のん木草・みどり見て歩き

タチツボスミレ

本日6日は、かわさき市民アカデミーみどり学のサークル「みどり葉っぱ会」の見て歩き行事で、静岡県三島市にある遺伝子学研究所の桜と楽寿園の溶岩流の上に自生した植物観察に行く予定でした。本日午後から、春の嵐みたいな低気圧による悪天候の予報でしたので、昨日のうちに中止としました。
たまたま、昨日お会いした「みどり葉っぱ会」の会員から、スミレの花の構造が判る写真をブログに掲載して欲しいとのご希望がありましたので、我が家のタチツボスミレの花を分解した写真を本日掲載させていただきます。

我が家の庭には、植えもしないのに、タチツボスミレが毎年花を咲かせています。日本中たいていのところに見られる日本を代表するスミレと言っても良いでしょう。
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花アップ。淡紫色で、すっきりと整った感じがする。
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オレンジ色のオシベ花粉と白っぽいメシベをアップ。
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スミレの分類は、地面にしゃがみこんで、花茎の有無、托葉の櫛の歯状の切れ込み、距の付き方、花弁や距の色、花弁に生えている毛の有無などを確認する必要があります。
タチツボスミレの特徴は、托葉で、櫛の歯状の深い切れ込みがあります。
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更に、確認するために、葉と茎をいただき、チッシュペーパーの上において撮影しました。
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花は直径1.5~2cmで淡紫色。唇弁の距は紫色を帯びる。
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花を上から見る。萼片が確認できます。
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花を横から見る。花弁5枚。下の唇弁の奥が距になっていることが判ります。
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5枚の花弁のうち、3枚の花弁をはずして、オシベ、メシベの様子と距の中に入っているオシベの突起物を確認して見ました。
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更に、確認するために、花一個をいただき、分解してみました。
横向きの花。距の存在が判ります。
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上弁1枚と側弁1枚だけ外す。メシベは花柄の中央から出ている。メシベに側着しているのがオシベの橙色の花粉袋。
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距を半分カットして、中を覗く。オシベから伸びている2本の突起物が入っている。
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突起物がどのようにでているのかを確認。5本のオシベのうち2本が距の中に突出して、そこから蜜を出します。
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オシベとメシベの部分をアップ。
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なお、オシベとメシベを分解して、倍率40倍で撮影した特殊な写真がありますが、残念ですが、このブログではその写真を掲載できません。今度、現在、見て歩きに使用中のカメラで撮影して、掲載させていただきます。
以上
by midori7614 | 2013-04-06 06:49 | 身近なみどり
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