のん木草・みどり見て歩き

梅の香り、蜜、花粉

今年は、梅の開花が大変遅れていましたが、ようやく原種に近い一重のウメが咲き始め、良い香りを放っています。
野梅(やばい)の花をとってはヤバイと思いながら、2輪いただいて観察してみました。

まず、花の表面から見る。丸みのある花弁が5枚。花弁と花弁の間に、萼の一部が透けて見える。オシベが約35本前後数えられる.
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今度は、花の裏側、横側を見る。萼筒の先端が5つに分かれていて、その先端は尖らずに丸み帯びている。
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いただいた花の表と裏を比較して見る。花弁の形と萼片の形は似ていて、梅鉢模様になっている。
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花の中央をアップして見る。オシベに囲まれて、中央にメシベが1個ある。メシベの子房は緑色で、梅の実の原型を思い浮かべる形ですね。
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花を縦にカットして見る。メシベ1本がはっきり判ります。
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更に、メシベの子房をアップして見る。蜜の所在と量がわかりますね。梅の香りの源は、この蜜のようです。
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次に、つぼみも縦にカットして見る。メシベの子房は白い産毛に包まれていて、まだ蜜は出ていません。多分、蜜は開花して、オシベの花粉が零れ落ちる状態になるまでは、出てこないのだと推測しました。花粉を出すのも、蜜を出すのも、同じ植物ホルモンの働きによるものだろうと推測しました。
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このように、花を観察しながら、勝手な推測をするのは、楽しいですね。皆さんへも、この楽しさをお勧めいたします。
以上
by midori7614 | 2012-03-18 17:32 | 身近なみどり
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