のん木草・みどり見て歩き

さつき

本日5日も良いお天気でした。1か月一度の内科検診に行き、その後、生田緑地を一回りしてきました。ハナショウブが見ごろでした。咲き残りに近いアワブキ、タイサンボク、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、ノウゼンカズラの花も見られました。この写真は、順次整理して、後日掲載します。

さて、1日には、県立相模原公園のグリーハウス内で、さつきの展示会が行われていました。地元園芸家の努力の跡がうかがわれる見事なさつきばかりでした。なお、4日に行きました宿河原緑化センター内でも、さつきの展示会が行われていました。

「さつき」と呼ばれているのは、じつは躑躅(つつじ)の一種で、「さつきつつじ」を省略した名前です。
さつきツツジ:5月中旬から6月中旬が開花時期。旧暦の皐月(5月)に咲く事からの命名。江戸時代から人気があり、園芸化が進み、現在1500種類もあるらしいです。
こんな区別の仕方も
1.新葉より花が先に咲くのがつつじ、葉が出て花が咲くのがさつき
2.花の無い時期は芽や葉に生えている細かい毛の色で区別している人もいます。
    サツキは、茶色でツツジは、緑色。  (2~3例外はある)
3.開花時期での区別。「つつじ」は4月中旬から5月上旬にかけて咲き、「さつき」は5月中旬から6月中旬にかけて咲く

オシベが花弁化したと思われるさつき。
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花弁が合弁から離弁に戻ったかのようなさつき。
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一番多いのは、1本の木で、色違いの花を付けているさつきでした。
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花の色違いの部分をアップ。
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梅の花では、このような色違いを「輪違い、思いのまま」という品種名が付けられています。
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花桃の花では、このような色違いを「源平咲き」と言います。
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さつきの場合は、1500品種もあり、その中に、いろいろの名前が付けられています。
このような現象がおこることを「キメラ」と言うそうです。
生物学における キメラ (chimera) とは、同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること。またそのような状態の個体のこと。
この用語はギリシャ神話に登場する伝説の生物「キマイラ(頭は獅子、胴は山羊、尾は蛇で火を吹く怪獣)」に由来する。
植物の場合、キメラには2種類があります。
植物キメラという言葉を言い出したのは Winkler (1970年)のようで、この場合は、接ぎ木で人工的に作り出したキメラを指します。
多分、このさつきは、園芸家が接ぎ木で作り出したものと思われます。
キメラの作り方は、
1.まず接ぎ木をする。
2.接いだ部分がいい具合になじんだ頃に、接合部を切断する。!
3.すると切断面の治癒組織から、親株と接株の両方に由来した細胞が混在したまま成長し、色違いの花を咲かせる。

もう1つは、より多く見かけるタイプで、植物の体を作っている細胞の一部が突然変異し、その結果、一つの個体が、複数の、性質の異なる細胞群からできた体になった場合です。
以上
by midori7614 | 2013-06-05 20:03 | 関東のみどり
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