のん木草・みどり見て歩き

10月15日 長池公園見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、八王子市長池公園を散策してきました。この公園は、八王子市南西部、多摩ニュータウンの緑の拠点として計画された自然保全型公園です。源流域に広がる雑木林と水をたたえる長池と築地という古い溜池や湿地を包み込むことで、豊かな植生の里山の景観を生み出しています。

行程は次のとおりでした。
南大沢駅→南大沢東緑地→清水入緑地→長池公園南エントランス(トイレ休憩)→(中央園路)→長池公園自然館(昼食・トイレ)→築池→(ながいけの道)→長池→(かんさつの道)→十字路→炭焼き小屋→田んぼ→(つくいけの道)→築池→姿池→長池公園北エントランス→見附橋→(バス)→南大沢駅

南大沢駅からバスでも行けるのですが、往路は南大沢東緑地と清水入緑地の中を歩いて、長池公園南エントランスから入りました。15日までが秋晴れの良いお天気でした。
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長池公園の中は、次の地図の赤線の道を歩きました。
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見られた主な花や実を、見た順に掲載します。
○ガマズミ(莢蒾)。スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、晩秋~初冬の時期がもっとも美味になる。
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○マユミ(檀、真弓、檀弓) ニシキギ科 ニシキギ属の落葉低木。
果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった四裂の姿です。果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。
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○クサギ(臭木)。昔はクマツヅラ科、現在はシソ科の落葉小高木。
果実は紺色の液果で秋に熟し、赤い萼が開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きる。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤い萼からは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができる。実の青色色素は種小名にちなんでトリコトミンと命名されている。
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トネアザミ(利根薊)キク科アザミ属の多年草。
茎の高さが1~2メートルになる大型アザミのひとつ。花は、苞(ほう)に包まれていて刺が全体につく、この刺は花が咲くと後ろに反る。
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トネアザミの頭状花序。花は、暗赤紫色で長さが1~2センチ、筒型の花が咲く。
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○ハチオウジアザミ(八王子薊)。キク科アザミ属の多年草。
長池公園自然館の内野秀重副館長が2003年10月、荒れ地になった八王子市の水田を再生させる活動をしていた際、発見した新種のアザミで、国立科学博物館の門田裕一先生によりハチオウジアザミという名前が付けられた。ハチオウジアザミは上記のトネアザミによく似ているが、カガノアザミ群という別の仲間。湿地に生え、頭花が細く、アザミの花の外側をとりまく総苞片のトゲがあまり長くならないのが特徴です。
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カントウヨメナ(関東嫁菜) キク科ヨメナ属 の多年草。
平地、田のあぜや川べりなどに生える草丈50~100cmになる多年草。(茎頂に径3cm前後の白から淡紫色の典型的なキク型の花をつける。ヨメナは食用として美味であることから、「嫁にも食べさせる」という意味合いで、牧野富太郎は「この類中では最も美味でしかもやさしく美しいからである」としている。
但し、ヨメナは美味のようですが、カントウヨメナは食べても美味しくないようです。
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ミツバウツギ(三葉空木)。ミツバウツギ科ミツバウツギ属の落葉低木。
実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。先が浅く2つに裂けた袋のような形をしており、秋には褐色に熟する。
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○ミゾソバ(溝蕎麦)。タデ科タデ属またはイヌタデ属の一年草。
水辺などで 30〜100cm ほどに生長し、根元で枝分かれして勢力を拡げ群生する。匍匐茎に閉鎖花をつけ種子を稔らせる場合もある。また茎には下向きに刺があり、他の植物等に絡みついて伸びることがある。葉は互生し、形が牛の額にも見えるので、ウシノヒタイ(牛の額)とも呼ばれる。
花期は晩夏から秋にかけてで、茎の先端で枝分かれした先に、直径 4〜 7mm ほどで、根元が白く先端が薄紅色の多数の花を咲かせる。 なお、他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼である。
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○アキノウナギツカミ(秋の鰻攫み)。タデ科イヌタデ属の1年草。
水湿地に生育する。茎はよく伸びて葉と葉の間が離れる。茎から葉柄、中脈の下半分にかけては鋭い曲がった棘があり、他の植物に引っかかって生育する。葉は細長い長被針形で基部はやじり形となり、茎を抱く。花は茎の先端あるいは葉腋から枝分かれした枝の先端に付き、いくつかの花序をつける。花は上部が淡紅色を帯びる。花期は7月から10月。
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アキノウナギツカミの茎はよく伸びて葉と葉の間が離れる。茎から葉柄、中脈の下半分にかけては鋭い曲がった棘があり、他の植物に引っかかって生育する。
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○オオニガナ(大苦菜)。キク科フクオウソウ属の多年草。
円錐花序に10-20数個の頭花がつき、頭花の径は3.5-4cmで淡黄色。頭花の小花は26-39個つく。
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ヤナギタデ(柳蓼)。タデ科イヌタデ属の多年草。
9月の終わり頃から10月にかけて長い花序を形成し、秋には紅葉して美しい。晩秋の河原では、この紅葉でヤナギタデの存在が容易に確認できる。葉は細長く、その形をヤナギの葉に例えたのが和名となった。ヤナギタデは全草が辛いので、噛めば同定できる。
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○ヤマハッカ(山薄荷)。シソ科ヤマハッカ属の多年草。
8月から10月にかけて青紫色の花を咲かせる。長く伸びた花序のそれぞれの場所にツボミと花殻があり、どの部分にも開花している花があるので、長い期間、美しい花を見ることができる。花冠を正面から見ると4裂しており、周辺に比べて濃い青紫色の斑点がアクセントになっている。
多くのシソ科植物の花では、花筒の先端は5裂するが、そのうちの1つが上側に位置し、そこに雄しべや雌しべが守られるようにくっついている。ヤマハッカでは天地の関係が逆になっており、上側に4裂、下側に1つとなっている。従って、雄しべや雌しべは下側に位置している。
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○ノハラアザミ(野原薊)キク科アザミ属の多年草。
茎の高さは60cm-1mになる。葉は羽状に中裂し、縁にとげがある。花期は8-10月で、茎の上部で枝分かれし上向きに花をつける。花(頭状花序)は筒状花のみで構成されており、花の色は紫色である。
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○オヤマボクチ(雄山火口)。キク科ヤマボクチ属の多年草。
アザミ類であるが、山菜として「ヤマゴボウ」と称される。根は漬け物にするなどして食べられる。名前の由来は、葉の裏に生える繊維が火起こし時の火口(ほくち)として用いられたことから。
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ホトトギス。ユリ科ホトトギス属の多年草。
秋に日陰に多く生える。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になった。但し、葉にある斑点は花が咲く頃には消えるらしい。
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○ヤクシソウ(薬師草)。キク科オニタビラコ属の二年草。
花期は9-11月で枝の上部に直径1.5 cmほどの黄色い花を固まって咲かせる。花は上向きに開くが、花が終わると下向きになる。
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コガマ(小蒲)。ガマ科ガマ属の多年草。
上の雄花穂と下の雌花穂がくっついてつくのが特徴。ガマに似るが、花穂も小ぶりで葉も細い。
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○ゴンズイ(権萃)。ミツバウツギ科ゴンスイ属の落葉低木。
樹皮は灰緑色で、白褐色の皮目が、縦縞状に見える。この模様が、魚のゴンズイに似るのが名前の由来。果実はミカンの房状の袋果。9月半ばには、赤く熟して裂け、中から黒い光沢のある種子が、1~2個現れる。
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自然館の中庭で栽培されていた植物。長池公園に自生している植物ではないので、名前と写真だけを掲載する。
○タカアザミ
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○ニッポンイヌノヒゲ
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カメバヒキオコシ。
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カメバヒキオコシの小花。
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マツバダンコキク。
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ヤマモモソウ。アカバナ科ガウラ属。
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フジバカマ
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フジバカマの小花。
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以上
by midori7614 | 2015-10-17 18:27 | 関東のみどり
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