のん木草・みどり見て歩き

スイフヨウ(酔芙蓉)

本日は、早朝散歩をしただけで、日中は外出するのを控えました。明日、かわさき市民アカデミーのサークル「葉っぱ会」で、高尾山へ見て歩きに出掛けますので、体力保存のための休養日にしました。

9月9日に、ご近所の「スイフヨウ(酔芙蓉)」の花色の変化について、観察してみましたので、今日のブログに掲載させていただきます。

スイフヨウはフヨウの園芸品種です。花の色が、朝は白、午後は桃色、夕方~翌朝は紅色へと、1日の時間の流れに沿って花の色を変えていきます。まるで、花がお酒を飲んで酔っ払いのようだからと、「酔芙蓉」と名が付いたと言われています。

7時50分。
午前中は白いままでした
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12時17分。
表面から見るとまだほとんど白い。
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下の方の花びらにほんの少しピンク色が出始めた。
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13時59分。
白からピンクへ変わろうとしている最中。この段階のスイフヨウが一番酔芙蓉らしくて、私は好きです。
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横から見ると、花弁の外側はかなりピンク色に変わりました。
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16時22分
ピンク色が濃くなり始めました。
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17時22分
ピンク色が濃くなりました。
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横から見ると、花弁は萎み始めています。
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翌朝8時。
前日に咲いた花は萎んで、色が濃くなっていました。
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なお、色の変化は日照によって左右されるようで、晴れた日で日差しが強い場合には、朝早くから色がピンク色になってしまうとのことです。秋が深まり、日差しが弱まり、特に曇りの日には午後まで白い花が残っているそうです。
「何故、白から赤に変わっていくのか」を書いてある文献をまだ、見つけておりません。私の推測では、花弁も葉の変形ですので、少しは光合成するのではと推測します。白色に見えるのは花弁は色素の量が少ない状態であり、日中の光の照射により、花弁の中に、光合成でできたブドウ糖の影響を受けて、アントシアニンという色素が増加すると推測します。そして、アントシアニンという色素が増加するにつれて、次第にピンク色になっていくものと思います。そして、しぼむと花弁が収縮するので、ピンク色が濃縮されるように、重なり合って、色濃く赤く見えるのだと思います。この推測があたっているかどうかは知りませんので、受け売りはされないほうが良いですよ。

ただ眺めるだけでなく、物言わぬ植物に代わって、いろいろ勝手な推測をするのも楽しいですよ。
また、ご自宅にスイフヨウがあるのでしたら、朝に白い花が2個以上咲いたら、一つに茶色の紙袋で包み、午後2時以降にどうなっているか、開けて比較確認してみるのも良い観察だと思います。

また、ご参考に、フヨウについても、調べた内容を記載しておきます。
フヨウ
夏の暑い盛りにふっくらとした大輪の花を涼しげに咲かせるアオイ科の落葉低木。モクフヨウ(木芙蓉)の名もある。四国、九州南部、琉球諸島、中国南部などに自生し、北国ではなじみはうすいが、関東以西では昔から寺院や庭園などに観賞用として植えられている。

7~10月始めにかけてピンクや白で直径10~15cm程度の花をつける。幹は高さ1.5~3m。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花する。
同属のムクゲと同時期に良く似た花をつけるが、直線的な枝を上方に伸ばすムクゲの樹形に対し、本種は多く枝分かれして横にこんもりと広がること、葉がムクゲより大きいこと、めしべの先端が曲がっていること、で容易に区別できる。
葉は互生し、表面に白色の短毛を有し掌状に浅く3~7裂する。 花は他のフヨウ属と同様な形態で、花弁は5枚で回旋し椀状に広がる。先端で円筒状に散開するおしべは根元では筒状に癒合しており、その中心部からめしべが延び、おしべの先よりもさらに突き出して5裂する。果実はさく果で、毛に覆われて多数の種子をつける。寒地では冬に地上部は枯れ、春に新たな芽を生やす。
朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花する。
以上
by midori7614 | 2010-09-12 17:27 | 身近なみどり
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