10月5日より、かわさき市民アカデミーの後期の授業が始まりました。講座の授業を受講したり、ワークショップの講師、野外サポーター、来年度日程のコーデイネートをしたりで、何かと忙しくなって、ブログ掲載のために、パソコンに向き合う時間が作れません。サークルと授業で、皆さんとご一緒した時の写真だけを掲載させていただきます。
17日、雨降りになる前の晴れ間に、かわさき市民アカデミーみどり学Ⅱのサークル「葉っぱ会」の観察会で、神代植物公園に行ってきました。
秋のバラフェスタが13日から始まったばかりでしたので、バラの香りが漂う中で、きれいな花を沢山見てきました。
バラの花色や香りは、つぼみ、開花し始めのオシベの花粉が元気な頃、オシベの花粉が飛び散った後、萎む前頃とその段階ごとに変化していきます。
観察会では、この点に着目しながら、観察してみました。
1910年に英国で作られたテイーローズの代表花と言われている「レデイー・ヒリンドン(別名:金華山)」という品種で、香りの変化は画面では判らないでしょうが、花色の変化を見てみましょう。
ツボミ。
開花。「レデイー・ヒリンドン」として、よく紹介されている花色。
色変わり開始。
色変わり中。
咲き終わりの頃。
参考。オシベとメシベをアップ。
同じように、日本皇室を代表するバラと言われている「プリンセス・ミチコ」という品種でも、花色の変化を見てみましょう。
ツボミ。
開花し始め。
開花直後のオレンジ色が目立つ花。
この頃のオシベとメシベ。
咲き終わりの頃。花色は赤みを増す。
萎む前のオシベとメシベ。
花色はそれほど変化しないバラの変化も、参考に見ておきましょう。
俗に、黒バラと言われる「パパ・メイヤン」の変化です。黒バラと言っても、黒い色素があるのでなく、赤い色素が大量で濃くなると黒っぽく見えるだけです。
ツボミ。
開花し始め。
開花した花。
葉も見たら、赤黒いですね。
ついでに、青いバラと言われる「ブルームーン」の変化です。青いバラと言っても、淡い青でなく、紫がかった青ですね。
ツボミ。
開花し始め。
開花した花。
花の色が変化したり、花の香りが変化していくのは何故だろうか?
すぐには判らないことを、自分なりに、推測してみることは結構楽しいものですよ。
以上