のん木草・みどり見て歩き

5月20日 東京都野鳥公園見て歩き

かわさき市民アカデミーみどり学受講生有志で結成しているサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、東京都野鳥公園へ行ってきました。
ここは1960年代に、海を埋め立てて出来た人口の緑地ですが、鳥の観察以外にも、植物の観察もできるようになっています。行程は次のとおりでした。
行程:大森駅東口10:10発⇒(京急バス約20分)⇒バス停・東京港野鳥公園→(歩き5分)→野鳥公園正門→園内(観察と昼食)→バス停・東京港野鳥公園14:44⇒(京急バス約20分)⇒大森駅東口(15時過ぎ解散)
天気は、日中9時~15時は晴れ、日中の降水確率10~20%、日中気温度20~28度でしたが、木陰は葉裏から出る水蒸気、酸素、フィットンチッドで、極めて快く、昼寝でもしたい感じでした。
見られた植物を、花を中心に掲載させていただきます。

ヤマボウシ(山法師、山帽子)ミズキ科ミズキ属。
葉は対生し、楕円(だえん)形または卵円形で長さ4~12センチ、全縁でやや波打つ。花は6~7月に開き、淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、花弁のように見える。
離れたところから見た花盛りのヤマボウシ。
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頭状花序1個。
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花をアップ。
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トベラ(扉)トベラ科トベラ属の常緑低木。
主に枝の先に葉が集まって着く。葉は倒卵形、互生、主脈は白っぽく、葉全体はつやのある緑色で、周辺部がやや内に巻くように、葉全体が反っている。5月頃芳香のある白い5弁の花をつける。果実は熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるといわれる。8978、8982
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咲はじめの花弁は白い。
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時間が経過すると花弁は黄色くなる。
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シャリンバイ(車輪梅)バラ科シャリンバイ属の常緑低木。
4-6月に白または淡紅色の5弁の花(両性花)をつける。
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マユミ(檀、真弓、檀弓)ニシキギ科ニシキギ属。
雌雄異株。葉は対生で細かいのこぎり歯(鋸歯)があり、葉脈がはっきりしている。1年目の枝は緑色をしている。老木になると、幹には縦の裂け目が目立つ。花は初夏、新しい梢の根本近くにつく。薄い緑で、四弁の小花。
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ガマズミ(莢蒾)山地や丘陵地の明るい林や草原に生える落葉低木。
花期は5-6月。白い小さい花の花序を作る。晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。
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イボタノキ(水蝋樹・疣取木) モクセイ科イボタノキ属。
花期は初夏、ギンモクセイに似た芳香ある筒状で先の四裂した白い小さな花を、総状に小枝の先に密集して咲かせる。花序は先端が垂れる。オシベは2本あり、花冠から少し突き出る。
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シモツケ(下野)バラ科シモツケ属の落葉低木。
花は3~5mmの小さな花が集まって花序になります。花色は赤紫からピンク、白などがあります。葉は長楕円形で葉先がやや尖り、葉縁のギザギザが目立ちます。
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花以外では、ヤマグワ、ナツグミ、クスノキ、タブノキ、アセビの実が見られましたが、掲載を省略します。

草本の花では、ヤセウツボ、カキツバタ、アカバナユウゲショウ、ニワゼキショウ、カタバミ、ヘラバオオバコ、シロツメクサ見られました。

ヤセウツボ(痩靫) ハマウツボ科ハマウツボ属。地中海沿岸原産で、日本には外来種として定着している。葉緑素をもたないため全体的に褐色で、15-50cmほどの高さまで生長する。4-6月に12mm程度の大きさの唇形花を咲かせる。花の色は黄色の他、赤褐色、黄褐色、紫色などのものもある。
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カキツバタ[燕子花、杜若](アヤメ科)
紫色の花を付ける。内花被片が細く直立し、外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の中央部に白の筋を特徴とする。
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アカバナユウゲショウ。(赤花夕化粧) アカバナ科エノテラ属 。
南アメリカ原産で江戸時代末期に鑑賞用として導入された多年草。現在は、道端や空き地などに自生する帰化植物。茎は叢生し、5-10月に上部の葉腋に淡紅色や白色の4弁花をつける。葉は互生し、葉身は3-5cmの披針形、縁が波打ち浅い鋸歯がある。今回の参加者から次の発言があった。『名前の由来は、花が赤色で、午後から夕方にかけて美しく開花することから。』と書かれているが、自宅で栽培したら、朝にしか咲かないとのこと。
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ニワゼキショウ(庭石菖)アヤメ科ニワゼキショウ属。
芝生や草地などに群生する。花期は5月から6月で、直径5mmから6mm程度の小さな花を咲かせる。花弁は6枚に分かれる。花色は白のものと赤紫のものがあり、中央部はどちらも黄色である。
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カタバミ(酢漿草、片喰、傍食) カタバミ科カタバミ属。
葉は、ハート型の3枚がとがった先端を寄せあわせた形の三出複葉。春から秋にかけ黄色の花を咲かせる。花びらは5弁。日向では花を出すが、日陰に咲いてしまうと花がしぼんでしまうのが大きな特徴である。
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ヘラバオオバコ、シロツメクサは掲載省略します。
以上
by midori7614 | 2015-05-21 13:04 | 関東のみどり
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