のん木草・みどり見て歩き

7月28日 立山自然観察第3日(最終日)

朝5時頃、強い雨と雷の音で、目覚めた。雨は激しく、窓ガラスに打ちつけている。7時前に食堂に下りると、バスの運転手さんから、富山地方は大雨洪水警報がでており、立山~美女平の間が、7時から3時間の通行止めになっていると報告を受けた。ここがバスで通過できないと、他には、道がなく帰れない。一難去って、また一難である。
ホテルの人を交えて、協議された結果、室堂での散策計画は中止し、8時半出発で、9時半美女平到着をめざし、そこで、様子をみて、再度考えることとなった。

途中、滝見台で下車し、称名の滝を眺めた。26日よりも、昨日から今朝の雨で、水量が増加し、激しく流れ落ちていた。
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この滝は、立山雄山を源に地獄谷、弥陀ヶ原、大日岳の清水を集めた称名峡谷から、4段となって、一気に流れ落ちている。落差が日本一の350mもあって、国の名勝・天然記念物に指定されている。称名滝の右側の春雪解け水の多い時だけ見られる落差500mのハンノキ滝も今回見られた。これは、はからずも大雨のお蔭である。何が良くて、何がわるいのかが判らないのが、自然なのだと思った。滝となっている崖は火砕流が堆積し、自らの重さと高熱により、溶岩・軽石、火山灰などが溶結した「溶結凝灰石」で出来ているそうだ。この滝のところで、火砕流が500m以上堆積していることが判るのである。今回は滝の直下までは、行けなかったが、次には、一度、歩いて行きたいと思った。

美女平に到着したら、やはり道路は通行止めのままだった。一応、10時過ぎまで、開通を待ち、ぶらぶらしていた。
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立山杉の林。美女平周辺の森の中を歩く道があり、「歩きたくなる道500選」、「森林浴の森100選」に選ばれている。ここも、一度、歩いてみたいと思った。
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ホオジロに似たホオアカ。ヒマツブシの私たちのお相手をしてくれた。
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10時半になっても、通行止めの解除がされないので、ケーブルで立山へ下山し、「立山カルデラ砂防博物館」へ行った。見学を開始しようとする頃に、バスは下山してきたので、八王子まで戻れる目処がつき、落ち着いて、13時まで、見学と昼食を取れた。

午前中の室堂周辺の散策を中止した代わりに、立山の町にある雄山神社中宮に立ち寄りました。
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境内には、さすが立山で、スギの大木が沢山ありました。
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昔からの立山大宮はシンプルですが、立山杉にしっかり守られていました。
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立山からは、今年7月6日に開通したばかりの高速道路を利用して、白川郷へ立ち寄りました。
合掌作りの建物を、上から眺めさせていただきました。屋根が比較的平らなのが古い建物で、急角度になっている方が新しいそうです。4~5階建ての建物のうち、1~2階が住居部分で、3~5階は養蚕部屋として使用していたとのことです。
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そこから、高山、平湯を通り、釜トンネルのところから、いつも上高地から戻る見慣れた道で、八王子へ21時30分に無事戻ってきました。
身体は年令相応に疲れましたが、精神はまだまだ若く、楽しく過ごせた3日間でした。
以上
by midori7614 | 2008-07-30 17:34 | 上信越のみどり
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