のん木草・みどり見て歩き

サヤエンドウ

昨日、スナップエンドウを掲載しましたので、同じ仲間で、どっちがどっちの花か区別が難しいと言われる「サヤエンドウ(別名キヌサヤ)」を掲載します。

サヤエンドウはエンドウ豆の仲間です。 エンドウを若莢ごと食べるのが、サヤエンドウです。

  品種には小型の絹さや(伊豆赤花、渥美白花)と大型の絹さや(オランダ大さや、フランス大さや)があります。 関東地方では、小さいさやが主流ですが、関西地方では、さやの大きいオランダさやも人気があるそうです。

日本には10世紀に穀物として伝えられたとされていますが、野菜としては江戸時代から、一般に普及したのは明治時代と言われています。

エンドウマメには若いサヤごと食べる「サヤエンドウ」と、熟してからサヤをむいて柔らかい豆を食べる「実エンドウ」があります。

日本で「サヤエンドウ」と言えば、「絹さや」を指すのが普通ですが、昭和初期にカナダから導入された「オランダサヤエンドウ」も関西以西では人気があります。

我が家では、スナップエンドウしか栽培していないのですが、サヤエンドウの花の方が、花弁5枚の様子がサヤエンドウの方がカラフルで判り易いとのことで、農家で栽培している花をいただいてきました。

サヤエンドウの花。
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花を斜め正面から見ました。蝶形花です。
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花の側面を見ました。
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花を分解して、並べてみました。
豆の花は蝶形花で、5枚の花弁が、旗弁1枚、翼弁2枚、舟弁2枚で構成されています。
上の1枚が旗弁、左右の紫色の2枚が翼弁、白い緑っぽいのが舟弁(=竜骨弁)2枚、緑色の萼筒の中に残っているのがオシベ、メシベです。
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舟弁が押し下げられて、オシベ、メシベが上に出ている様子です。
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舟弁をはずして、オシベ、メシベを見てみました。
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更に、萼片をカットしてみました。オシベの花糸がツバキのように合着して、メシベの子房を包んでいます。
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オシベの半分を取り除き、更に、メシベの子房の一部もカットしてみました。子房の中に、胚珠の丸い粒が見られました。
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以上
by midori7614 | 2012-05-01 09:53 | 身近なみどり
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