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○カメバヒキオコシ(亀葉引起し)。シソ科ヤマハッカ属。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い紫色をした唇形の花をたくさんつける。 上唇は立ち上がり、下唇は舟形である。 萼片は5枚である。茎の断面は四角形で、細かい毛が生える。
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小花をアップするとシソ科特有の形の花です。
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ユキノシタ(雪の下)。ユキノシタ科ユキノシタ属。
湿った半日陰地の岩場などに自生する常緑の多年草。高さ20-50 cmの花茎を出し、多数の花をつける。花は5弁で、上の3枚が小さく濃紅色の斑点があり基部に濃黄色の斑点があり、下の2枚は白色で細長い。花弁の上3枚は約3-4 mm、下2枚は約15-20 mmである。アップしてみると、可愛らしく、きれいな花ですね。
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以上
by midori7614 | 2015-07-16 20:34 | 関東のみどり

6月28日 乙女高原の下見

かわさき市民アカデミーのみどり学受講生の有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」は、7月23日に乙女高原バスハイクを予定しています。乙女高原までは、バスが入れないので、焼山峠から約2km離れた乙女高原まで、歩くことになります。その往復には、それぞれ魅力がある山道がいくつかありますので、その下見が主な目的で、梅雨の晴れ間に行ってきました。

結論から入りますが、23日は次の地図のオレンジ色の道を往路に使用し、水色の道を帰路に使用するつもりでいます。
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そして、乙女高原では、乙女ファンクラブが作った、次の地図のお散歩コースで、N講師に花の説明をしていただく計画です。
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では、このコースで、今回下見で見られた風景、植物を、歩いた順に掲載させていただきます。

バスが到着する焼山峠は、小楢山の登山口で、子授地蔵が沢山安置されています。
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焼山峠では、ヤマオダマキ、ウマノアシガタの花が見られました。
ヤマオダマキ。
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下向きの花を、覗かせていただきました。
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ウマノアシガタ。
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往路(焼山峠→乙女高原)。
最初は、荒川林道を少し歩き、左側から展望台へ向かう山道に入り、すぐに右折し、四季の森へ向かう山道に入ります。この地点に入れれば、後は、一本道ですので、迷わずに歩けます。その地点の標識です。
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この道はなだらかな散歩道です。
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ノリウツギがつぼみや、咲き始めでした。
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カラマツの新緑がきれいでした。
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道辺の広くなった陽の当たる所には、カラマツの稚樹が多く出ていました。
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ミズナラの葉。
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ヤマウルシの葉。
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ヤマグリの葉。
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焼山峠から乙女高原までは標高差約150m上がりますので、途中では階段のある登り道もあります。
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湿気のあるところでは、スギゴケと思われるコケがきれいです。
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アスカイノデと思われるシダが生える湿地があります。
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小川の流れる湿地帯。この道は下山路に使用すると滑りやすそうな感じがしました。当日は、勿論、登り道に使用します。
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崩壊した斜面はコケが覆っていました。
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この湿地帯では、あちこちでクリンソウが咲いていました。
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クリンソウ。
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花1個をアップ。
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ミゾホウズキ。対生する葉に柄が見られますので、オオバミゾホウズキではないと思いました。
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乙女高原に到着してから、お散歩道を歩き、グリーンロッジで昼食を取りました。トイレ休憩をした後、お散歩道で花の観察をしました。
シラカバ、ヤエガワカンバの中に、レンゲツツジの小群落がありました。
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咲き残りでもきれいなレンゲツツジ。
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高原に咲くアヤメ。
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アブラナ科の小さい花。根生葉の確認が出来なかったが、イヌナズナ属の花ではないかと思いました。
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キンポウゲ科キンポウゲ属の黄色い花。葉の確認が出来ていませんが、ケキツネノボタンによく似ていると思いました。
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ヒヨドリソウの仲間のつぼみ。
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帰路(乙女高原駐車場→焼山峠)
最初は林道歩き、次に湿地帯の山道・木道へ入りました。
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オオヤマフスベではないかと思った白い5弁の花。
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再び、林道へ出ました。
マユミの花と葉。
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マタタビの白く化粧したような葉。
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林道を500mほど下って、再び、往路で歩いた山道300mを歩きました。
ウリカエデの葉。
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花が咲き終わったナナカマド。
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今回の下見は、花の種類を同定する目的でなく、どの道を使用するのが良いのかを調査する目的でしたので、植物観察には時間をかけずに、単に写真を撮るだけに止めました。従って、葉の観察がほとんどしていませんので、花の名前ははっきり同定できていません。そのつもりで、ご理解お願いします。なお、花が咲くのは、7月下旬が一番多いとのことですから、当日はいろいろな種類の花が見られそうです。また、このコースであれば、23日当日は、5時間前後の観察会は可能だろうと判断しました。
以上
by midori7614 | 2015-07-01 16:44 | 関東のみどり

6月15日 高尾・南浅川の滝

かわさき市民アカデミーのみどり学エクセレント講座の野外学習2回目「猿橋と岩殿山」のサポーターを引き受けています。本番は、6月19日に、K先生が講師で、次の行程で行うという計画です。
集合・猿橋駅-(行きは線路の南側の道)-名橋・猿橋ー猿橋溶岩流とケヤキを観察-大月市郷土資料館(昼食)-(帰りは線路の北側の道)-猿橋駅ー(JR)-大月駅―徒歩で岩殿山登山口へ-岩殿山丸山公園ー大月駅(解散)

但し、当日が雨天の場合には、午後の岩殿山は高尾・南浅川の滝へ変更になる予定です。当日の天気予報が曇り時々雨・降水確率60%と発表されましたので、急遽、雨天のコースも下見しておくことにしました。

この滝は、高尾駅から甲州街道を高尾山口へ向かって約10分の南浅川にあります。甲州街道からはこのように見えます。
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この滝は、一見では、川をせき止めたかのように見えますが、天然の滝です。
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この滝に近づくには、土手上の狭い一本道を滑らぬように注意して歩きます。右側に黒く見えるのは細い水路です。左側へ川へ下る斜面です。ここで転ぶとヤバイです。
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この南浅川は、写真左から右へ流れる小仏川が右側から上に流れる案内川に流れ込んだように見えますが、本流としては、小仏川の下流部分と言えます。ここが一般に言われる南浅川の出発地点でしょう。
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滝の下流は、寺と白山神社の方面に流れていて、このあたりの川沿いの道の雰囲気はなかなか良いと言えるでしょう。
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でも、残念ですが、川岸の道は白山神社までで終わりとなります。この白山神社も奥社が5分も急阪を登った上にあります。
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川の流れも、水が澄んでいてきれいです。
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K先生が、滝周辺で、地質と植生の話をされると思うのですが、どのような話になるのかは判りません。取りあえず、どんな花が咲いていたのかを私なりに記録しておくために、撮影してきた写真を掲載します。
ナツツバキ。
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ドクダミ。
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テイカカズラ。
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ナンテン。
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カタバミ。
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ヨウシュヤマゴボウ。
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クサノオウ。
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セリバヒエンソウ。
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アカバナユウゲショウ.
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ムラサキツユクサ。
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ツユクサ。
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ホタルブクロ。
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以上
by midori7614 | 2015-06-16 12:59 | 関東のみどり