のん木草・みどり見て歩き

3月24日清瀬中里緑地と明治薬科大学

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の新年度第8回目の見て歩き行事を、清瀬中里緑地と明治薬科大学で行いました。くもり・降水確率40%の天気予報がが22日まで続いていましたので、実施するか中止するかを心配していましたが、前日23日発表の天気予報がくもり後晴れ、降水確率は午前中20%、午後10%と良くなっていましたので、実施と決定しました。ところが、24日は朝から小雨が降っていて、仕方なく傘をさして家を出ました。前日になって、急に天気予報が良くなった場合に、翼怒ることですが、お天気ばかりは仕方ないですね。それでも、清瀬駅バス停に集合した頃から、雨が止み、どうにか傘を一度も使わずに、見て歩きが出来て、大いに助かりました。午後2時頃からは、日が差して良いお天気になりました。
行程は次の通りでした。
清瀬駅北口バス停3番乗り場10:06→(バス)→中里団地バス停下車→せせらぎ公園木道入口→中里緑地C地区→中里緑地B地区→学習管理棟(11:30から昼食・トイレ)→中里緑地A地区→明治薬科大学(薬草園、明薬の森、明薬資料館)→明治薬科大学正門(14:30解散)

まず、清瀬中里緑地で見られる植物。
お天気が雨上がりの曇りでしたので、お目当てのカタクリやヒロハノアマナの花は、開花していませんでした。代わりに、前々日の22日に撮影した写真を掲載させていただきます。
カタクリ。
10 cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせる。花に日が当たると、花被片が開き反り返る。花茎の下部に通常2枚の葉があり、幅2.5-6.5 cm程の長楕円形の葉には暗紫色の模様がある。暗紫色の模様の持つ生理生態的役割は判っていない。
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花被片とオシベは6個。オシベは長短3本ずつあり、葯は暗紫色。長いオシベの葯は短いものより外側にあり、先に成熟して裂開する。メシベの花柱はわずかに3裂している。
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花色は紫色の他に、白色、黄色(北米原産)、赤色(ヨーロッパ原産)がある。
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ヒロハノアマナ(広葉の甘菜)ユリ科アマナ属の多年草。
葉は根出葉で2個あり、線形で中央に白線がある。花は花茎の先に1個の白色の花をつける。花びらは6個、雄蕊は6個ある。
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ヒメオドリコソウ。 シソ科オドリコソウ属。
ヨーロッパ原産の越年草。花は明るい赤紫色の唇形花で、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並ぶ。
普通の淡い紅色の花。
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珍しい白花の花。
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ヤマエンゴサク(山延胡索)ケシ科キケマン属の多年草。
長さ数cmほどの花序を茎頂に出し、長さ2cmほどの筒状の細長い花を数個から5~6個つけます。花色は淡紅紫色から青紫色です。多くの場合、筒の部分が白色を帯びます。4裂する花冠は平開し、花冠の花被片が目立ちます。
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ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科キケマン属の越年草。
花は茎の上部にびっしりと総状につき、紅紫色で長さ1.2~1.8cm。まれに花が白いものもある。花弁は4個で、外側の2個と内側の2個は形が異なる。外側の花弁のうち上の花弁は後ろが袋状になってつきでる。内側の花弁2個は先端が合着している。
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セントウソウ (仙洞草)、セリ科セントウソウ属の小柄な草。
花は、真っ白な5枚花弁は先端がわずかに内側に曲がり、5本の白い雄蕊が突き出る。花茎は高さ10-30cm、密生する葉の上に抜き出て複散形花序をなし、苞葉はない。個々の花は小さくて目立たないが、白くてまとまってつくので、薄暗い林床では全体としてはよく目立つ。
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ハナニラ(花韮)ネギ亜科ハナニラ属に属する多年草。
花径約3cmの白から淡紫色の6弁の花を花茎の頂上に1つ付ける。地上部が見られるのは開花期を含め春だけである。
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セキショウ(石菖) ショウブ科ショウブ属に属する多年生植物。
茎からは先の尖った線形葉を多数根生する。花は淡黄色の肉穂花序で、春から初夏にかけて開花する。
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ウンナンオウバイ(雲南黄梅) モクセイ科 ソケイ属。
鮮やかな黄色い花を下垂して咲かせる。花径は4~5センチくらいである。花冠は先が6つから8つに裂ける。八重咲きのものもある。雄しべは2本、雌しべは1本である。
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ウグイスカグラ(鶯神楽)。 スイカズラ科スイカズラ属。
山野の日当たりの良い場所に自生する日本固有種。花は、初春から枝先の葉腋に1~2センチの花柄を出して淡紅色の漏斗状の花を2個下垂する。花冠は1~2センチ、先端は5裂、裂片は平開する。
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コブシ(辛夷) モクレン科モクレン属の落葉広葉樹。
枝先に直径6-10cmの花を咲かせる。花は純白で、基部は桃色を帯びる。花弁は6枚。花の下に、葉が1枚つくのがコブシの特徴。
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ネコヤナギ(猫柳) ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。
雌雄異株で、雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。これは花粉のある雄花。
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明治薬科大学の薬草園、明薬の森で見られた植物。
スモモ(李、酢桃) バラ科サクラ属の落葉小高木。
初春で白い花が咲く。
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ユキヤナギ(雪柳) バラ科シモツケ属の落葉低木。
5弁で雪白の小さな花を枝全体につける。
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ムサシアブミ(武蔵鐙) サトイモ科 テンナンショウ属。
花をつつむ仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は暗い紫色か緑白色である。仏炎苞には白い縦の筋がたくさん入る。
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ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ科ヒメウズ属の多年草。
先端に向けてまばらに枝を出し、花をつける。花はややうつむいて咲き、長さ5-6mm、白くて時にやや赤みを差す。花の外から見えるのは、花弁に見えるが萼片で、楕円形で五枚、下向きに抱えるように開く。その内側には長さ2.5mmの花弁があり、やや黄色みを帯び、筒状に並ぶ。それらの基部には短いながら距があって萼片の間から上に出る。
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ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫) スミレ科スミレ属 。
花は淡紫色のものが多いが、濃紫色のものもある。花弁は長さ1.2~1.5cm。距は長さ7~8mm。花が咲き始めた頃の根出葉は丸い円心形。花茎が伸びると上位ほど細長くなり三角形から被針形。上位の葉が三角形になる点がタチツボスミレとの区別点だが、早春ではまだ三角形の葉が出ていないので、区別しにくい。
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エンゴサク(延胡索) ケシ科キケマン属の多年草。
中国原産で享保年間に日本に薬草として伝えられる。根を乾燥させたものが延胡索と呼ばれる生薬で鎮痛作用がある。日本には ヤマエンゴサク、ジロボウエンゴサク、エゾエンゴサクなどの野生種があるが、薬効が劣るので漢方では、このエンゴサクが用いられる。
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フッキソウ(富貴草) ツゲ科の常緑小低木
茎は地面を這い、先が立ち上がる。多数の葉がらせん状につく。花は単性で春に咲く。茎頂に穂状花序をつけ、雄花は花序の先に多数、雌花は基部につく。
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アミガサユリ(編笠百合) ユリ科バイモ属の半蔓性多年草。
花を下向きに咲かせる。花被片は淡緑色で6個ある。花径約3cmで鐘状花である。
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内側に黒紫色の網目状斑紋を持つ。このため編笠百合の名がある。
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チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹) モクセイ科 レンギョウ属。
葉の展開に先立って花をつける。雌雄異株である。花の色は鮮やかな黄色で、花冠は4つに深く裂ける。花径は2~3センチである。雌花は雌しべが突き出ている。雄花は雄しべが突き出ている。これは雌花である。
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シナレンギョウ(支那連翹) モクセイ科 レンギョウ属。
葉とほぼ同時に、黄色の花を開く。雄しべは2個、花柱は雄しべより長い。色は明るい黄色。
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サンシュユ(山茱萸.) ミズキ科ミズキ属の落葉小高木。
若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつける。花弁は4個で反り返り、雄しべは4個。この花は、既に受粉が終わり、メシベの子房が果実になり始めている段階。
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カンヒザクラ(寒緋桜) バラ科 サクラ属。
緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつける。小輪の一重咲きで、花弁は5枚である。
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ジンチョウゲ(沈丁花) ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。
原産地は中国南部で、日本にある木は、ほとんどが雄株で雌株はほとんど見られない。強い芳香を放つ。枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。
普通の淡紅色の花。
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白花の品種。
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以上
by midori7614 | 2016-03-27 14:21 | 関東のみどり
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