のん木草・みどり見て歩き

箱根の花 その3

本日も、猛暑でしたね。いつものとおり、早朝散歩だけで、8時過ぎからは出かけずに、在宅で過ごしました。関西から娘と孫が来ている間、提供していたクーラーのある部屋にパソコンを戻し、涼しいところで、パソコン処理をする事ができるようになりました。お蔭で、遅れ遅れになっていましたサークル(みどり会、葉っぱ会)の9月会報や山の会の定例会議事録を、月内にどうにか作成でき、ほっとしました。
なお、昨日見てきました「変化アサガオ」の写真については、NHKハイビジョンの「いのちドラマチック」(30分番組)の放映が9月1日21時30分(再放送9月2日午前7時00分)に予定されていますので、これから整理して、明日31日に、その事前予習に役立つように、掲載したいと考えています。

今日のブログには、一昨日、昨日に引き続き、箱根で見られる花を掲載します。

サワヒヨドリ。キク科。
各地をはじめ、東南アジアに広く分布しています。日当たりのよい湿地に生え、高さは50センチほどになります。茎は直立し、長楕円形の葉が2個あるいは6個が対生します。8月から10月ごろ、茎の先の花序に淡い紅紫色の花を咲かせます。花色の差も大きく、濃い紅紫色から白色まであります。「ヒヨドリバナ」に比べて、背丈や葉が小さいこと、花が紅紫色を帯びることなどか特徴です。
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ワレモコウ。バラ科。
北海道から九州、中国からシベリア・ヨーロッパに広く分布する多年草。田園地帯の路傍や山地の草原などに生育する。地下に太い根茎があり、これから根生葉を生じる。初夏に茎を出して高さ1mほどになり、上部は枝を出してそれぞれの先端に穂状の花序を形成する。花期は8月から10月。花序は暗紅色で、上部から咲き始める。花弁はなく、萼片は4枚で暗紅色、雄しべは4本。花弁のある花は短期間に色あせてしまうが、ワレモコウのように花弁がなく、萼が花の彩りとなっている花では、長くその色が残る傾向がある。ワレモコウも秋遅くまで咲いているように思えるが、実際には花は終わっており、萼のために花序であるように思えるだけである。
 根生葉は5~11の小葉からなるが、茎に付く葉は上部のものほど小葉の数は少なくなる。小葉は長さ2.5~5cmで、荒い鋸歯がある。
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サワギキョウ。キキョウ科。
日本各地の温帯から暖帯に分布し、山間の湿地に群生する。根茎は太く短い。茎は高さ50~100cm、太く中空で分枝しない。切ると白い汁が出る。全体無毛。葉の長さ4~7cm、上部のものほど小形でそのまま包葉になる。
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コオニユリ。ユリ科。
全国の湿原の周辺地域や湿った草原に生育する多年生草本。夏に美しいオレンジ色の花を咲かせる。オニユリによく似ているが、湿地の周辺に生育することと、むかごを作らない点、茎に顕著な毛がないことで区別できる。地下には白い鱗茎があり、食べられる。花はよく結実し、中には翼のある種子が入っており、風によって散布される。
 コオニユリは湿原の周辺に咲く花としては派手なもので、良く目立つ。
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ノリウツギ。ユキノシタ科。
北海道から九州に分布する落葉の低木。千島から樺太、中国にも分布する。生育立地はとにかく多様であり、林縁や草原、岩礫地、湿原にも生育する。桜島の遷移では、初期の低木林期に出現することでわかるように乾燥した痩悪地にも生育するし、高層湿原の泥炭上にも出現する。これらの生育地に共通する点は、日照が十分にあたる程度しかないように思う。
 高さは5m程になるが、痩せ地では地面を這う。葉は対生で、葉柄は長さ1~4cm。葉身は長さ5~15cmで大きさの変異は大きい。縁には鋭い鋸歯があり、先端はやや長く伸びて尖る。表面は最初毛を散生するがやがて無毛。裏面は主脈だけでなく、小さく分かれた脈上にも毛がある。7月から8月の終わりにかけ、枝先に円錐状の花序を形成する。ほとんどの花は小さな普通花で5枚の花弁と10本の雄しべを持つが、周辺に点々と装飾花を付ける。装飾花の萼片は花弁状に変化しており、白色から淡く赤色を帯びる。和名は樹液を和紙をすく際の糊に利用したことによる。
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ハコネギク。キク科。
夏、関東や中部の山地の草原で、花茎の先に白花を一輪ずつ咲かせるキク目キク科シオン属の多年草です。学名の一部に viscid (「粘着性の」や、「 粘る」)とあるように、花の基部や蕾に粘りけがあります。葉は緑色で卵状長楕円形をしており、葉縁に浅い鋸歯があります。葉は上下に90度ずれて互生して付きます。
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ハス。ハス科。
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。草高は約1m、茎に通気のための穴が通っている。水面よりも高く出る葉もある(スイレンにはない)。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果)。
花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる。 早朝に咲き昼には閉じる。
古名「はちす」は、花托の形状を蜂の巣に見立てたとするのを通説とする。「はす」はその転訛。ハスの花を指して「蓮華」(れんげ)といい、仏教とともに伝来し古くから使われた名である。 また地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名として通用する。
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以上
by midori7614 | 2010-08-30 17:17 | 関東のみどり
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