のん木草・みどり見て歩き

ニリンソウ

我が家の北側の日陰に、ニリンソウが植えてあり、40年ほど生き残ってくれている。今年は、ようやく、花が咲いてきたので、観察しながら、調べてみました。

深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、柄はない。短くても葉柄があれば、サンリンソウとのことであるが、まだ、サンリンソウを見たことがない。
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つぼみをアップしてみました。つぼみの外側が淡い赤紫色を帯びています。これは紫外線を防止しようとした色なのかなと推測してみました。
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つぼみが少し開き始めました。
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開花した花を覗きこんで見ましたが、メシベ、オシベはまだ未熟のような感じです。
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開花した花を覗きこんでみました。
一般的には、3~6月に、白い萼片を持つ花をつける。花は直径1.5~2.5cmで、花弁はなく、白い5~7個の萼片が花弁のように見えるそうです。花弁はどうなってしまったのでしょうか?
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花の中央のメシベ、オシベをアップしてみました。退化した花弁の痕跡を探してみましたが、見つかりません。花弁にならずに、オシベとなっているのかなと推測してみました。
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そこで、花を摘んできて、分解しながら観察してみました。
この花は、白い萼片が6枚の花でした。
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中央のメシベは7個、その周囲に白い花糸のオシベが30本ほど数えられました。オシベのうち、外側にあるのには、花粉が付いていないみたいで、花粉袋に相当する部分が白いのが数本あります。もしかしたら、これが花弁になりそこなったものなのかな?とも推測してみました。花弁がどうなったかの結論はまだ判りません。そのうち、気にしていれば、何かの文献で判る日がくるだろうと信じることにしましょう。
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ニリンソウは、東アジアに分布します。日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、主に湿潤な山地の林床や周辺部に生育しているそうです。身近な所では、東高根森林公園、神代植物公園、野川公園、調布野草園などで見られます。

根茎は「地烏(ジウ)」と呼ばれ、漢方薬として用いられるそうです。
また、若葉は山菜として食用とされますが、有毒植物であるトリカブトの若葉に似ていることから注意が必要です。

参考
イチリンソウ。
花の直径が3~4cmと大きいのと3出複葉に葉柄があり、小葉は羽状に深く裂けているので、一度見ると、すぐ区別できます。身近な所では、小山田緑地、高尾山小仏などで見られます。
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以上
by midori7614 | 2012-04-24 18:28 | 身近なみどり
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