のん木草・みどり見て歩き

12月13日 多摩森林科学園のキジョラン

この時期は、雨が降らない日には、ボランテイアの植木屋さんをしています。年々、体力が落ちているようで、予定どおりに進行しないので、日数が予定よりも多くなっています。どうにか、20日頃までには終わらせて、年末は自分の時間を持てるようにしたいと思っています。
忙しくても、みどり学Ⅱワークショップとみどり学サークル活動は、最優先に取り組ませていただいています。ブログの方は、個人的なこととして、この時期は手抜きせざるを得ません。

さて、13日の穏やかな晴天に恵まれた日に、かわさき市民アカデミーみどり学のサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、仲間9名で、多摩森林科学園を歩いてきました。
ここは、桜の保存林で有名なところですが、冬にキジョランの果実が飛び交う光景でも有名なところです。今回はこの光景を眺めることが第一の目的でした。幸運にも、今回は、科学園の職員の方に、午前、午後とも、合計4時間ほど、園内をご案内いただき、樹木園内の常緑樹や落葉樹の樹形、幹肌、葉、果実などをじっくり観察させていただきました。空飛ぶキジョランの種子は、見て歩き行事の計画通り、しっかり見ることが出来て、全員満足して、帰ってきました。

本日は、キジョランだけに絞って掲載させていただきます。
漢字で「鬼女蘭」と書かれるキジョランは、ラン科の植物ではなく、ガガイモ科の仲間です。和名は、空を飛ぶ種子が、タンポポの種子のように、種髪が白い毛で、鬼女の白髪を連想させることに由来するとのことです。
葉の上に落下していた種子。
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暖地に生える常緑の多年生つる植物です。
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アサギマダラの食草としてよく知られている葉は対生し,厚くしっかりとしていて,濃いつやのある緑色で大きさは10cm前後です。アサギマダラの幼虫に食べられた丸い痕跡の穴が空いています。
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8~9月,葉のわきから枝を分けてその先に複数の丸い花を咲かせますが、小さくて地味な花です。
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果実は1年4か月かけて13cm~15cmほどに大きくなり、特徴のある楕円形をしています。
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種子の出る前の果実(左下)と種子が沢山出ている果実(右上)
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中から鬼女蘭(キジョラン)の名前のもととなっている,白い長い毛のついた種子がたくさん出ている果実。
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種子が割れた箇所から飛び散ってしまった果実。
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地面に舞い落ちていたキジョランの種子。
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種子を上にして、ひっくり返っているキジョランの種子。
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拾ってきた種子をアップしてみました。
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白い毛の下にあるコーヒー豆のようなものが種子です。長さは15mm位です。
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ご参考:拾ってきたキジョランの種子(左)とテイカカズラの種子(右)
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キジョラン以外に見られた植物については、明日掲載させていただきます。
以上
by midori7614 | 2013-12-14 19:45 | 関東のみどり
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