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のん木草・みどり見て歩き

5月18日長池公園見て歩き。

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き再開4回目(5月10日は雨天中止)は、長池公園で、大気不安定で実施が危ぶまれましたが、どうにか雨に降られずに無事実施できました。主に説明しました植物について、観察した順に、写真を掲載します。

ガマズミ。スイカズラ科ガマズミ属。

花は、同じガマズミ属のカンボクと似ていますが、葉の形が違うし、葉脈の特徴から、ガマズミと判定しています。

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小花を拡大してみると、花弁が5枚、オシベ5個、メシベ1個です。

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コゴメウツギ。バラ科コゴメウツギ属。

花よりも、葉の特徴で判定しています。

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小花を拡大してみると、花弁が5枚、オシベ9~10個、メシベ1個です。

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アカメガシワの赤い若葉。

葉が赤く見えるのは、若葉に生えている毛が赤いからです。毛がなくなれば、緑の葉になります。

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エビネ。ラン科エビネ属。

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ランの花の特徴が判るでしょうか? 正面から拡大してみると、赤茶色に見える基部が萼片3枚と花弁2枚で、5枚に見えます。手前の3枚のように見える白い花弁が唇弁(リップ弁)と言われる花弁1枚です。

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横から見ると、判りにくいかもしれませんが、花柄が180度ねじれています。これもランの花の特徴の一つです。

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サイハイランのつぼみ。 ラン科サイハイラン属。

花茎に10~20個の花を総状に付ける。花は細長く、淡緑褐色で紅紫色を帯び、垂れ下がる。

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ヤブデマリ。 スイカズラ科ガマズミ属。

ほぼ満開の木。枝の上に花序が並ぶ。

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花序5個。装飾花が満開だが、中央の両性花の開花はまだ少ない。

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マユミ。 ニシキギ科ニシキギ属。

集散花序を出し、直径1cmの緑白色の花をつける。

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花弁4枚、オシベ4個、メシベ1個。

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ヤガミスゲ。 カヤツリグサ科スゲ属。

茎先に6~14個の小穂が穂状につく。上部に雌花、下部に雄花がつく。

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ミツバウツギ。 ミツバウツギ科ミツバウツギ属。

枝先に円錐花序をだし、香りの良い白色の花を付ける。

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オカタツナミソウ。 シソ科タツナミソウ属。

丘陵地の木陰に生える多年草。花序は上下に長くならず,ほぼ同じ高さに花が集まってつく。

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花の色はタツナミソウよりも淡い。

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フタリシズカ。 センリョウ科チャラン属の多年草。

山林の比較的暗い場所に分布する。茎の先に数本(2本の場合が多い)の穂状花序を出し、小さな白い花をつける。

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花には花弁も萼もなく、3個のオシベが丸く子房を抱いている。

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ウグイスカグラの果実。 スイカズラ科スイカズラ属。

山野の日当たりのよいところ普通に生える。果実は液果。長さ11.5cmの楕円形で、赤く熟す。

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ムラサキツユクサ。 ツユクサ科ムラサキツユクサ属。北米原産の園芸植物。

花径23センチの紫色の三弁花が茎先に集まって咲く。花の色は青紫や赤紫のものがある。早朝に咲いて午後にはしぼんでしまう一日花である。

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アヤメ。 アヤメアヤメ属の多年草。

山野の草地に自生。直径8cmほどの紺色の花を1-3個付ける。外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴。

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花1個。花びらを下から見ると、大きく下に垂れる外花被片(萼片)3枚、外花被片の上に横に飛び出している小さめの花びらのメシベ3個、花の中央で上向きに直立する内花被片(花弁)3枚。お判りでしょうか?なお、オシベはメシベの下にあるが、外部からは見えにくいです。

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ヒメコウゾの雌花序。 クワ科コウゾ属。

雌雄同株。新枝の上部の葉腋に雌花序を付ける。

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ヒメウツギ。 ユキノシタ科ウツギ属。

枝先に円錐花序をだし、白色の花を付ける。

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ヤマボウシ。 ミズキ科ミズキ属。

葉の展開後に開花する。白い花びらに見えるのは総苞片で、その中心に小さな花を20~30個つけるが、この写真の花はまだつぼみばかりです。

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キンラン。 ラン科キンラン属。

茎の頂に直径1cmの鮮黄色の花を数個付ける。

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アマドコロ。 ユリ科アマドコロ属。

葉裏は粉白色を帯びる。葉腋から花柄を下垂し、白色で先端が緑色帯びた長さ1.5~2cmの筒状の花を付ける。茎に四角い稜(角)があるのがナルコユリとの見分けのポイント。

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ヤマツツジ。 ツツジ科ツツジ属。

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花3輪をアップ。オシベ5個、メシベ1個。

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シシガシラ。 シダ植物門シシガシラ科 ヒリュウシダ属に属する植物。

木陰のやや湿った斜面にはえる。

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エゴノキ。エゴノキ科エゴノキ属。

新枝の先に白色の花が垂れ下がって付く。花冠は直径5cm、5深裂し、外面に星状毛がある。オシベ10個、メシベ1個。

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以上




by midori7614 | 2017-05-21 05:46 | 身近なみどり
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