のん木草・みどり見て歩き

3月3日 小田原・辻村植物園と荻窪用水散策。

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の新年度第6回目の見て歩き行事を、小田原市の郊外にある辻村植物園と荻窪用水散策で行いました。雲ひとつない快晴で、ほぼ無風状態の穏やかな、暖かい日に恵まれ、楽しく1日を過ごすことが出来ました。
行程は次の通りでした。
小田原駅西口10時10分発→(箱根登山鉄道バス)→辻村植物園(竹林~ユーカリ~梅林~昼食)→水之尾毘沙門天→荻窪用水散策コース(取水口、山縣水道水源地など)→萬松院→風祭駅→(箱根登山鉄道)→15:05小田原(解散)

見られた植物を、見た順に掲載します。
○ウメ品種「白加賀」
560本の梅林を中心に植物公園ですが、今年は開花が早かったようで、見ごろは終わりに近く、咲き残りの白加賀が梅の香りを漂わせていました。
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○モウソウチク(孟宗竹)。アジアの温暖湿潤地域に分布する竹の一種。
日本のタケ類の中で最大で、高さ25mに達するものもある。葉の長さは4~8cmでマダケより一回り小さく、竹の大きさの割には小さい。枝先に8枚ほどまで付き、裏面基部にはわずかに毛がある。春に黄葉して新しい葉に入れ替わる。竹の幹は生長を終えると、木と同様に太くなっていくことがない代わりに、枝が毎年枝分かれしながら先へ伸びる。木での年輪の代わりにこの節数を数えるとその竹の年齢を判定できる。
竹材需要の減少に加え、20世紀最末期になって以降は中国産の安価なタケノコの輸入が増えて市場価格が下落したため、日本国内の竹林は放任傾向にある。放置された竹林は、密になって荒れると同時に、周囲の放置されている里山や休耕田などに広がる。中には山の斜面全体が竹林と化した場所も見られるようになって、環境保全上の問題となっている。
・日本三大有用竹(モウソウチク、マダケ、ハチク)のひとつ。
・一般に小売されるタケノコは、ほとんどがモウソウチク。
・タケノコの発生時期は3~5月で、ハチク(5~6月)、マダケ(6~7月)に先立って旬を迎える。
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○ヤシャブシ(夜叉五倍子) カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。日本固有種。
早春の3月頃、葉が出る前に花を開く。雌雄同株、雌雄異花で、雄花序は、枝の先の方に1~5個付き、開花すると下垂する尾状花序である。雄花序より枝下の芽である雌花序は小さく直立または斜立する穂状花序で、一つの芽から1-2個付ける。只今、ヤシャブシの花満開でした。
なお、同じ仲間のオオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)は、ヤシャブシとは違い、枝の先端から葉、雌花、雄花の順につきます。ここで区別します。
また、近年、花粉が花粉症などのアレルゲンとなることが知られるようになりました。
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垂れ下がっている枝で確認。雌花を拡大。花粉の受け入れ準備が出来ていますので、雌花は開花していますね。
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○ヒイラギナンテン。メギ科メギ属の常緑低木。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。花弁は6枚で、先が浅く2つに裂ける。萼片は9枚、オシベ6本、メシベ1本。オシベは、昆虫が触れる刺激で内側に動いて、花粉をなすりつける。
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○ツゲ(黄楊[3]、柘植)の葉にできた虫こぶ。
ツゲは、ツゲ科ツゲ属の常緑低木。細工物の材木として貴重とされる日本の固有変種。
虫こぶとは、おもに昆虫が木の枝や葉に産卵し、寄生することによって植物体組織が異常肥大成長してできる「こぶ」の事です。ツゲの木には、タマバエが産卵します。今年は3月5日が24節気の「啓蟄」(冬ごもりの虫が出て来る日)ですから、穴が開いて虫が出てきたかもしれません。
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○ユーカリノキ(一般名:ユーカリ) フトモモ科ユーカリノキ属。
常緑小高木~高木。原産地:オーストラリア 。日本には明治時代初期に渡来。種類700以上。木の成長は早く、10年で20mほどになる。大きいものでは高さ50m以上の樹もある。広葉樹では樹高が世界で一番高いと言われる。コアラが葉を食べるので有名だが、コアラが食べるのは数十種だけ。
☆花:雌雄同株。開花期:4~5月。今回は花が見られなかった。
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葉:ふちは全縁。 全面に油点があり、こすると特有の香気がある。幼木では対生し、広楕円形で無柄。成木でも根元から出た枝には幼木と同様の丸みのある葉がつく。
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成木では互生し、披針形で有柄。葉身の長さは20cmほど、大きいものでは30cmほどある。鎌形にカーブし先は長くとがる。葉は光沢の有る青緑色や銀白色をしており、硬いものが多い。葉から採れるユーカリ油には、薬効がある。コアラは葉を食べる前に鼻で臭いを嗅ぐ習慣があるが、それはユーカリ類の葉は有毒なので、毒が少ない種類かどうかを臭いで確かめているからと言われる。コアラが一日に食べるユーカリの葉は600gほどで、約1400枚だという。
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○ゲッケイジュ(月桂樹) クスノキ科の常緑高木。雌雄異株。
花芽と葉。開花は4~5月。葉は料理、薬用として利用される。
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○スギの雄花。
ヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹。日本固有種。
沢沿いなど比較的水分と栄養分に富む環境を好む傾向があり、植林の際にも谷間はスギ、中腹はヒノキやサワラ、尾根筋はマツと植え分けられる。花は雄花と雌花があり、2月から4月に開花する。雄花は長さ5 mmくらいの楕円形で、枝先に密生する。雌花はほぼ球形で、鱗片が密着し、表面に小さな棘が出る。スギは風媒花で多量の花粉を飛ばすため、開花期には花粉症の原因となる。
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○カントウタンポポ(関東蒲公英)。キク科タンポポ属の多年草。
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多くの在来種(タンポポの)と同じく、総苞が反り返らない。
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○河津桜。1955年に河津町で原木を偶然発見された。1974年に河津桜と命名され、1975年に河津町の木に指定された。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種であると推定されている。1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜である。花は桃色ないし淡紅色で、染井吉野よりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。
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○クサイチゴ(草苺)。バラ科キイチゴ属の落葉小低木。
花期は3-4月。花は白色で、5弁花。花弁は卵円形で、長さは15-20mm。花の中央にメシベが多数あり、その周囲にやはり多数のオシベを持つ。
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○イモカタバミ(芋片喰)。カタバミ科カタバミ属の植物。南アメリカ原産。江戸時代末期に導入され、帰化している。
葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。花は桃色。
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○フユイチゴ(冬苺)。バラ科キイチゴ属の常緑匍匐性の小低木。
晩秋から一ヶ月かけて赤い果実がなり、11月から1月のころに熟す。いわゆる木苺の形で、食用となる。木苺としては旨い方である。
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○アオキ(青木)。ガリア科またはアオキ科アオキ属の常緑低木。
果実は卵形の液果で、種子を1個含み、秋頃から赤く熟す。楕円形で、大きさは2cmほど。11月〜翌年5月頃まで付いている。
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○カンヒザクラ:バラ科サクラ属の種名。原産地は台湾、中国南部。日本でも鹿児島県や琉球列島に分布。緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつける。 小輪の一重咲きで、花弁は5枚。亜熱帯性の桜だが、比較的耐寒性はあって関東でも育つ。
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ジンチョウゲ(沈丁花)。ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。
つぼみは濃紅色であるが、開いた花は淡紅色でおしべは黄色、強い芳香を放つ。枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。花を囲むように葉が放射状につく。2月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく歌われる。
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○オオイヌノフグリ。 オオバコ科クワガタソウ属の越年草。
秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまう。夏の間は種子で過ごす。寒さに耐えるため、細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短毛で雪と霜を遠ざけて保温する。
花弁は4枚。それぞれ大きさが少し異なるので、左右対称の花である。色はコバルトブルーだが、まれに白い花をつける。 花は太陽の光によって開閉し、1日で落花するが、2日目にもう一度開くものもある。花の中心にある蜜でハチ、ハナアブなどの虫を誘う虫媒花だが、自家受粉も可能。自然群落の5個体で、1個体あたり平均545個の種子が生産されたという調査結果がある。
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○ホトケノザ。 シソ科オドリコソウ属。
花期は3 - 6月、上部の葉脇に長さ2cmほどの紫で唇形状の花をつける。つぼみのままで結実する閉鎖花が混じることが多い。白い花はシロバナホトケノザと呼ばれる。
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○ヒメオドリコソウ。 シソ科オドリコソウ属。
ヨーロッパ原産の越年草。花は明るい赤紫色の唇形花で、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並ぶ。
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○ハコベ(繁縷、蘩蔞)。 ナデシコ科ハコベ属。
背の低い草本で、一年草、越年草または多年草。茎は株状になるか1本立ちになり、よく枝分かれして密集した群落を作る。茎には節があり、節ごとに葉を互生する。葉は扁平で、茎の下部に葉柄があるものと無いものがある。花は集散花序か茎先や葉腋に単生する。萼片は5個。花弁は白色まれに緑色で5弁であるが、根元近くまで深く2裂するものがあるため、一見では10弁に見える。まれに花弁が退化して無いものもある。雄蕊はふつう10個。花柱はふつう3個。
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以上
by midori7614 | 2016-03-04 15:12 | 関東のみどり
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