のん木草・みどり見て歩き

カリガネソウ(雁草、雁金草)

昨夜、息子家族4名が帰り、我が家の人口は5名へ半減しました。9ヶ月と2歳10ヶ月の小さな孫がいなくなりましたら、家の中もかなり静かになりましたし、私の負担も著しく減った感じで、ほっとしています。
今朝の早朝散歩は、少し足を伸ばして、東高根森林公園まで、行ってきました。カリガネソウが咲き始めていました。今日のブログには、このカリガネソウを紹介することにします。
なお、明日から3日間は、外出予定で、パソコンに向き合う時間が取れないので26日まで、ブログをお休みします。

カリガネソウは、クマツヅラ科の多年草です。
よく日が当たるが乾燥しない場所を好み、夏場に草丈 80センチメートル 前後に生長します。葉は対生し、広卵形で縁にギザギザがある鋸葉です。生長し開花期が近づくと独特の強い匂いを放っていますので、所在がすぐに判ります。葉に触ると、臭気が手につきますので、触らない方が良いと思います。
花期は晩夏から秋にかけてで、葉腋から集散花序を伸ばし、青紫色で球状のつぼみをつけ、花を咲かせます。
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花だけアップしてみました。5枚の花弁は凹形で縁がひだ状になり、上に 2枚、下左右へは各 1枚ずつ大きく広がり、下側の花弁が舌状になり紋様が入っています。花の花冠から上方にオシベとメシベの花柱が弓なりに飛び出ています。この姿を雁に例えてカリガネソウと名付けられたと言われています。ハナバチなどの花粉を媒介する虫が花を訪れると、左右の花弁に脚をかけるようにして留まりますと、花に虫の重みが加わり、花序が垂れ下がって花が首をもたげるように角度を変え、虫の背中に花粉と柱頭が付いて、花粉を付けるとともに受粉する仕掛けになっているようです。
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花と葉の写真も、ご参考に掲載します。
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これから、秋深くになると、萼の中に黒く小さな種子が 2〜4個ほど結実します。臭いけれども、最後の種子もしっかりと見たいものですね。
以上
by midori7614 | 2010-08-23 17:44 | 身近なみどり
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