自分が企画した山行計画を、退会記念のお別れ山行とした次第ですが、お天気に恵まれて、会に残る会員9名にも喜んでもらえて、有終の美を飾ることができた思いでした。
大久保山~神領山~蜂城山の山中の山道は、樹林の日蔭の道で、登山道は落ち葉で埋まり、花はほとんど見られませんでしたが、蜂城山への登りが始まる付近から山の斜面が南向きに変わり、スミレなど初春の花がチラホラ見られるようになりました。蜂城山山頂の神社からの下山路は神社の参道のようで、道幅もしっかり拡がり、ジグザグ道で、日当たりがよくなっているので、タチツボスミレの群落、イカリソウ、キバナツクバネウツギ、ヤマツツジ、コバノトネリコ、キイチゴ、ヤマザクラなどが見られました。下山後に、釈迦堂遺跡博物館に向かう農道付近では、桃畑の桃以外にも、レンギョウ、ムラサキハシドイ、アケビの花が見られました。山梨の標高300m~800mの山道を歩いたのですが、ようやく春の兆しが見られるようになったという感じで、3月の山道を歩いている感じでした。
大久保山登山口で、コバノトネリコと南アルプスの山なみ。
神領山~蜂城山の山道で見られたもの。
冬越しして、翅をかすかな日光で温めていた蝶。
撮影していたら、翅を閉じて。落ち葉に隠れたつもりで、保護色の翅の裏側を見せてくれました。そっとして、立ち去りましたが、登山道の真ん中で暖を取っていると踏まれてしまうのではないかと後で心配しました。
アカマツが多い山で、枯れ木に固いキノコが付いていました。
アカマツの大木が広葉樹みたいに、枝を広げていました。風雪に耐えてきた歴史を物語っているようでした。
ヤマボウシの大木がありました。
蜂城山で見られたもの。
タチツボスミレ。
イカリソウ。
キブシと奥秩父の山並み。
モミジイチゴ。
ミミガタテンナンショウ。
ヤマツツジ。
キバナツクバネウツギ。
山中に咲いていたコバノトネリコ。
カシミザクラかヤマザクラかはっきりしませんが、ヤマザクラ系の桜。花が手に取れないので、萼筒の毛の有無が確認できませんでした。
下山後の農道歩きで見られた花。
レンギョウ。
ムラサキハシドイ。
アケビ。
以上