のん木草・みどり見て歩き

黄色となる真っ赤なクチナシの種子

昨日8日、津久井湖の近くの中沢山を登ってきました。9時30分に、津久井湖のクラブ前バス停に下車し、峰ノ薬師登山口~峰の薬師~三沢峠~西山峠(ここで昼食)~三井水源林入口下山口~中沢山(494m)~三井水源林入口下山口~名手橋~尾崎萼堂記念館(トイレ休憩と説明案内つき館内見学))~奈良井バス停16時着のコースを、のんびり・ゆっくり歩いてきました。空は曇天で、見るべき花はみられませんでしたが、精神疲労がかなり取れて、久しぶりによく眠れました。

昼食のおしゃべりで、クチナシの種子の黄色い汁を使って、ご飯を炊いたら、無臭だが、黄色い鮮やかな色となって美味しかったとの話題が出ました。奈良井バス停近くの家に、クチナシがまだ沢山の実をつけていて、地面には、鳥が食い散らかしたクチナシの実の赤い中身が散ばっていました。

もう3月上旬になるのに、前の家のフェンス沿いに植えられているクチナシの実がまだきれいな色をしています。果実を二ついただいて、割ってみて、種子の様子を調べてみました。併せて、撮影済みの果実や花の写真を使って、ブログを作成してみました。

まだ木に残っている果実。
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果実の先端に萼片の跡が残っています。メシベの子房が萼片の下の萼筒の中にあった子房下位であったことが判りました。
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果実の先端から覗きこんで見ましたが、何も見えません。
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果実を二つに割って、中の様子を見ました。予想外に赤い色で、種子が沢山入っています。
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種子を取り出して、並べて見ました。107個もありました。
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種子をコップに入れて、水で溶かしてみました。きれいな黄色となりました。
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ご参考に。クチナシの花。
クチナシの花は、梅雨のころ葉腋から強い香りのある花が1つ出ます。色は白で長さ2センチ程の筒部の先は離弁花のように5~7深裂し、開いたときの径は5~8センチ程です。花色は白から経過して黄色となります。クチナシのこの上品な芳香は真夜中がいちばん強く、これは受粉のために昆虫を引き寄せるためと考えられています。
クチナシの白色の花弁は、芳香がありわずかに甘味があって、生のままでも、煮ても食用にすることができる。咲いたばかりの新鮮な花を煮ると粘りが出て、酢と醤油で味付けして食べる。これは、花弁に精油ラクトン型のオキシ酸を含み、甘みはマンニットからによる

6月上旬に咲いていた一重の花。
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八重咲きの花。
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調べて判ったことを、ご参考に記載しておきます。
クチナシの果実の色は、カロチノイド系色素のクロシンによるもので、古く飛鳥、天平時代から黄色染料として布地の染色に、また無害の黄色着色料として、たくあん漬けやお正月の栗きんとんなどの黄色の食品にも利用されていて、日本の生活に深く結びついた植物です。
完熟した果実を、11月ころに霜が下りた後で採取し、数珠つなぎにして風通しのよいところで陰干しします。そして、クチナシの果実の乾燥したものを、生薬で山梔子(サンシシ)または梔子(シシ)と言うそうです。

名の由来は、クチナシの果実が開裂しないので、クチナシ(口なし)から名付けられたといい、「大言海」には、「口無しの義、実熟すれども開かず」という記述がある
本日は、クチナシが何も語ってくれないので、強引に口を割って、中の様子を見せていただきました。

2日間ブログをお休みしたあとですが、土日の2日間で片づけなければならない用件がかなり残っています。掲載したい材料はあるのですが、またまた明日から2日間はブログ掲載をお休みします。
以上
by midori7614 | 2012-03-09 21:03 | 身近なみどり
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