のん木草・みどり見て歩き

高尾山のシモバシラ

昨日は、今年初めての見て歩きに、高尾山~城山を歩いてきました。富士山などの山なみ、キジョランの種子、シモバシラの氷結現象などを眺めることが出来ました。風のない快晴の良いお天気に恵まれ、1日中、山の中を歩き回りました。ここ2ヶ月ほど多忙で、山歩きが少なかったせいもあり、脚力が落ちていましたので、後半は疲れました。今年は、脚力を強化する必要を感じながら、帰宅しましたが、今朝は、足の痛みがなく、ほっとしています。

今日のブログには、シモバシラの写真だけを、掲載してみます。
シモバシラの氷結現象とは、シソ科のシモバシラという草の枯れた茎にできた氷柱で、地中の水分が茎の中を上昇し、茎を割って氷の柱ができたものです。この植物の枯れた茎に繊維質だけが残り、毛細管現象によって吸い上げた地中の水分を凍りつかせて、枯れた茎の周囲に氷の花(氷華)つまり霜柱を形成します。このような現象から、「シモバシラ」(霜柱)という花の名前が付けられました。何度も結晶を繰り返すと茎の裂け目が広がってしまい、小さいものしかできなくなります。シモバシラは、自然がつくった美しい造形です。初めは柱のように高くのび、その後は横に広がり、いろいろな形をつくります。

冬、地上部が枯れてしまって葉が落ちても根は生き続け、地上が零度以下の気温になっても地面の下の茎と根はその活動を続け、根は地中の水分を吸い上げ、さらに地表の茎へと押し上げ、そして茎からあふれ出た水分は、零度以下の地上の気温にさらされて次々と凍ります。このようにして地面近くの茎に氷の結晶、つまり氷華ができるのです。
シモバシラの氷華がよく発達するためには、まずは、
 1.地中に適度な水分があること
 2.地中の温度は零度以上、地表面が零度以下になること
という条件が重なることが必要だそうです。

なお、高尾山のシモバシラは、今週は結構見ごろだろうと思います。見に行かれる方は、氷結が溶け出す前の朝早くに見に行かれることをお勧めします。

茎にそって高くのびる氷結現象のいろいろ。
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横に広がった氷結現象のいろいろ。
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以上
by midori7614 | 2011-01-06 09:08 | 関東のみどり
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