のん木草・みどり見て歩き

ビワ

近所の長尾の里を歩いていますと、11月以降、あちこちでビワの花が咲いています。ビワについて、調べてみましたので、本日のブログに掲載させていただきます。

ビワはバラ科の常緑高木で、中国南西部原産とのことです。日本には古代に持ち込まれたと考えられています。枝葉は春・夏・秋と年に3度伸長します。
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葉は互生し、葉柄は短い。葉の形は20cm前後の長楕円形で厚くて堅く、表面が葉脈ごとに波打つ。縁には波状の鋸歯がある。
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花芽は主に春枝の先端に着き、純正花芽で、11月上旬には大きく膨らみ、つぼみとなります。
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花期は11~2月と長く、順次白い地味な花をつけます。
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白い花弁は5枚。葯には毛が密に生えています。
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小花を表面から見ました。
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小花を横から見ました。
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小花を縦割りにして見ました。オシベの基部には、蜜が見られます。
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オシベをアップして見ました。
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メシベだけを残し、オシベなどを取り払って見ました。
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ビワは自家受粉が可能で、初夏に卵形をした黄橙色の実をつけます。花は長い期間をかけて順次咲きましたが、果実は一斉に熟します。果実は花托が肥厚した偽果で、全体が薄い産毛に覆われています。
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なお、栽培、食用について、今回調査しました事項を、ご参考に記載させていただきます。
栽培。
長崎県、千葉県、鹿児島県などの温暖な地域での栽培が多いものの若干の耐寒性を持ち、寒冷地でも冬期の最低気温-10℃程度であれば生育・結実可能です。露地成熟は5月~6月。
種を蒔くと簡単に発芽するので、観葉植物として楽しむことが出来る。生長が速いので剪定で小型に育てると良い。実生苗の結実には7~8年の歳月を要する。自家結実性のため、他品種を混植する必要はない。殖やし方は実生、接木であるが挿し木も可能。剪定は9月。露地栽培の場合、摘房・摘蕾を10月、開花は11月~2月、摘果を3月下旬~4月上旬、袋かけを摘果と同時に行う。

食用。
果肉は甘く、生食されるほかに缶詰などに加工されるが、種子が大きく廃棄率が30%以上である。生食する場合の可食率は65~70%でバナナとほぼ同等である。ゼリーなどの菓子、ジャム等にも加工される。
以上
by midori7614 | 2013-02-01 16:47 | 身近なみどり
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