のん木草・みどり見て歩き

ヨウシュヤマゴボウ

早朝は、涼しいですが、お日様が出てくると残暑は厳しいですね。
今週は、3歳の孫を預かったこともあり、日中の外出は控えてしまいました。昨日から、退院してきた9ヶ月の孫も加わりましたので、明日までは、日中の外出はないでしょう。身近で見られる植物を、調べながら、ブログに掲載します。
今日のブログは、身近で見られるヨウシュヤマゴボウを取り上げてみましょう。

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)は、ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草です。北米原産の帰化植物で、明治時代初期以降、日本各地の空き地や道端などで雑草化しています。花言葉は野生、元気、内縁の妻と書かれています。野生、元気はわかりますが、内縁の妻の理由は見当がつきませんね

紅紫色の茎は2mほどになり,6月~9月に、長い柄のある総状花序に、花を次々に咲かせます。その花は直径5~6mmと小さく、白色~薄紅色です。
先端の方はつぼみですが、根元の方は開花しています。
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先端の方は開花している花ですが、根元の方は若い果実になっています。
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花をアップして見ますと、子房は緑色で、カボチャのように存在感があります。
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秋になると葉は次第に紅葉します。果実は、夏の時期に扁平な形ですが、秋の初旬には、黒く熟してきます。熟した実は柔らかく、潰すと赤紫色の果汁が出ます。この果汁は強い染料で、服や人体に付くとなかなか落ちません。この特性のため、アメリカではインクベリー(Inkberry)とも呼ばれています。アメリカでは、かつて着色料としてワインなどに用いられましたが、毒性があるため現在は使用されていません。(この写真は昨年10月に撮影したものです。)
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他に、今回調べました事項を、ご参考に記載しておきます。

ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒がある。毒成分は、フィトラッカトキシンとフィトラッキゲニンである。誤食すると、嘔吐や下痢が起こり、さらに中枢神経麻痺から痙攣、意識障害が生じ、最悪の場合呼吸困難や心臓麻痺により死に至る。

味噌漬けなどに加工して売られている山菜の「山ごぼう」は、本種または近縁の在来種ヤマゴボウとは全く異なる、アザミの一種モリアザミまたは野菜のゴボウの根であり、いずれもキク科であり、類縁関係は遠い。しかし、モリアザミの根がヤマゴボウという名で売られているため,ヨウシュヤマゴボウの根も食べられるものと勘違いして食べてしまい,中毒になるという事例が時々起きています. 皆さんも、有毒植物には、ご注意下さい。
以上
by midori7614 | 2010-08-21 17:40 | 身近なみどり
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