4日、かわさき市民アカデミーみどり学のサークル「みどり葉っぱ会」の行事で、「大磯駅→高来神社→高麗山→八俵山→浅間山→湘南平→大磯駅」の低山ハイキングコースを、のんびり、ゆっくりの植物観察をしました。今年の寒さの最後の日かなと思いながら見て歩きしました。参加者も非常に楽しめるコースと喜んでいましたので、また、企画してみたいと思います。
取り敢えず、撮影したものを掲載させていただきます。
「大磯駅→高来神社」の間で、個人宅の庭で見られたもの。
ソテツの雌花。
きれいな梅の品種。
高来神社の天然記念物「シイニッケイ」
スダジイの頂上部の心材が腐朽し、凹状になったところに、ヤブニッケイが根付き生長した結果、2種の樹木が一体化したように見える合体木です。推定樹齢では、スダジイ300年以上、ヤブニッケイ150年前後と書かれていました。
謎の隔離分布の「モクレイシ」
この木は、暖地の海岸付近の常緑樹林内に生える常緑の低木で、神奈川県が分布の北限の木です。この木は神奈川県と伊豆、南九州などに、飛び地的に離れて分布するという謎めいた木です。多分、亜熱帯から黒潮にのってやってきて、原産地と環境が似ていたところだけで、生き残ったものだろうと推測されます。今回の観察の目的の木でしたので、花と実が見られたのは、ラッキーでした。
花。
果実。
境内の名木。ナギの古木。
古木としての幹肌。
葉脈が平行脈の丈夫な葉と果実。
高麗山→八俵山→浅間山のハイキングコースで見られたもの。
ヤブツバキの花。
オニシバり(別名ナツボウズ)が花盛りでした。
タチツボスミレと思われるスミレが陽だまりに咲いていました。
ニセジュズネノキ(ツルアリドウシ)の葉と果実。
ニワトコの混芽(一つの芽の中に、茎・葉・花が一緒になっている芽)の展開。
湘南平で見られた花。
寒桜。
梅。
紅梅(八重寒紅と思う)。
白梅(原種に近い野梅系の梅で、萼片が緑色ですので、緑萼梅です。)
本日はこの程度とさせていただき、ナギ、ヤブツバキ、オニシバリ、スミレについては、詳細を後日調査して、ブログ掲載したいと考えています。
以上