のん木草・みどり見て歩き

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3月15日 王禅寺ふるさと公園。

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の新年度第7回目の見て歩き行事を、川崎市制60年記念行事で作られた王禅寺ふるさと公園で行いました。前日の雨降りが嘘のような雲ひとつない快晴でしたが、北風が吹きましたので、体感温度は少し寒く感じましたが、快適に、楽しく1日を過ごすことが出来ました。
次の道順で、王禅寺ふるさと公園と王禅寺の見て歩きをしました。
見られた植物を、ほぼ見た順に掲載します。

ヤマモモ(山桃) ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑樹。
花期は3〜4月、雌雄異株で、雄木は赤みを帯びた3cm程度の花穂に褐色の雄花を咲かせ、雌木は長さ1cmほどの紅色の雌花を咲かせます。いずれもぱっとしない花ですが、風によって受粉する風媒花で、虫を誘うような目立つ花びらなどが必要ないのだと考えられます。
雄花序のつぼみ。
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ユズリハ(譲葉)ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木。
葉は長さ20cmほどで、枝先にらせん状につく。葉は長めの楕円形でやや先端が尖り、縁はゆるく波打ちなめらかでぎざぎざはありません。質は厚くて光沢があり色は濃い緑色で葉と枝をつなぐ軸(葉柄:ようへい)の部分が赤みを帯びます。
常緑樹はたいがい、新しい葉が育つと古い葉が落ちていくものですが ユズリハの場合、その新旧の葉の世代交代が「若葉が生えそろったら→古い葉が一斉に枯れ落ちる」という風に短期間に行われる上にとてもはっきりしているのが特長です。 その様子が親(古い葉)と子(若い葉)が世代交代を繰り返し(葉が枯れ落ちて入れ替わり)、 家が続いていく(樹が成長していく)という「子孫繁栄」に見立てられ、縁起の良い木とされています。
葉。
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ウグイスカグラ(鶯神楽)。 スイカズラ科スイカズラ属。
山野の日当たりの良い場所に自生する日本固有種。花は、初春から枝先の葉腋に1~2センチの花柄を出して淡紅色の漏斗状の花を2個下垂する。花冠は1~2センチ、先端は5裂、裂片は平開する。
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ヒュウガミズキ(日向水木) マンサク科トサミズキ属の落葉低木。
早春に、葉の展開に先立って開花する。1つの花序につく花の数は1~3個で、花の色は淡い黄色で、花径1センチくらいの5弁花である。
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サンシュユ(山茱萸)。 ミズキ科ミズキ属の落葉小高木。
葉の展開に先立って開花する。1つの花序につく花の数は40個程で、花の色は鮮黄色で、花弁は4個で反り返り、オシベは4個。メシベ1個である。
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オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子) カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。日本固有種。
早春に、葉が出る前に花を開く。雌雄同株、雌雄異花で、枝の先端から葉芽、雌花序、雄花序の順につく。雌花序は小さく直立または斜立する穂状花序で、雄花序は下垂する尾状花序である。なお、同じ仲間のヤシャブシ(夜叉五倍子)は、オオバヤシャブシとは違い、枝の先端から雄花、葉または雌花の順につき、ここで区別できる。
また、近年、花粉が花粉症などのアレルゲンとなることが知られるようになった。
枝の先端から、葉芽、雌花序、雄花序。
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カンヒザクラ(寒緋桜)。バラ科サクラ属の種名。
原産地は台湾、中国南部。日本でも鹿児島県や琉球列島に分布。緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつける。 小輪の一重咲きで、花弁は5枚。亜熱帯性の桜だが、比較的耐寒性はあって関東でも育つ。
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タマナワザクラ玉縄桜
「染井吉野」の実生株から大船のフラワーセンターが選択育成した品種で、 河津桜と同じ早咲きの桜です。染井吉野と早咲き大島桜の自然交雑種であると推定されている。気温の低い時期に咲き、鑑賞期間が長い。
•染井吉野より早咲きで、2月中旬から咲き始め、3月上旬に見頃を迎える。
•染井吉野より、花びらはピンク色がやや濃い。
これがお目当てのタマナワザクラ13本が植栽されているパノラマ風景。
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つぼみと開花。
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シキミ(樒、櫁、梻)。 シキミ科シキミ属の常緑高木。
花は葉の付け根から一つずつ出て春に咲く。花びらは淡黄色で細長く、ややねじれたようになる。花や葉、実、さらに根から茎にいたるまでの全てが毒成分を含む。事故が多いため、シキミの実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。
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ハクモクレン(白木蓮、白木蘭)。 モクレン科モクレン属 の落葉高木。
雌雄同株の両性花。白い大きな、芳香のある花が3月に、枝先に上向きにつく。花弁が6枚、萼片が3枚だが、白くて区別はつかずに、花びらが9枚あるように見える。
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ボケ(木瓜)。バラ科ボケ属の落葉低木。
若枝は褐色の毛があり、古くなると灰黒色。樹皮は縦に浅く裂け、小枝は刺となる。葉は長楕円形・楕円形。長さ5 - 9cmで、鋭頭でまれに鈍頭。基部はくさび形で細鋭鋸歯縁。花は3 - 4月(秋咲き種は11月~12月)に葉よりも先に開く。短枝の脇に数個つき、径2.5 - 3.5cm。色は基本的に淡紅、緋紅。白と紅の斑、白などがある。
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フキ(蕗)。 キク科フキ属の多年草。
早春、葉の伸出より先に花茎が伸び出す。これを蕗の薹(フキノトウ)と呼んでいる。雌雄異花であり、雌花は受粉後、花茎を伸ばし、タンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。
雄花。
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アセビ(馬酔木)。ツツジ科アセビ属。
花は3~4月ころに白色のつぼ状の小花を花枝の先に密につける。花冠は、5裂して、先の方が少しつぼまる。オシベ10本、先端の花粉袋の先に、ツノみたいな突起物が2本出ている。この突起物に昆虫の口が触れると花粉を落とすことで受粉をさせるという、絶妙な構造で、花粉を運ばせるアセビの工夫である。
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アケボノアセビ(曙馬酔木)。
花の色に、紅色が混じるアセビの品種。濃紅色の品種をベニバナアセビという
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オオイヌノフグリ。 オオバコ科クワガタソウ属の越年草。
秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまう。夏の間は種子で過ごす。寒さに耐えるため、細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短毛で雪と霜を遠ざけて保温する。
花弁は4枚。それぞれ大きさが少し異なる。花は太陽光によって開閉し、1日花と言われるが、2日目にもう一度開くものもある。花の中心にある蜜でハナアブなどの虫を誘う虫媒花だが、自家受粉も可能。自然群落の5個体で、1個体あたり平均545個の種子が生産されたという調査結果がある。
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ヒメオドリコソウ。 シソ科オドリコソウ属。
ヨーロッパ原産の越年草。花は明るい赤紫色の唇形花で、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並ぶ。
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ハコベ(繁縷、蘩蔞)。 ナデシコ科ハコベ属。
背の低い草本で、一年草、越年草または多年草。茎は株状になるか1本立ちになり、よく枝分かれして密集した群落を作る。茎には節があり、節ごとに葉を互生する。葉は扁平で、茎の下部に葉柄があるものと無いものがある。花は集散花序か茎先や葉腋に単生する。萼片は5個。花弁は白色まれに緑色で5弁であるが、根元近くまで深く2裂するものがあるため、一見では10弁に見える。まれに花弁が退化して無いものもある。オシベはふつう10個。メシベの花柱はふつう3個。
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タマノカンアオイ(多摩の寒葵)。 ウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草。
多摩丘陵と周辺部にのみ分布し、林の中に生える。花は半ば土に埋もれて咲く。萼筒の色は暗い紫色である。萼筒は先がやや開いた筒形で、先は3つに裂ける。花弁のように見えるが実は萼片(萼)であり、放射相称で、3枚の萼片が合着し、筒状やつぼ状、釣り鐘状などの形の萼筒を形成し、先端は三裂の萼裂片となる。またまれに花弁をつけるが、退化しておりごく小さい。オシベは3本または6本。花粉媒介に関する説の一つに、花粉媒介者がカタツムリやナメクジであるとの説があり、カタツムリ媒という用語も存在する。その他に、ワラジムシやヤスデが媒介しているとの説もあり、確定していないのが現状である。一部の種については、キノコバエが花粉媒介を行うことが報告されている。
開花直前のつぼみ。
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開花した花。
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ハナモモ(花桃) バラ科サクラ属の耐寒性落葉低木。原産地は中国。
花を観賞するために改良されたモモで、花つきがよいため、庭木などによく利用される。一重咲きと八重咲きがあり、樹形は立性で、枝垂れ性、ほうき立ち性、矮性などもある。
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ダンコウバイ(檀香梅)。 クスノキ科クロモジ属の落葉小高木。
雌雄異株。早春に、葉が出る前に、散形花序の小さい淡黄色の花をつける。花序は無柄。小花柄は1cm余で、絹毛が密生する。花被片は6枚。
雄花序。
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ヤブツバキ(藪椿)。ツバキ科 ツバキ属
花の色は基本的には赤で、花径5~8センチくらいの筒状の5弁花を咲かせる。雄しべはたくさんある。離弁花だが花弁のつけ根と雄しべが合着しているので、花びら1枚ずつは散らないで1花ごと落花する。一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
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以上
by midori7614 | 2016-03-16 10:58 | 身近なみどり

2月23日 東高根森林公園観察会

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の新年度第4回目の見て歩き行事を、東高根森林公園で行いました。朝方までに雨が止み、曇り空でしたが、昼から晴れるとの天気予報でしたので、計画通り実施しました。午後から、少し晴れ間が出て、さほど寒くなく、穏やかなお天気でしたので、楽しく、無事に終了しました。行程と見られた花、実、冬芽など説明は次の通りでした。
東高根森林公園・パークセンター10:00→ハクモクレン冬芽、ヤマコウバシ枯れ葉→ユリ園横・スハマソウ花→キブシ冬芽、ベニバナトチノキ冬芽、ハクサンボク常緑葉、ナギイカダ果実→花木広場・キクザキイチゲ花→見晴台→ヒイラギナンテン、カツラ果実と冬芽→ケヤキ広場横・ツバキ花、サンシュユ花→11:45華屋与兵衛(ランチ)13:00→正門入口付近・ホトケノザ花、ユキヤナギ花→湿性植物園・ハンノキ雄花など、コブシ冬芽、フクジュソウ花、ミツガシワ茎、ニホンスイセン花、ヒメリュウキンカ花、ハリギリ実
→自然観察路・カワセミ、ガマ果実→子供広場上・ヤドリギ→古代植物園・ツルウメモドキ果実、キハダ葉柄内芽、トチノキ冬芽、ムラサキシキブ冬芽→古代芝生広場・ミズキ冬芽、コナラ冬芽、ウツギ果実→シラカシ林・葉の展開状況説明→自然池泉→15:30正門(解散)

見られた鳥(カワセミ)、花(スハマソウ、キクザキイチゲ、サンシュユ、ヒイラギナンテン、ツバキ、ホトケノザ、ユキヤナギ、ハンノキ、フクジュソウ、ニホンスイセン、ヒメリュウキンカ)、冬芽(ハクモクレン、コブシ、ベニバナトチノキ、トチノキ)、実(ナギイカダ、ハリギリ、ガマ、ツルウメモドキ)、樹形(半寄生植物のヤドリギ)の写真だけを掲載し、それぞれの説明については、今回は省略させていただきます。


カワセミ。
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スハマソウ。
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キクザキイチゲ。
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サンシュユ。
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ヒイラギナンテン。
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ツバキ。
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ホトケノザ。
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ユキヤナギ。
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ハンノキ。
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フクジュソウ。
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ニホンスイセン。
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ヒメリュウキンカ。
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冬芽
ハクモクレン。
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コブシ。
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ベニバナトチノキ。
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トチノキ。
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ナギイカダ。
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ハリギリ。
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ガマ。
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ツルウメモドキ。
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その他。
半寄生植物のヤドリギ。
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以上
by midori7614 | 2016-02-25 12:11 | 身近なみどり

2月10日 生田緑地観察会

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の今年度第2回目の見て歩き行事を、生田緑地で行いました。行程は次の通りでした。
小田急線向ヶ丘遊園駅10:00出発→生田緑地入口→東口ビジターセンター(トイレ休憩)→しょうぶ園→中央広場→ナンキンハゼ林→椿の道→つつじ山→梅園→奥の池→かおりの園→Cafe星めぐり(昼食・トイレ休憩)→かわさき宙と緑の科学館(展示見学)→グリーンアドベンチャー樹木あてクイズのコース逆回り(40番→1番)→生田緑地入口(15:20解散)。
お天気は快晴でした。気温10度前後、北風3~4mで寒さを心配しましたが、なるべく日当たりの良い道を選んで歩きましたので、午前午後とも、無事に野外のの観察が出来ました。見られた花は、サザンカ、ヤブツバキ、ハンノキ、ボケ、ウメ、ウグイスカグラでした。

生田緑地観察会で見られた植物を、参加者の復習に役立てばと思い、掲載します。
先ず、向ヶ丘遊園駅→生田緑地入口までの、道路歩きで見られたもの。
カツラの冬芽と昨年の実のカラ。
秋の黄葉はひときわ美しく、落ち葉は発酵して、ほのかな甘い香りを漂わせるので知られている木ですが、落葉した枝では何の木だか判らないですね。
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カシワの枯れ葉。
カシワは冬でも枯葉が落ちないで翌春まで樹上に残る。枯れた葉が長く枝に残るので、昔から縁起の良い木として、慶事・神事に使われ、庭園にも植えられてきた。葉は古くなったり、気温が低下すると、オーキシンが低下し、葉柄の一部に1から2層の細胞層(離層)が形成される。 オーキシンの低下に伴いエチレン(ホルモン)が上昇し、酵素が細胞層(離層)に分泌され、細胞層が分離し、葉は落ちる。 カシワのように分離せずに枯葉が枝に付いているのは、離層の形成が遅いのでなく、酵素の分泌が少ないためと思われる。
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イブキ(ヒノキ科)の異型葉。
鱗状葉と針状葉の2種類の葉が同じ木に見られる。一つの個体の普通葉のなかに、形態の異なる複数の型が認められるとき、これを異形葉性という。
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生田緑地内でみられたもの。
サザンカ。
特徴。花の開き・・平開。花の散り方・・花弁はバラバラに散る。花の散った後のメシベと萼片・・メシベは残るが平開の萼片は少ない。オシベ(花糸)・・花糸はまったくくっつかず離れている。メシベ(子房)・・有毛。葉柄と若枝・・細かい毛が多い。葉の光沢・・光沢が少なく黒っぽい。葉の先端・・凹。
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ヤブツバキ。
特徴・・花の開き・・半開。花の散り方・・花弁とオシベがまとまって散る。花の散った後のメシベと萼片・・メシベは残るとともに、半開の筒状の萼片もしっかり残る。オシベ(花糸)・・花糸の半分ぐらいがくっついていており筒状。メシベ(子房)・・無毛。葉柄と若枝・・毛はほとんどなくツルツル。葉の光沢・・光沢が強く厚みがある。葉の先端・・凸。
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ハンノキ(榛の木)。 カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。
山野の低地や湿地、沼に自生する。花期は冬の12-2月頃で、葉に先だって単性花をつける。雄花穂は黒褐色の円柱形で尾状に垂れ、雌花穂は楕円形で紅紫色を帯び雄花穂の下部につける。花はあまり目立たない。雄花序は枝先に数個付き、開花すると長さ7cm前後に伸びて大量の花粉を放出する。雌花は雄花序の下側につく。球状果は長さ2cmほどで、秋に熟して種子を放出する。種子は長さ2mmほどで、小さな翼があって風で散布される。果実は松かさ状で10月頃熟す。
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ニワウルシの実。
原産は中国。日本には明治初期に渡来した。雌雄異株で、果実は秋に熟し、披針形で中央に種子がある。冬越しの実が残っている。
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ハリギリの実。枝先に球形の散形果序を多数だし、小さな果実をつける。果実は液果。直径4~5mmの球形、はじめ赤褐色、のちに黒く熟す。種子は長さ3~4mm。淡黄緑色の花が散状につき,球状の果実が黒く熟す。冬越しの実が残っている。
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ドングリの発根。種子から根を最初に出しいる段階。これから,子葉が二つに割れ、根の上の方へ茎を伸ばすことになる。
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ボケ(木瓜)バラ科ボケ属の落葉低木。
樹高は1 - 2m。若枝は褐色の毛があり、古くなると灰黒色。樹皮は縦に浅く裂け、小枝は刺となっている。葉は長楕円形・楕円形。長さ5 - 9cmで、鋭頭でまれに鈍頭。基部はくさび形で細鋭鋸歯縁。花は3 - 4月(秋咲き種は11月~12月)に葉よりも先に開く。短枝の脇に数個つき、径2.5 - 3.5cm。色は基本的に淡紅、緋紅。白と紅の斑、白などがある。
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梅林風景。
梅の花が見られる期間は、12月上旬から4月上旬ですが、同じ品種でも、九州では東京より2週間ほど早く、東北では3週間くらい遅れるようです。ここは、寒い場所なので、開花が遅いです。
観梅のポイント:花を眺め、楽しむのは、人それぞれで良いのですが、昔の風流人、現代の茶道をされる人は、次のポイントを挙げています。
①花とつぼみの色を見る。(花びらだけでなく、萼の色・形も楽しく眺める。)
②枝ぶりを眺める。(枝がいろいろと曲がっているのを楽しく眺める。)
③ほのかな香りを嗅いで楽しむ。(開花したての、花粉が多い花が良く香る。)
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ウメ。 バラ科サクラ属。
果実の収穫を目的とする「実梅」約100種と、観賞を目的とする「花梅」約300~400種に分ける。さらに、「花梅」を木の性状により、次の7種類の「性」に分ける。
①野梅性(原種に近い、葉が比較的小さく、枝もよく出て、香りが良い、花は中輪で白色が多い) 
②紅筆性(つぼみが筆の先のようにとがり、紅色になる) 
③難波性(葉が丸く、枝が細かい、香りが良い、花は白色が多いがまれに淡紅色) 
④青軸性(つぼみが緑白色、枝は濃い緑色) 
⑤豊後性(杏との自然雑種、枝が太く、葉は丸く大きい、葉に毛がある、花は大輪で淡紅色)
⑥杏性 (杏との自然雑種、枝は豊後性よりやや細い、葉は大きくなめらか、花は中輪で淡紅色) 
⑦紅梅性(枝は細く密に出る、枝の断面の中心部髄が紅色、花は多くは中輪で紅色)  
以上の性のほか、性とは関係なしに葉や枝の色形の変化で枝が垂れ下がるものを「枝垂れ」、葉の形が本来のウメと異なるもの、あるいは斑入り、絞りなど色の変化のあるものを「葉変わり」、新しい枝に黄白色の斑が入り、冬に紅色となるもの「錦性」、新しい枝に筋状の斑が入るものを「筋入り」という。また、竜が臥したように枝が地をはうものを「臥竜梅」という。
咲いていた主な品種。
花の大きさの基準:極大輪4㌢以上)、大輪(3~4㌢)、中大輪(2.5~3㌢)、中輪(2~2.5㌢)、小輪(1.5~2㌢)、極小輪(1.5㌢以下)

寒紅梅(=八重寒紅)。野梅性八重。紅色良く早咲き、中大輪。
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南高。野梅性一重。白中輪、良い実が取れる。
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夫婦枝垂れ。野梅性八重。白大輪花付き良し剛健。
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春日野。野梅性八重。白地に紅の吹き掛け、又は咲き分け中輪。
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八重旭。野梅性八重。裏紅中輪14~15弁。
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大和牡丹。豊後性八重。淡色大輪抱え咲き。
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黒田。豊後性八重。淡色大輪。
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古代紅鶯宿。紅梅性一重。紅色大輪抱え咲き。最も美しい。
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五節の舞。紅梅性八重。本紅中輪三重位、花底は青い。
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藤牡丹。豊後性八重。大輪。蕾は紫色から満開で淡紅色。
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ノシランの青い実。ユリ科ジャノヒゲ属。
ノシランにはヤブランの2倍くらいの丸い種子がなる。色は最初薄緑色だったが,日が経つにつれ徐々に濃くなり,新年も明けると、ようやく青く色づいてくる。これから更に色づくと,藍色に近い色になる。(同じ仲間のジャノヒゲは同じように青いが、ヤブランの実は黒いので区別がつきやすい。)
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咲き残っていたロウバイ(蝋梅、別名カラウメ)   
花が全開となり、直径2cmで、がく片と花弁の区別がなく、花被片は多数らせん状につく。外側の花被片7~8片は淡黄色をしているが、内側の花被片6~8片はこれより小さくて紅紫色である。オシベは5~6個で、内側に葯のない花糸だけの退化オシベが7~8個ある。メシベは花托が壷状に凹んだ中に多数ついている。
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ハクモクレンの花芽。
花芽は3重の芽麟に包まれる。芽麟は鱗状ではなく銀白色の毛に覆われる。外側の2重の芽麟は12~1月頃に脱げ落ち、芽麟痕が残る。花芽は斜上する短い枝から頭をもたげた形で、上もしくは斜め上を向く。太陽の当たる南側が先に膨らむので冬の終わり頃には先端が北方向を指す。花芽は葉に先立ち内側の芽麟を脱いで開花する。
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コブシの花芽。
花芽は芽麟に包まれる。芽麟は鱗状ではなく銀白色の毛に覆われる。花芽の基部付近に小さな托葉がある。これは開花と同時に芽生え花の底部につく一枚の葉となる。托葉の直下にV字形の葉痕が見える。下方に側芽(葉芽)がありその直下に葉痕がある。花芽はハクモクレンのように首を持ち上げず、枝の方向に向くので、上向きだけでなく、横向きや斜め下向きなどが見られる。3月になると花芽は内側の芽麟を脱いで開花、1枚の托葉も同時に芽生える。花は平開する。
コブシとハクモクレンの特徴の違い。
花芽はよく似ているが、コブシの花芽が伸びる枝方向に沿って左右横方向や斜め上、斜め下を向くのに対し、ハクモクレンは上ないし斜め上を向く。又、花芽を覆う毛は、コブシは毛が立ち、ハクモクレンの方は毛が先端方向に寝ている。微妙な違いであるが先側から基部の方に撫でると、ハクモクレンの方がひっかかる感じである。
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ヤドリギ。ヤドリギ科ヤドリギ属。常緑小低木。
落葉広葉樹に半寄生する低木です。 枝が伸びて、分岐して生長して繁茂します。葉は、対生し、倒皮針形で先端は丸く、葉質は厚く、肉質です。 花は、早春に4ミリ程度の黄緑色の小花がつきます。果実は、淡黄色で球形です。 ヤドリギの果実は、小鳥(特に、ヒレンジャク、キレンジャク)の好物で、実を食べた小鳥が、粘る種子の入った糞をして、その粘る糞が他の枝に付いて繁殖します。
落葉樹に宿るヤドリギ。
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ウグイスカグラ。スイカズラ科スイカズラ属。
山野の日当たりの良い場所に自生する日本固有種。花は、初春から枝先の葉腋に1~2センチの花柄を出して淡紅色の漏斗状の花を2個下垂する。花冠は1~2センチ、先端は5裂、裂片は平開する。陽だまりのところで、咲き始めていました。
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以上
by midori7614 | 2016-02-11 15:45 | 身近なみどり

10月27日 座間谷戸山公園見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、座間谷戸山公園と星谷寺を散策してきました。この公園は、都市化の進行している地域に、里山を残そうとした活動が奇跡的に実った、自然と触れ合える広大な県立公園です。座間には鎌倉古道なども残り、遺跡や社寺に古い歴史がある。台地や丘陵に浸み込んだ雨水が10数か所で湧き出している。

行程は次のとおりでした。
座間駅→公園西入口→(外周路コース)→パークセンター→→伝説の丘(昼食予定地)→わきみずの谷→湿性生態園→長屋門→公園西入口→星谷寺(イヌマキとイチョウ)→座間駅。
公園の中は、次の地図の道で、主要道路を歩きました。風が強く吹きましたが、予想外の晴天に恵まれ、良い見て歩きができました。
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見られた主な花や実を、見られた順に、参加者のご参考に掲載します。

ゴンズイ(権萃)。ミツバウツギ科ゴンスイ属の落葉低木。
樹皮は灰緑色で、白褐色の皮目が、縦縞状に見える。この模様が、魚のゴンズイに似るのが名前の由来。果実はミカンの房状の袋果。9月半ばには、赤く熟して裂け、中から黒い光沢のある種子が、1~2個現れる。
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ミズキ(水木) ミズキ科ミズキ属の落葉高木。
葉は長さ2-5cmの葉柄をもって互生し、広卵形から楕円形で縁は全縁、先はとがる。果実は核果、球形で紫黒色をしている。
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カリン(榠樝) バラ科カリン属の落葉高木。
未熟な実は表面に褐色の綿状の毛が密生する。成熟した果実は楕円形をしており黄色で大型、トリテルペン化合物による芳しい香りを放ち、収穫した果実を部屋に置くと部屋じゅうが香りで満たされるほどである。10〜11月に収穫される。実には果糖、ビタミンC、リンゴ酸、クエン酸、タンニン、アミグダリンなどを含む。
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ナツメ(棗) クロウメモドキ科の落葉高木。
果実は核果で長さ2cmほどの卵型、熟すと赤黒くなり次第に乾燥してしわができる。核には2個の種子を含む。果実は乾燥させたり(干しなつめ)、菓子材料として食用にされ、また生薬としても用いられる。
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シロダモ(白だも) クスノキ科シロダモ属の常緑高木。
雌雄異株。花期と果実期はともに秋。前年の秋に開花した雌花が、果実として1年後に赤色に熟す。果実は楕円状球形で、長さ12〜15mm。
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花は散形花序で、葉腋に黄褐色の小花を多数つけるが、まだ、この木では花芽であった。
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イヌビワ(犬枇杷) クワ科イチジク属の落葉小高木。
雌雄異株であり、初夏に花を付けるが、イチジクの果実状の内側に咲くので、花は外からは見えない集合花である。果実は秋には赤色から黒紫色に熟す。食べられるが、不味い。
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タイワンホトトギス(台湾杜鵑草) ユリ科ホトトギス属の多年草。
花期は9-10月。茎先に腺毛のある散房花序をつけ、数個の花を上向きにつける。小花柄は1-6cmになり、軟毛が生えるか無毛。花被片は6個で、長さ2-4cm、幅4-11mmあり、ラッパ状に開き、白色から淡紫色で内面に紅紫色の斑点がある。3個の内花被片と3個の外花被片があり、外花被片の方の幅が広く、外花被片の基部に袋状のふくらみが2つにはっきりと分かれる。雄蕊は6個で、花糸は互いに寄り添って立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつける。花柱の先は3つに分かれて球状の突起があり、各枝の先はさらに2裂する。花糸、花柱ともに紅紫色の斑点がある。
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ホトトギス(杜鵑草)。ユリ科ホトトギス属の多年草。
秋に日陰に多く生える。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になった。但し、葉にある斑点は花が咲く頃には消えるらしい。
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サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻) キンポウゲ科サラシナショウマ属 の多年草。
葉は互生して長い枝に多数の白い花を付ける。花期は8-9月頃。花には両性花と雄花がある。
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小花1個。花柄があるのが特徴。よく似たイヌショウマには花柄がない。
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ニシキギ(錦木) ニシキギ科 ニシキギ属の落葉低木。
果実は楕円形で、熟すと果皮が割れて、中から赤い仮種皮に覆われた小さい種子が露出する。これを果実食の鳥が摂食し、仮種皮を消化吸収したあと、種子を糞として排泄し、種子散布が行われる。
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チャノキ(茶の木) ツバキ科ツバキ属の常緑樹。
花は10-11月頃に咲く。花は枝の途中の葉柄基部から1つずつつき、短い柄でぶら下がるように下を向く。花冠は白く、径2-2.5センチメートル、ツバキの花に似るが、花弁が抱え込むように丸っこく開く。
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アキノウナギツカミ(秋の鰻攫み)。タデ科イヌタデ属の1年草。
水湿地に生育する。茎はよく伸びて葉と葉の間が離れる。茎から葉柄、中脈の下半分にかけては鋭い曲がった棘があり、他の植物に引っかかって生育する。葉は細長い長被針形で基部はやじり形となり、茎を抱く。茎はよく伸びて葉と葉の間が離れる。茎から葉柄、中脈の下半分にかけては鋭い曲がった棘があり、他の植物に引っかかって生育する。花は茎の先端あるいは葉腋から枝分かれした枝の先端に付き、いくつかの花序をつける。花は上部が淡紅色を帯びる。花期は7月から10月。
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キツネノマゴ。 キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草。
花は8-10月ころ。茎の先端から穂状花序を出す。花序には花が密につき、それぞれの花は基部に苞があるので、外見ではその苞が並んだ棒状の姿に見える。萼は深く5裂。花はいわゆる唇花型で、上唇は小さく三角形で、先端は2裂、下唇は丸く広がって反り、先端は3裂、全体は白だが、下唇が広く赤紫なので、赤紫の花との印象が強い。
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ガマズミ(莢蒾)。スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、晩秋~初冬の時期がもっとも美味になる。
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ミゾソバ(溝蕎麦)。タデ科タデ属またはイヌタデ属の一年草。
水辺などで 30〜100cm ほどに生長し、根元で枝分かれして勢力を拡げ群生する。匍匐茎に閉鎖花をつけ種子を稔らせる場合もある。また茎には下向きに刺があり、他の植物等に絡みついて伸びることがある。葉は互生し、形が牛の額にも見えるので、ウシノヒタイ(牛の額)とも呼ばれる。
花期は晩夏から秋にかけてで、茎の先端で枝分かれした先に、直径 4〜 7mm ほどで、根元が白く先端が薄紅色の多数の花を咲かせる。 なお、他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼である。
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イノコズチ(猪子槌)。 ヒユ科イノコヅチ属の多年草。
夏から秋にかけて、茎の上部または葉腋から10cm~20cmの細長い穂状花序を出して、緑色の小花を多くつける。 小さく尖った苞葉は花の基部に3個あり、果実の熟後(実は熟しても裂けない)も残り、 とげ状となって動物や衣服に付着して、それによって種子を散布する。
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クサギ(臭木)。昔はクマツヅラ科、現在はシソ科の落葉小高木。
果実は紺色の液果で秋に熟し、赤い萼が開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きる。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤い萼からは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができる。実の青色色素は種小名にちなんでトリコトミンと命名されている。
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ヤクシソウ(薬師草)。キク科オニタビラコ属の二年草。
花期は9-11月で枝の上部に直径1.5 cmほどの黄色い花を固まって咲かせる。花は上向きに開くが、花が終わると下向きになる。
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イヌマキ(犬槇)。マキ科マキ属の常緑針葉高木。
雌雄異株。雌花の先端部に胚珠を含む。胚珠を含む部分が膨らんで種子となり、その基部も丸く膨らむ。基部の膨らみは花床と言われ、熟すると次第に赤くなり、少々松脂臭いものの甘く、食べられる。種子は緑色になって白い粉を吹く。こちらは毒成分を含有し、食べられない。全体としては緑と赤色の団子を串刺しにしたような姿となる。
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種子はまだ樹上にあるときから発芽を開始することがあり、これを胎生種子と呼ぶ。
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以上
by midori7614 | 2015-10-29 13:13 | 身近なみどり

4月30日 昭和薬科大学・薬用植物園など見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で作っているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、昭和薬科大学・薬用植物園と自然観察路へ行ってきました。

行程は次のとおりでした。
玉川学園前駅→昭和薬科大西門→校内見て歩き(観察と昼食)→西門→玉川学園前駅。

週間天気予報では、くもり・降水確率40%が続いていて、当日はどうなるかと心配しておりましたが、前日になって、晴れ時々曇りと良くなり、快適な見て歩きが実施できました。

見られた植物は次の通りでした。
エビネ。花をアップ。
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クサノオウ。
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花をアップ。
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サクラソウ。
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チョウジソウ。
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花をアップ。
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ハンショウヅル。
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ラショウモンカズラ。
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カキドオシ。
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キンラン。
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ギンラン。
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ササバギンラン。
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ジュウニヒトエ。
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ホタルカズラ。
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フデリンドウ。
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花をアップ。
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ダイコンの花。
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コウホネ。
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タブノキ。
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ジャケツイバラ。
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花をアップ。
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ジャケツイバラの果実と種子。
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ボタンの果実。メシベが5個以上あったことが判りますね。
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以上
by midori7614 | 2015-05-02 12:01 | 身近なみどり

10月19日 横浜こども植物園 その2

前回に引き続き、撮影してきました果実、紅葉を、受講生の参考になればと考え、掲載します。天気予報では、明日から3日間は、曇り~雨と冴えない天気が続きますが、野外授業日24日は、晴れ、降水確率10%の予報ですので、秋晴れの良き日に観察会が出来そうです。

クロガネモチ。
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ハクサンボク。
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コブシ。
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カラスウリ。
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キカラスウリ。
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ザクロ。
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カキノキ。
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メンデルのブドウ。
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イイギリ。
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カンレンボク(別名キジュ)。
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ドイツスズラン。
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サンシュユ。
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ハナミズキ。
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ピラカンサ。
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シナヒイラギ。
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ヤマコウバシ。
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紅葉の葉が見られたもの。
カイノキ。
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ヌルデ。
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ハゼノキ。
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カツラ。
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ドウダンツツジ。
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キブシ。
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以上
by midori7614 | 2014-10-20 05:27 | 身近なみどり

10月19日 横浜こども植物園 その1

かわさき市民アカデミーみどり学Ⅱワークショップの野外授業を、10月24日に、横浜こども植物園で行います。この授業の野外サポーターを引き受けておりますので、直前の下見に行ってきました。個々の植物の説明を書いている時間的な余裕がないので、撮影してきました花、果実、紅葉を、受講生の参考になればと考え、2回に分けて掲載します。

咲いていた花。
バラ科の花。
プリンセス ドゥ モナコ。
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ダイアナ プリンセス オブ ウエールズ。
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ガーデン パーテイ。
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クイーン エリザベス。
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ピース。
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アイスバーグ。
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カクテル。
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キンポウゲ科の花
シュウメイギク。
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八重咲きのシュウメイギク。
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サラシナショウマ。
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キク科の花。
シラヤマギク。
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アキノキリンソウ。
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セイタカアワダチソウ。
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オケラ。
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ツワブキ。
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ノハラアザミ。
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オニアザミ。
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その他の科の花。
シャクチリソバ。タデ科。
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サザンカ。ツバキ科。
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赤花のゲンノショウコ。フウロソウ科。
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アロエ。ユリ科。
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次回に、果実と紅葉を掲載します。
以上
by midori7614 | 2014-10-20 05:01 | 身近なみどり

10月16日 小山田緑地見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学のサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、小山田緑地へ行ってきました。良いお天気に恵まれ、楽しく見てきました。
行程は次のとおりでした。
集合:町田駅バスセンター・12番乗り場(小山田行き)午前10時00分。
町田駅発10:12→桜橋下車→南口→本園→梅木窪分園→アサザ池→大久保分園→トンボ池→山中分園→唐木田駅(15時30分)

見られた主なものと観察時に話題になった事項を掲載させていただきます。
青空に実を付けているカキノキ1本。
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実をアップ。甘柿でしょうか、渋柿でしょうか?どちらの遺伝子が優勢なのでしょうか?
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赤い実がきれいなウメモドキ。どこが梅に似ているのでしょうか?
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ゴンズイの果実。魚のゴンズイとどのような関係なのでしょうか?
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実をアップ。黒い種子は果実に1個のものが多いですが、たまには2個付いているものもありますね。何故でしょうか?
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キカラスウリの果実。カラスウリとはどこが違うのでしょうか?
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ナンバンギセルの花が咲き残っていました。
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ご参考:観察会の時に、この花のオシベ、メシベについて質問があり、口頭ではお話ししましたが、写真を見せることができなかったので、我が家の庭に咲いていたナンバンギセルを分解したことがありますので、その写真を掲載します。
花の中央奥を撮影しても、メシベの柱頭は見えますが、オシベが見えません。
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花弁と萼を半分取り除いて、強引にオシベ、メシベを確認しました。メシベの先端の柱頭が内側に曲がり、オシベが見えにくいわけです。この花は虫が花粉媒介するのでしょうか?
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ノコンギク。野菊は種類が判りにくいですが、開花した花の横にあるつぼみが紺色であるのと、葉の鋸歯の特徴から、ノコンギクと判ります。
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青空に映える竹林。ここのタケノコは誰が収穫するのでしょうか?
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コウヤボウキ。キクの仲間ですが、草でなく木なのでしょうか?
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タコノアシ。絶滅危惧種の珍しいベンケイソウ科の植物がありました。蛸の足に見えますか?
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チャノキ。うっかり葉に触るとチャドクガの毒にかぶれることがあるので、注意が必要。
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シオデの若い実。熟すと黒くなります。
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ガマズミの実。まだ酸っぱいですが、冬に霜などの寒さによって、甘味がでてきます。
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ツリフネソウが咲き残っていました。花の横に、花弁などが散り落ちて、たくましいメシベだけが果実に移行しはじめています。もう少し経つと果実が膨らみ、触ると種子がはじき出されます。
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ツリガネニンジン、ヤクシソウ、シラヤマギクも見られましたが、今回は撮影省略しました。
以上
by midori7614 | 2014-10-18 06:57 | 身近なみどり

10月8日 大船植物園

かわさき市民アカデミーみどり学のサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、大船植物園へ行ってきました。良いお天気に恵まれ、楽しく見てきました。主なものを掲載させていただきます。

カンレンボク(別名キジュ)の果実。
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ご参考:観察会の時に、カンレンボクの花について質問があり、花の咲く時期が8月中旬、頭状の花床にメシベが多数付いている地味な花であることを説明しました。その時、写真を見せることができなかったので、2008年8月13日のこどもの国で撮影した雌花を掲載します。上の果実の写真を見ていただくと、全部のメシベが受粉に成功しているわけでないことがわかります。
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ブッドレア。
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その小花をアップ。
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コスモス。
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生殖機能がある筒状花が中央に沢山集まっている。
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生殖機能が無くなった舌状花が周囲を装飾している。
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舌状花は筒状花から変化したことが判る花。
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まだ咲いているセイヨウシャクナゲ。常緑樹だから環境があえば、いつでも咲くようである。
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ハンカチノキの果実。
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タイワンツバキ。
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スイフヨウ。朝に白く咲いて、昼に陽をあびて、赤みが付初め、まさにほろ酔い加減になった花。
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サザンカ。
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ウリ科の果実が植栽展示されていました。
キョウリュウヒョウタン。
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トカドヘチマ。
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キュウリ「デコフルーツミックス」
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オオヒョウタン。
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オキナワスズメウリ。
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シロゴーヤ。
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他に、バラ園のバラ、温室のハイビスカスなどが咲いており、見てきましたが、今回はブログ掲載を省略いたします。
以上
by midori7614 | 2014-10-10 05:50 | 身近なみどり

サルビアとクズ

前回のブログで、「シソ科のサルビア、マメ科のクズ、ツリフネソウ科にキツリフネ、キク科のコスモス、アザミについて、オシベやメシベに注目しながら花の構造などについて、詳細に調べたうえで、ブログに掲載させていただくつもりです。」と予告させていただきましたが、その後、予定外の仕事を引き受けてしまい、日中にパソコンに向き合う時間が取れなくなりました。お天気の方も日中に雨が降れば、引き受けた仕事もお休みになる筈でしたが、こんな時に限って、雨が降りませんでした。ようやく、2週間ぶりに雨となりましたので、大変遅くなり、やや拙速ぎみの作成ですが、作成できたサルビアとクズだけを掲載させていただきます。ツリフネソウ科にキツリフネ、キク科のコスモス、アザミについては、明日からは、また忙しくなりそうですので、掲載予告を取り消させていただきます。

サルビア
花が大きく、観察しやすいので、シソ科植物の代表として、花の構造に着目してみました。幸い、サルビアは園芸植物として、入手しやすいので、花を分解しながら観察してみました。
花序は下から咲き上がります。
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萼(がく)はシソ科植物の萼は筒状になっており、先端は5つに分かれているが、いくつかが合わさって上側と下側の2つになっていることもあります。サルビアの場合は、上側に1枚、下側に2枚のように見えます。 花弁は筒状になっている合弁花です。5枚の花弁が合わさっているはずですが、多くの場合は上側と下側に分かれている程度にしか認識はできません。通常、上唇と下唇からなる2唇形の花となっています。花が終わるとこの花弁は抜け落ちます。
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 シソ科のオシベは2本または4本です。オシベが先に熟して役割を終えた段階で、メシベが伸びて花弁の外にまで出てくるようで、オシベが先に成熟し、その後にメシベが成熟する仕組みだそうです。これを「雄性先熟」と言い、成熟する時期を違えることによって、自家受精を防止しているわけである。
 さて、外側から見ると、上唇弁の先端から飛び出ているのがメシベの花柱と柱頭です。
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アップしても、オシベは見えません。
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花の中央に、虫がもぐりこむ訳ですから、虫の代わりに、ヨウジの頭を押し込んでみましたら、上唇弁の中からオシベの花糸と花粉袋が下がってきました。
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上唇弁だけ取り除いて見ると、メシベとオシベの様子が判りました。
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オシベとメシベだけに着目して見ました。オシベの基部の手前に、「テコの支点」のような仕組みがあります。この仕組みにより、オシベの基部部分の突起が虫の頭で押し上げられると、オシベの先端の花粉袋が上唇弁の中から下へ飛び出すことになっていました。
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クズ。
房状の花を咲かせます。花は葉群の下になって目立たないことが多いです。伐採跡地や放棄畑、道路端などに繁茂し、大群落を形成していることも多いですね。
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クズの花は、見上げて見つけるよりも山道に花が落ちていたりして、開花したことに気づくことが多いです。葉に隠れて見えにくいです。
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花序は下から咲き上がります。
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マメ科の花の構造です。上が虫の目印になる旗弁1個、横に翼弁2個、下に合着している舟弁2個です。
やや横向きからの花。
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正面からの花。
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オシベ、メシベは舟弁の中に守られていて、外から見えません。そこで、翼弁1個と舟弁1個分を取り除いて、オシベを見てみました。
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このしっかりした白いのは、中心にある1本のメシベを、10本のオシベが取り囲んでいる状態です。オシベは9本が合着していますが、1本だけ独立して分離しています。この分離した隙間に、ハチが口吻を差し込んで蜜を吸うそうです。いろいろ工夫されているのに、驚かされます。
以上
by midori7614 | 2014-09-25 19:07 | 身近なみどり