明日6月1日は天気予報では、雨降りのようですが、みどり学Ⅱワークショップの野外授業で、バスツアーで日光植物園へ行きます。講師は石井誠治先生へ依頼してありますが、私はみどり学Ⅱワークショップのコーデイネーター兼野外サポーターとして、参加します。バスやお弁当などの手配から、会計も引き受けていますので、その準備をしていましたら、すっかり遅くなってしまいました。明日は、ブログはお休みさせていただきます。
さて、5月に、奥多摩や東高根森林公園などに、長い期間咲いていたので、セリバヒエンソウを観察してみました。
キンポウゲ科ヒエンソウ属の草本で、明治時代に入ってきた中国原産の帰化植物です。名前は、葉が セリの葉に、花がツバメの姿に似ているということから付けられたとのことです。
茎葉は2~3回3出の複葉で、小葉は羽状に切れ込む。花期には根出葉はない。
花を1個アップして見ました。見方の違いなのでしょうが、ツバメというよりトンボなどの昆虫の姿に見えます。花びらが沢山あるように見えますね。萼片や花弁はどうなっているのでしょう。
花の正面から、花弁、オシベ、メシベの様子を見ました。花びらが二重構造みたいで、外側の大きな花びらが5枚の萼片のようですね。萼片の上の1枚の基部が細長い筒状の距になっています。内側に、小さく、色の薄めの花びらが花弁で4枚あります。
花びらを一部はずして、横から花の内側を見ました。オシベは6~7本あるように見えます。メシベは柱頭が分かれているのかは判りませんが、緑色の花柱は太く1本になっています。
以上