のん木草・みどり見て歩き

ドクダミ

台風3号が近づかなくて、良かったですね。最近は、晴れると頼まれた仕事で外出ばかりですが、雨が降ってくれると、在宅で、パソコンに向き合う時間を作れます。でも、明日7日は、かわさき市民アカデミーのサークルみどり会で、鎌倉へ行ってきます。明後日8日は、かわさき市民アカデミーのみどり学Ⅱ講座とワークショップがあります。この2日間は、パソコンに向き合う時間は作れそうもないですので、ブログはお休みします。

本日のブログには、身近な所で沢山見られるドクダミを取り上げてみます。

住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に半日陰地を好む。全草に悪臭がある。開花期は5~7月頃。茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。
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八重咲きの花(正確には総苞片が八重状になっている)
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栽培品種「カメレオン」。葉が斑入りカラフルできれいです。
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つぼみと開花した花。開花期は6~7月で、ほの暗い木立の下などに咲くドクダミの花の白さには、いつもはっとさせられます。この白い部分、4枚の花弁のように見える部分はじつは本当の花弁ではありません。これは総苞片(そうほうへん)と呼ばれる器官で、そして中心部の黄色い部分、シベのように見える部分はたくさんの花の集合体です。つまりたくさんの小さな花が集まって、ひとつの大きな花のように見える形を作っているのです。なお本当の花、小さなひとつひとつの花に花弁はありません。
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花が下から、咲き上がっていく。
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1つ1つの花には花弁はない。おしべは6~7本とのこと。雌しべの柱頭は3~4本で、反曲している。花は咲かせるが、有性生殖は行わず、卵細胞が受精せずに発達して種子を形成する(単為生殖)。
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今回調べたことを、記載しておきましょう。
○名前の由来。
ドクダミという和名は、「毒を矯める・止める」という意味を持つとか、あるいは「毒や傷みに効能がある」という意味の「毒痛み」に由来すると言われています。
ドクダミの別名は十薬(じゅうやく)で、江戸時代の儒学者・本草学者である貝原益軒が著した『大和本草』には、馬に与えると「十種ノ薬ノ能アリトテ十薬ト号スト云」と書かれています。ドクダミの万能薬ぶりを見るとなるほどとうなずきたくなりますが、牧野富太郎(1862~1957)はその著書の中で、「ジュウヤクとは実は〓薬(じゅうやく)から来た名である」としています(「〓」はドクダミの中国名)。

○薬用として
ドクダミは、ゲンノショウコ、センブリなどとともに日本の民間薬の代表的なものです。
ドクダミの花穂や葉、茎には、排便を促す緩下作用や余分な水分を排泄する利尿効果がある成分を含んでいるので、体内の老廃物除去作用がある。また毛細血管を強化する作用もある。カリウム塩を含んでおり、神経細胞や筋肉組織を活性化する働きがある。体内の水分を正常に保ち、利尿作用、快便作用、皮膚表面の汗腺の調節に効果があり、自律神経をコントロールする働きもしている。
ドクダミの独特の臭いは、精油成分。この成分は、強い抗菌作用がある。
最近、抗カビ、抗菌作用について目を向けられている。ドクダミの独特の臭いのため昆虫も嫌うほどで、白アリ予防や食品の防腐剤としても開発されている。生葉では独特の臭いのため飲用できないが、乾燥させると、精油成分が揮発するので、煎じて飲用することができる。煎じて飲料することにより、便秘症、風邪、蓄膿症、耳鳴り、胸の痛み、のぼせ、胃酸過多、高血圧、動脈硬化、冷え性などなど数え切れないほどの効能があります。
生薬として、開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)とされ、日本薬局方にも収録されている。十薬の煎液には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがある。なお臭気はほとんど無い。 また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよい。
漢方では解毒剤として用いられ、魚腥草桔梗湯(ぎょせいそうききょうとう)、五物解毒散(ごもつげどくさん)などに処方される。しかし、ドクダミ(魚腥草、十薬)は単独で用いることが多く、漢方方剤として他の生薬とともに用いることはあまりない。

○食用として
加熱することで臭気が和らぐことから、日本では山菜として天ぷらなどにして賞味されることがある。
◆若い芽の天ぷら
◆塩湯でゆでて、水でさらし、味噌とみりんで和える。
以上
by midori7614 | 2012-06-06 18:46 | 身近なみどり
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