のん木草・みどり見て歩き

11月6日 野川公園と国立天文台見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、野川公園と国立天文台を散策してきました。野川の北側は国分寺崖線(ハケ)の豊かな自然が残る公園です。この時期には、小福桜が咲いています。午前中に、野川公園で観察し、昼食を取ります。午後は、国立天文台へ移動しました。

行程は次のとおりでした。
調布駅北口10:06→(バス)→二枚橋→野川公園(小福桜他~昼食~自然観察園)→野川公園一橋14:47→(バス)→国立天文台見学16:12→(バス)→調布駅北口
予想外の晴天に恵まれ、長い時間の見て歩きをしてしまいました。

見られた主な花や実を、見られた順に、ご参考に掲載します。
○ジュウガツザクラ(十月桜) バラ科サクラ属の桜の園芸品種。
エドヒガン×マメザクラのコヒガンの系統。花が4月上旬頃と10月頃の年2回開花する。花は十数枚で、花弁の縁が薄く紅色になる。また萼筒が紅色でつぼ型である。
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○コブクザクラ(子福桜) バラ科サクラ属の落葉小高木。
ジュウガツザクラ×カラミザクラの雑種。
十月桜(ジュウガツザクラ)と同様に秋から冬、早春にかけて咲く。花径は2、3センチで小ぶりである。花弁数は20枚から30枚である。花の色は白く、散り際に紅色を帯びる。
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○シロバナアブラギク(白花油菊)。キク科 キク属。
 アワコガネギクとリュウノウギクの雑種。この花は花の色は白色でリュウノウギクの血を引いていたがやや小振りで、葉はアワコガネギクに近い形だった。但し、雑種は花や葉など両親の中間の形態となるものの一様ではないので、よく注意する必要がある。
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○サネカズラ(実葛) マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本。
雌雄異株で、雌花の花床は結実とともにふくらみ、めしべの子房がそれぞれ多数らせん状に付く。キイチゴを大きくしたような真っ赤な丸い集合果をつくる。単果は径1cmほどで、集合果全体では5cmほどになる。果実は個々に落ちて、あとにはやはり真っ赤なふくらんだ花床が残り、冬までよく目立つ。
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○キツネノマゴ。キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草。
花は8-10月ころ。茎の先端から穂状花序を出す。花序には花が密につき、それぞれの花は基部に苞があるので、外見ではその苞が並んだ棒状の姿に見える。萼は深く5裂。花はいわゆる唇花型で、上唇は小さく三角形で、先端は2裂、下唇は丸く広がって反り、先端は3裂、全体は白だが、下唇が広く赤紫なので、赤紫の花との印象が強い。
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○ヤクシソウ(薬師草)。キク科オニタビラコ属の二年草。
花期は9-11月で枝の上部に直径1.5 cmほどの黄色い花を固まって咲かせる。花は上向きに開くが、花が終わると下向きとなる。
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○ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナス科ナス属の多年草。
つる性の草本で、他の樹木等に絡み付いて繁茂する。全草に柔らかな毛を持つ。葉はアサガオに似た三裂したものから、卵状のものまで部位によって大きく変形する。果実は秋に1cm程度の球形の実を付け、赤く熟すものが多いが、黄色になるものもある。
ヒヨドリジョウゴの名は、ヒヨドリがこの実を好んで食べることから名付けられたとされるが、実際には特に好んで食べるわけではなく、冬になっても残っていることが多い。全草にソラニンを含むため、食べられない。
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○シロヨメナ(白嫁菜)  キク科シオン属の多年草。名は「ヨメナ」だが「シオン属」です。
初秋から、茎頂で花柄を分けて径1.5~2cm前後のやや小さい白色のキク型の花を皿型(散房状)にやや多くつける。葉は、長さ10cmほどの長楕円形で葉先は鋭三角形です。葉には粗い鋸歯(葉の縁のギザギザ)があります。ノコンギクの亜種。
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○アワコガネギク(泡黄金菊) キク科キク属。
葉は長さ5~7cmの広卵形で 羽状に深裂し、裂片の先はとがる。頭花は黄色で直径約1.5cm。総苞は長さ約4mm。総苞片は3~4列に並び、外片は線形または狭長楕円形。
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○ユウガギク(柚香菊)  キク科ヨメナ属の多年草。 
上部で花茎を分け、初秋から、茎頂に径3cm前後の白から淡紫色の典型的なキク型の花をつける。 葉は、幅3cmほど、長さ8cm前後の卵状長楕円形で、通常、葉縁に鋭く浅い切れ込みか、または羽状の中裂が入ります。
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○カントウヨメナ(関東嫁菜) キク科ヨメナ属 の多年草。
平地、田のあぜや川べりなどに生える草丈50~100cmになる多年草。(茎頂に径3cm前後の白から淡紫色の典型的なキク型の花をつける。ヨメナは食用として美味であることから、「嫁にも食べさせる」という意味合いで、牧野富太郎は「この類中では最も美味でしかもやさしく美しいからである」としている。 但し、ヨメナは美味のようですが、カントウヨメナは食べても美味しくないようです。
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○トネアザミ(利根薊)キク科アザミ属の多年草。
茎の高さが1~2メートルになる大型アザミのひとつ。花は、苞(ほう)に包まれていて刺が全体につく、この刺は花が咲くと後ろに反る。花は、暗赤紫色で長さが1~2センチ、筒型の花が咲く。 
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○イヌタデ(犬蓼) タデ科イヌタデ属の一年草。
秋に茎の先端から穂を出し、花を密につける。花よりも、その後に見られる真っ赤な果実が目立つ。果実そのものは黒っぽい色であるが、その外側に赤い萼をかぶっているので、このように見えるものである。
タデの仲間は花弁がなく、顎がその代わりとなっている。表面にしわがないのがつぼみであり、稔ると表面にしわができる。
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○シュウメイギク(秋明菊) キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間である。高く伸びた花茎の上に大柄な花をつける。花は多数の赤紫色の花弁状の萼片が目立ち、本物の花弁はない。花色は赤紫色であるが、近年、他種との交配品種が市販されるようになり、弁数が少ない品種や白色の品種が多く栽培されて名称の混乱が見られる。 
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○ヒオウギ(檜扇)の実。 アヤメ科アヤメ属の多年草。
花は8月ごろ咲き、直径5 - 6センチ・メートル程度。花被片はオレンジ色で赤い斑点があり放射状に開く。午前中に咲き夕方にはしぼむ一日花である。種子は5ミリメートル程度で黒く艶がある。黒い種子は俗に射干玉(ぬぼたま)と呼ばれ、和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞としても知られる。
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○ヤブラン(藪蘭) キジカクシ科ヤブラン属の多年草。
花は夏から秋に、紫色の小さいもので、穂状に咲く。葉は細長く、先は垂れる。果実は黒色。10月
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○ノコンギク(野紺菊) キク科シオン属。
根出葉は柄があって卵状長楕円形、茎葉は柄がなくて卵状楕円形から卵形で三行脈、縁には粗くて浅い鋸歯が出る。いずれも葉の両面ともに短い毛がある。根出葉は花時にはなくなる。
花は8月から11月頃まで咲く。茎の先端の花序は散房状で、頭花は径2.5cmほど、周辺の舌状花は細長くて紫を帯びた白から薄紫、中央の管状花は黄色。痩果は長さ1.5-3mmで先端には4-6mmの冠毛が多数ある。
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○ホトトギス(杜鵑草)。ユリ科ホトトギス属の多年草。
秋に日陰に多く生える。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になった。但し、葉にある斑点は花が咲く頃には消える。
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○ウバユリ(姥百合) ユリ科ウバユリ属の多年草。
花期は7-8月であり、茎の上部に横向きの花をつける。長さ4-5cmで楕円形の果実をつける。扁平な種子には広い膜があり、長さ11-13mmの鈍3角形になる。[
花が満開になる頃には葉が枯れてくる事が多いため、歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられた。
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○ムサシアブミ(武蔵鐙)  サトイモ科テンナンショウ属。
雌雄異株ですが、栄養状態がよいと雌株に性転換するという変わった性質を持っています。
雄株では、訪花昆虫を外に出して雌株への受粉を円滑にするために、仏炎苞の基部に穴が空いていて訪花昆虫が逃げ出せるようになっています。
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○リンドウ(竜胆) リンドウ科リンドウ属の多年草。
花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせる。高さは50cmほど。葉は細長く、対生につく。
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○センボンヤリ(千本槍) キク科センボンヤリ属の多年草。
頭花は春型と秋型の2型ある。果実は痩果となり長さ6mm、冠毛は褐色になり、長さは11mmになる。秋型の頭花は、自家受粉する閉鎖花で筒状花のみからなる。奥に、果実の痩果と、手前に閉鎖花が見られた。
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○コウヤボウキ(高野箒) キク科コウヤボウキ属の落葉小低木。
1年目の枝につく葉は幅広い卵型、2年目の枝につく葉は細長い。冬には葉を落とし、枝のみが目につく。花は秋の遅く(9 - 10 月)に、1年目の茎に一輪ずつ咲く。頭状花は筒状花のみ十数個からなり、白い房状、長さ1.5cmほどで、花弁は細長くてよじれる。下部は総苞片が重なり円柱形なる。
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○ツワブキ(石蕗、艶蕗)キク科ツワブキ属の多年草。
草丈は50cm程度。地下に短い茎があり、地上には葉だけが出る。葉は根生葉で葉身は基部が大きく左右に張り出し全体で円形に近くなる。長い葉柄を持ち、葉柄は大きく切れ込んだ葉身の中心につく。これらの点はフキによく似ている。その葉は厚くて表面につやがあり、緑色が濃く、若いときには綿毛が多い。花期は10-11月。葉の間を抜けて花茎を伸ばし、その先端に散房花序をつけ、直径5cm程度の黄色い花を数輪咲かせる。フキが夏緑性であるのに対して、ツワブキは常緑性である。
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○ハダカホオズキ。ナス科の草本。秋に真っ赤な実をぶら下げるようにつける。
花期は8-9月。葉は葉腋から1-2個、時に4個まで束になって生じ、長さ1.5-2.5cmの細い柄があって、垂れ下がって開花する。花は白から次第に淡黄色になる。萼は湾状で先端が切れたように平らになり、ほとんど裂けない。花冠は長さ5mm、径8mmほどで短い鐘状、基部はやや筒状になり、先端は5裂し、その裂片は反り返る。雄蘂は花筒とほぼ同じ長さで葯は長さ1mm。液果は球形で径6-7mm、赤く熟する。萼は果実になるときに僅かに膨らむが、ホオズキ属のように果実を包むまで膨らむことはない。また花柄も先端がやや太くなる。種子は扁平で長さ約1.5mm。果実がホオズキのように袋に包まれておらず、裸であることからこの名がある。
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○マユミ(檀、真弓、檀弓) ニシキギ科ニシキギ属の木本。
雌雄異株。果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった四裂の姿。秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。3
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国立天文台の中で見られた花と果実。
○ゴンズイ(権萃) ミツバウツギ科ゴンズイ属 の落葉小高木。
果実は袋果。長さ1cmほどの半月形。果皮は肉質で厚く、9~11月に赤く熟す。熟すと裂開し、光沢のある黒い種子が1~2個顔を出す。種子は直径約5mm。
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○ツルウメモドキ(蔓梅擬) ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉つる性木本。
果実は秋に淡黄色に熟し、3つに裂開し、赤い仮種皮に被われた種子が現れる。これが美しいので生け花や装飾用に使われる。種子は鳥に食べられて散布される。
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ご参考:ツルウメモドキの赤い種子。この姿であれば、ツルウメモドキとすぐに判るが、種子が出ていない上の写真の果実では判りにくい。
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タイワンホトトギス(台湾杜鵑草) ユリ科ホトトギス属の多年草。
茎先に腺毛のある散房花序をつけ、数個の花を上向きにつける。小花柄は1-6cmになり、軟毛が生えるか無毛。花被片は6個で、長さ2-4cm、幅4-11mmあり、ラッパ状に開き、白色から淡紫色で内面に紅紫色の斑点がある。3個の内花被片と3個の外花被片があり、外花被片の方の幅が広く、外花被片の基部に袋状のふくらみが2つにはっきりと分かれる。雄蕊は6個で、花糸は互いに寄り添って立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつける。花柱の先は3つに分かれて球状の突起があり、各枝の先はさらに2裂する。花糸、花柱ともに紅紫色の斑点がある。
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クサギ(臭木) シソ科の落葉小高木。
果実は紺色の液果で秋に熟し、赤いガクが開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きると考えられている。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤いガクからは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができる。
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カラスウリ(烏瓜) ウリ科のつる性の多年草。
果実は直径5~7cmの卵型形状で、形状は楕円形や丸いものなど様々。熟する前は縦の線が通った緑色をしており光沢がある。10月から11月末に熟し、オレンジ色ないし朱色になり、冬に枯れたつるにぶらさがった姿がポツンと目立つ。鮮やかな色の薄い果皮を破ると、内部には胎座由来の黄色の果肉にくるまれた、カマキリの頭部に似た特異な形状をした黒褐色の種子がある。この果肉はヒトの舌には舐めると一瞬甘みを感じるものの非常に苦く、人間の食用には適さない。
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以上
by midori7614 | 2015-11-08 17:32 | 関東のみどり
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