のん木草・みどり見て歩き

熱海の桜

今日3日は、朝から寒かったですね。昨日2日は、朝早くから夜遅くまで、葉っぱ会のバスハイクの仕事で、フル活躍しましたので、今日はゆっくり、在宅で写真の整理などをして、のんびり過ごしました。

昨日の葉っぱ会バスハイクは、いつものとおり、講師は石井先生で、下車して観察した場所は、熱海のお宮の松近くの駐車場、伊豆多賀の熱海高校付近、一碧湖の湖畔、大室山頂上、伊東さくらの里の5箇所でした。今日は、そのうち、熱海の桜について、ブログに掲載します。

本日のタイトル「熱海の桜」は誤解されそうな表現です。実は、「の」が抜けると「熱海桜」で、これはヤマザクラ系雑種と寒緋桜の交雑種の寒桜のこととなります。この桜は、温暖の地である熱海では、1月~2月に咲き、現在は葉桜になっています。本日のタイトル「熱海の桜」は、実は、3月2日に熱海のお宮の松近くの駐車場と伊豆多賀の熱海高校付近で見られた桜と言う意味合いです。

ヒマラヤザクラの葉桜。
華やかな花からでなく、葉っぱ会のバスハイクでしたので、葉っぱから入ります。
この桜は、昭和42年8月当時、東大留学中のネパールのビレンドラ皇太子(後に、親族に殺害された悲劇の国王)が伊東市を訪問された折、熱海植物友の会が熱海の桜と梅の種子を献上しました。その返礼として、翌43年5月に、ネパールより「ヒマラヤザクラ」の種子が贈られてきました。同年7月に、熱海市下多賀の市営農場で播種、育成し、熱海の各地に植えられました。他の場所では、その後枯れてしまいましたが、風当たりの弱い場所の熱海高校下の斜面のヒマラヤザクラが最後の1本として、現存しています。現存するには、この桜を守られた高校の元校長のご尽力があったからだという話しも聞いております。
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今回は、お宮の松近くの駐車場と伊豆多賀の熱海高校付近の2箇所で、観察しました。葉桜であると同時に、若いサクランボをつけておりました。
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ご参考に、約4年前の2004年12月上旬に、ここで撮影したヒマラヤザクラの花を掲載しておきます。
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お宮の松近くの駐車場に咲いていた、オオシマザクラ系の品種と思われる早咲きの桜。
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早咲き大島桜。
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寒緋桜と伊豆の海。
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寒緋桜。
寒緋桜は、雑種の桜の総称みたいなものですので、クローン品種のソメイヨシノ、河津桜がどれも似ている「ソックリサン」なのに対して、実生の自然種は1本ごとにそれぞれ多少異なっています。同じように、山桜、大島桜も雑種の自然種なので、咲く時期、葉の色、花の色が異なっています。
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熱海高校付近に植えられている桜は、この地で交配したりして育成された桜が多く、名前がはっきりしない桜だそうです。
この中には、俗に、伊豆多賀白、伊豆多賀赤などの名前で呼ばれる桜もあるそうです。
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熱海桜と言われる寒桜は、熱海では葉桜になっていましたが、伊東のさくらの里では咲いていましたので、ご参考に、掲載しておきます。
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以上
by midori7614 | 2009-03-03 17:48 | 関東のみどり
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