のん木草・みどり見て歩き

キリシマツツジ系の二重咲きツツジ

ゴールデンウイーク前半に、川崎市のつつじ寺と言われる神木の等覚院のツツジも見ごろでしたが、我が家のキリシマツツジ系の二重咲きの園芸品種が満開となっていました。
キリシマツツジ系の二重咲きの園芸品種については、「八重霧島」、「紅の司」などの品種名が知られていますが、我が家のツツジは実家に植えられていたツツジを移殖しただけなので、品種名を調べてはいません。私は、品種名についてはあまり興味を持っていませんので、品種名を覚えようとの努力は一切していません。でも、何度か見たり、聞いていると忘れられなくなる品種名はありますね。
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花の正面。
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花の側面。
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花の中央を覗きました。メシベ1本、オシベ5本です。オシベの花粉袋(=葯)は面白い模様になっています。
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花を取って、観察させていただきました。
左の緑色のものは間違いなく葉そのものであって、二重咲きの花の一段目の花冠は萼が変化したものと判りました。二重咲きになる品種でも、一本の株の中で一重咲きと二重咲きが混じっている場合もよく見かけます。このような場合、二重咲きのものには萼がありませんが、一重咲きのものにはちゃんと緑色の萼があります。こんな花を見ていると、一寸したきっかけで緑の萼になったり色鮮やかな花弁になったりできるという、
「植物のもつ潜在能力」の大きさに感心させられます。
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花を半分にカットして、オシベ、メシベの様子を確認しました。メシベの子房、オシベの花糸の基部は有毛で、ここに蜜が付いてくるのだと判ります。
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他のツツジの花も、同じように、花を半分にカットして、オシベ、メシベの様子を確認しました。ほぼ同じ構造です。
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ツツジには、蝶が蜜を吸いにやってきていますが、その写真は取りそこなっています。今回、偶然に、小さいハエなのかハチなのか判りませんが、ツツジの花にきていた虫を撮影できました。
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そういえば、他のツツジには、蜜のありかを示すガイドマークが花弁の上にしっかり付いています。コノガイドマークが上にあると言うことは、虫にオシベ、メシベの上方を歩いてもらって、授受粉をしてもらいたいとの巧妙な戦略なのかなと推測してみました。
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以上
by midori7614 | 2012-05-03 10:00 | 身近なみどり
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