のん木草・みどり見て歩き

ノウゼンカズラ(凌霄花)

夏の樹の花ベストテンに入る美しい花である「ノウゼンカズラ」を掲載します。

ノウゼンカズラ(凌霄花)はノウゼンカズラ科のつる性木本で、中国原産です。ノウゼンというのは「凌霄」の字音によるといわれる(古くはノウセウと読まれた)。「凌」は”しのぐ”、「霄」は”そら”の意味で、 つるが木にまといつき天空を凌ぐほど 、 高く登るところからこの名がついたと言われています。
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茎の先に総状花序をつけます。
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夏の青空に咲くノウゼンカズラ。
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花冠はラッパ型で先が5片に裂けて開きます。
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葉は奇数羽状複葉です。
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つるからは気根を出し固着する。幹はフジ (植物)と同じように太くなる。樹勢が非常に強く丈夫な花木であり、容易に株分かれして繁殖する。
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花は一日でぽとりと落ちてしまいますが次々と絶え間なく咲き続けます。でも、実がなかなか見られません。日本の虫には、無視されていて、受粉ができないのでしょうか?
花のオシベは4本あり、そのうち2本が長く、2本が短いことが、今回の観察で判りました。他の花にも、オシベが2種類ある花がありますが、どうしてこのようになっているのか不思議ですね。

花の中をのぞいて見ました。オシベ4個ははっきり見えますが、メシベ1個は見えにくいですね。
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オシベ4個をアップして見ました。
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そこで、花をカットして見ました。緑色のメシベ1個が中央にあり、黄色のオシベ4個が取り囲んでいます。オシベの長さは2本が長く、2本が短いですね。
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同じ仲間のアメリカノウゼンカズラ。花筒が細長いですね。
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以上。
by midori7614 | 2012-07-12 16:00 | 身近なみどり
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