のん木草・みどり見て歩き

シコンノボタン(紫紺野牡丹)

本日は、午後から、私が今年度会長を引き受けている山の会の9月定例会を新百合ヶ丘で行います。定例会終了後に、反省会の飲食会を行うと帰宅が遅くなりますので、出かける前に、今日のブログを掲載することにしました。

雨降りで涼しくなってきましたが、ご近所の家で、暑い盛りでも、きれいな花を咲かせていたシコンノボタンを取り上げてみます。

シコンノボタン(紫紺野牡丹)は、ノボタン科ティボウキナ属(和名シコンノボタン属)の常緑低木です。ブラジル原産で、初夏から春にかけて枝先に大型で濃紫色の美しい花を開きます。葉は対生で楕円。産毛で覆われ、ビロードのような手触りがします。本来は常緑ですが日本では冬に落葉することが多いです。花は五弁で、紫色の大輪花で、オシベが長く飛び出しているのが特徴です。一日花ですが、花つきがよく、毎日多くの花を次々と咲かせます。花期は初夏から秋で、最低温度が15度以上あれば年中開花します。
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南国原産にしては耐寒性があり、霜がおりない暖地では露地植えで大きく成長します。濃い紫の比較的大きな花をつけます。秋頃に園芸店へ行くと鉢植えで売られていたりします。「野に咲く牡丹」という名前からは派手やかさが感じられますが,実際は落ちついた質素な風情で,山野草愛好者に好まれそうな花です。

園芸品種で「ノボタン」として流通しているものは、「ノボタン」の他「シコンノボタン」が多いですね。流通上はノボタンとシコンノボタンが混同されていますが、ノボタンは短いオシベが黄色で長いオシベは紫色、シコンノボタンは長短のオシベが共に紫色です。
栽培される場合には、必ず日当たりに植える。3メートルぐらいにまで大きくなるが、強風で枝が折れたり、姿が乱れるので、必ず支柱をたてる。風には弱い。剪定時期は4、5月。小さく仕立てて鉢植えにすることも可能。その場合冬は室内に取り込む。挿し芽で簡単に増やせる。
以上
by midori7614 | 2010-09-16 09:47 | 身近なみどり
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