のん木草・みどり見て歩き

桜品種・関山

今年は八重咲の桜も、早くも満開となっています。どこでも見られる色が濃い桃色の関山について、いろいろ調べながら、写真を撮ってみましたので、本日のブログに掲載させていただきます。

1本の木の写真。カンザン(関山) は、サトザクラの八重咲き品種で、八重桜の代表とも言われます。大きくて濃桃色の八重の花を咲かせます。
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花弁が多く、沢山の小花が集合して咲くので、枝が重みで垂れ下がっています。
枝が枝垂桜ほどではありませんが、半枝垂れのように垂れ下がり、垂れ下がった先端だけが再び立ち上がるのが、関山の特徴です。垂れたり、立ち上がったりするのは、植物ホルモンが光などの環境の影響で、枝の幹側に集まるとか、その反対側に集まるとかの影響があるそうですが、その仕組みについては、まだ判っていないようです。
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垂れ下がる枝にも花がいっぱいつきます。
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赤茶色の若葉と一緒に濃い桃色の花を咲かすので、きれいです。
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若葉だけでも、きれいな桜です。
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つぼみは桃色の花弁が重なり会っているので、色が濃く感じます。
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花の柄と萼片にも緑色に赤みを帯びています。アントシアニンの色素が多いのでしょうね。
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花の表面から見てみましょう。花弁は何枚あるでしょうか?(後で、数えた写真を掲載しますので、見て下さい。)
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花の中央を見てみましょう。メシベが1本か2本か判りにくい写真ですね。オシベは25本ぐらいのようですね。
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他の花で見た場合には、メシベは2本ありました。
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ご近所の家の花をいただいたので、分解しながら、観察してみました。
花を縦割りにカットして見ましたら、この関山のメシベも2本でした。
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メシベの子房をアップして見ました。楕円形の子房ですね。
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オシベと八重の花弁の観察してみました。
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オシベと花弁はメシベを取り囲んでいた、オシベの花糸が合着した白い円筒の部分から出ています。花弁はオシベが花弁に化けたものでした。
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花弁とオシベ、メシベを分解して並べて見ました。この花の場合には、花弁は29枚でした。個々の花によっては、多少の違いはありそうです。
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なお、この花の場合には、メシベは1本でした。関山の場合には、メシベは1本または2本と、個々の花によって、違うのではないかと思います。
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以上
by midori7614 | 2013-04-14 20:33 | 身近なみどり
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