のん木草・みどり見て歩き

アロエ

25日、城ケ島にアロエが咲いていました。近所の家の日当たりの良いところにも、アロエが丁度見ごろに咲いています。
アロエ(蘭)はアロエ科(分類体系によって異なっており、アロエ科、ユリ科、ツルボラン科のいずれかとなります。)アロエ属の多肉植物の総称です。現在までに300種以上が知られています。アロエ属全体としては、原産地はアフリカ大陸南部、およびマダガスカルに集中しています。日本にも伝来し、現在は九州、瀬戸内海、伊豆、千葉と主に太平洋側に多く自生しています。
e0145782_14144556.jpg

寒さには弱いですね。霜の中で、息絶え絶えのアロエ。でも、まだ生きています。
e0145782_14154520.jpg

本日のブログでは、アロエの花の構造を見てみましょう。
花序。
e0145782_14165776.jpg

小花の部分をアップして見ました。
e0145782_14172987.jpg

小花の花被(萼片と花弁の両方)を拡げてみました。花被6枚、オシベ6本、メシベ1本で、ユリの花と同じ構造ですね。
e0145782_14175527.jpg

更に、花の器官をバラバラに分解してみました。
上段の左3枚の花被は外花被で萼片でした。右3枚の花被は内花被で花弁でした。
下段の左6本が葯(花粉袋)を上につけたオシベです。右1本が子房を下につけたメシベです。
e0145782_14183083.jpg

更に、オシベ1本とメシベ1本をアップしてみました。
e0145782_14185870.jpg

メシベの子房をアップしてみました。受精していれば、これが果実になるのですが、残念ながら、まだ果実を見たことがありません。
e0145782_14192499.jpg

なお、アロエについて今回調べた事項を、ご参考に記載しておきましょう。
古くはアロエの「ロエ」を漢字で音訳(当て字)した「蘆薈」の読みを変えた「ろかい」と称しました。琉球方言ではこの漢字の中国風の発音「るふぇー」と称しています。

日本ではキダチアロエとアロエベラが多く、その他アロエ・サポナリア、アロエ・不夜城もよく栽培されています。

普通観賞用に栽培されるものはキダチアロエという。「木立ち」の名の通り茎が伸びて立ち上がっています。暖地では戸外でも育ち冬に赤橙色の花をつけます。葉の外皮は苦味が強いが、葉内部のゼリー質はアロエベラと変わらず苦味はありません。
キダチアロエは、昔から俗に「医者いらず」といわれてきたものであり、葉肉の内服で健胃効果があるとされ、また含有するバルバロインの下剤効果により便秘に効果があります。ただし、体質によっては胃炎を起こす場合があることや、継続摂取による大腸の色素沈着を起こすことがあることなども報告されています。また外用として傷や火傷に用いられる場合もあるが、逆に悪化させた例も報告されており、使用には一定の注意が必要です。なお、ドイツの薬用植物の評価委員会コミッションEによれば、ゲル状物質(葉の中央にある柔組織に存在する粘性の物質)の外用は、痛みや火傷の回復に対して有効性が示唆されています。

食用にはアロエベラ の外皮を剥いたゼリー質が使用されています。ほぼ全種がワシントン条約で保護されるアロエ属にあって唯一栽培種として例外措置されています。花は黄色で、葉は長く株の中心部の葉が成長し、外側の葉は成長に伴い枯死します。食用ではヨーグルトに入れるほか、日本では刺身などにされています。
以上
by midori7614 | 2013-01-30 14:21 | 身近なみどり
<< フクジュソウ 普通のニホンスイセン >>