のん木草・みどり見て歩き

キョウチクトウ(夾竹桃)

暑くなると、咲き始めるキョウチクトウを取り上げてみましょう。
キョウチクトウ科の常緑低木で、インド原産で江戸時代に日本へ渡来しました。名前の由来は、葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることからです。
芳香がある花は枝の先端に群がってつき,初夏から秋にかけて開花しています。多数の園芸品種があり,花色は,白,ピンク,黄色などさまざまで,八重咲きもあります。庭木としてはもちろん,乾燥や大気汚染に強いため街路樹、高速道路の植栽などに利用されています。

白色の花。
枝端から集散花序(しゅうさんかじょ)を出して、花をつけます。
花冠(かかん)は細長い筒から盆形に開いています。
e0145782_17571964.jpg

花弁(かべん)は5枚で、基部が筒状、その先端で平らに開いて五弁に分かれ、それぞれがややプロペラ状に曲がっています。雄ずい5個、雌ずい1個です。
ピンク色の花。P1580094、P1580092
e0145782_17595156.jpg

e0145782_1801131.jpg

3輪生の葉。P1580088
葉は厚く長楕円形で,質感はまったく異なるのですが形状だけは竹の葉に似ています.
葉は茎に3枚ずつ輪生(りんせい)して、長楕円形で両端がとがった形で、やや薄くて固い。葉の裏面には細かいくぼみがあり、気孔はその内側に開いています。
e0145782_1759266.jpg

なお、キョウチクトウは経口毒性があり、野外活動の際に調理に用いたり、家畜が食べたりしないよう注意が必要です。花、葉、枝、根、果実すべての部分に毒性があり、生木を燃した煙も毒です。ただし腐葉土になれば毒性は無くなるそうです。

中毒症状としては摂取した1時間後あたりに疝痛、下痢、頻脈、運動失調、食欲不振などがあるそうです。
以上
by midori7614 | 2012-07-05 18:03 | 身近なみどり
<< ネムノキ ネジバナ(捩花) >>