のん木草・みどり見て歩き

桜の品種「普賢象」

良いお天気続きで、3日間外出続きで、撮影した写真の整理ができていません。昨日に引き続き、八重桜の観察です。

八重桜も早くも散り始めています。どこでも見られる里桜の代表的な園芸品種で、淡紅色
の花をつけるますが、満開になると白色になります。昨日掲載した関山とおなじような大輪の八重桜ですが、室町時代から知られている古い桜だそうです。
普賢象について、いろいろ調べながら、写真を撮ってみましたので、本日のブログに掲載させていただきます。

1本の木の写真。
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つぼみは桃色で、開花したての花は、ほんのり淡紅色していて、次第に白くなって満開となります。満開を過ぎて、萎みだすと花の中心から紅色が濃くなります。
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次第に開花してくると、花序はの花は白色と淡紅色が混じった色合いで、きれいです。
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花の表面から見てみましょう。花弁は何枚あるでしょうか?(後で、数えた写真を掲載しますので、見て下さい。)
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花の中央を見てみましょう。メシベが2本ありますが、変な感じですね。中心から二本の緑色の葉のようになったメシベが突き出て、先端がそり返っているところを普賢菩薩の乗った象の鼻に見たてと言うのが名前の由来になっています。
もともと、花の器官は全て、葉の変化したものです。メシベになっていたものが、先祖の葉に戻った「先祖帰り」の現象ですね。
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ご近所の家の普賢象の花をいただいたので、分解しながら、観察してみました。
まず、ぶら下がっている花柄を見てみました。
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花柄の基部には、櫛形の苞葉が付いていました。
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萼片は5枚で、オオシマザクラの萼片と同じように、萼片の縁には鋸歯が見られます。狭い意味のサトザクラトと言うのは、オオシマザクラの園芸品種と言われますので、オオシマザクラの性質がでてくるのでしょう。花が大輪で、白っぽいのもオオシマザクラの血を引いているのでしょう。
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花を縦割りにカットして見ました。2本のメシベと萼筒の中に、緑色の球形の子房が見えます。
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花弁とオシベ、メシベを分解して並べて見ました。この花の場合には、花弁は33枚でした。
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他の花でも、同じように、花弁とオシベ、メシベを分解して並べて見ました。この花の場合には、花弁は36枚でした。何でも、花を分解してしまうのは、良くないと思いますが、2回程度はお許し下さい。
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花弁を取ってしまった後の萼片とオシベとメシベを見てみました。オシベは20数本で、葉化したメシベが2本でした。
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葉化したメシベ2本を切り離して、見てみました。葉の鋸歯まではっきりと見えますね。
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本来の普賢象の葉はこんなものです。
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以上
by midori7614 | 2013-04-15 18:55 | 身近なみどり
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