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のん木草・みどり見て歩き

7月上旬の東高根森林公園 その1

本日は、午前中にアジサイの2株を剪定し、午後は小雨の中、草取りをしました。明日に予定していたサークル葉っぱ会の高尾山頂上付近見て歩き会は、天気予報が悪いので、中止しました。今夜は、選挙開票で、遅くまで起きていそうですね。

今日のブログには、7月上旬に、東高根森林公園で撮影してきた写真を、2回に分けて掲載します。

ボタンクサギ。クマツヅラ科 クサギ属。
原産地:中国南部~インド北部。
ボール状に咲く淡紅色の花が美しい。集散花序の径は10cm以上になり、花には芳香があります。高さは1m程度までなり、吸枝(地中を横に広がる枝)を出して広がります。葉は広卵形で不揃いな鋸歯があります。観賞植物として植えられていたものが暖地ではエスケープして野生化しています。クサギの仲間ですから葉をもむと臭いがしますが、観賞時に嫌な臭いがするほどではありません。
つぼみ。
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開花の小花。
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花序がほぼ満開。
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クサレダマ。サクラソウ科オカトラノオ属。
山の湿り気のある草地に生える多年草。
和名は「腐れ玉」と聞こえるが,マメ科の木本,レダマに似た草という意味である。名前の響きで損をしているが実物はさわやかな花である。
高原の湿地周辺などでよく見かけるが,低地にも自生地は少なくない。休耕田で見かけることもある。
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その花のアップ。
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カライトソウ。バラ科ワレモコウ属。
中部地方の雪の多い亜高山帯から高山帯に自生しています。ワレモコウの仲間ですが、ワレモコウが地味な花なのに対して本種の花は美しい。40~80cmになる茎の先端に10cmほどの紅色の花穂をつけます。雄しべが長く花の外に出ますが、この様子を唐糸(絹糸のこと)になぞらえたのが名前の由来です。
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コバギボウシ。ユリ科 ギボウシ属。
湿原に生育する多年生の草本で、高さ50cmほどになる。本州から九州に生育し、夏の湿原を彩る植物の1つである。湿原では中心部にも生育するが、周辺部の森林との境界付近で大きく生育し、花も見事である。花は7月~8月に咲き、清楚な紫色からやや赤味を帯びた紫色である。内側の脈は濃紫色で鮮やかであり、雄しべは6本。雌しべの柱頭はより長くて超出する。
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リョウブ。リョウブ科 リョウブ属。
落葉小高木である。若葉は山菜(現在は「令法飯」などの材料にする。)とされ、庭木としても植えられる。高さは3-7mになる。樹皮は表面が縦長な形に剥げ落ちて、その後茶褐色で滑らかになるので、「サルスベリ」と呼ぶ地方もある。葉は長さ10cm、幅3cmほどで倒卵形に近い楕円形、縁には細かい鋸歯がある。表面にはつやがなく、無毛または微毛を生じる。枝先にらせん状につくが、枝先にまとまる傾向が強い。
花は夏に咲き、花弁は白く5裂する。枝先の長い総状花序に多数の花をつけよく目立つ。

花序。
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その花のアップ。
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コムラサキシキブ。クマツヅラ科ムラサキシキブ属。
鉢植えなどで広く流通しているのは、やや小型のコムラサキシキブが多いのです。コムラサキシキブは、草丈1~2m程度で、葉腋に多数の淡紫紅色の花をつけ、秋には小さな紫紅色の球形の果実を多数つけます。
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以上
by midori7614 | 2010-07-11 19:19 | 身近なみどり
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