のん木草・みどり見て歩き

足立区・都市農業公園のサトザクラ

本日は、良いお天気でしたが、3日連続で出掛けたので、出かけずに、庭のサンショの若葉を摘んで、佃煮にしました。トゲに刺されないように、柔かい若葉の部分だけを摘み取るのは、時間がかかりますね。

今日のブログには、23日に、かわさき市民アカデミーみどり学Ⅱ野外授業で見てきました「足立区・都市農業公園のサトザクラ」を掲載します。あいにくの雨降りの日で、みずみずしいサトザクラの花で、見栄えは良くありませんが、こんな品種が植栽されていることを紹介させていただきます。

足立区都市農業公園は西新井駅からバスで20分の芝川と荒川が交差するポイントにあります。
ここは明治時代に、五色の桜の名所として、名をはせた荒川堤の場所です。
この荒川堤からアメリカのワシントンに贈られたサクラが、堤防工事や大気汚染で衰退した荒川堤のサクラを復活させるため里帰りしたという歴史があります。園内には約50種類300本以上余の桜が植えられ、中央芝生広場はワシントン市ポストマック川河畔から里帰りした33種87本の「五色桜」によって白や黄色、淡紅色や濃紅色に彩られています。

白妙。
e0145782_1819915.jpg

八重紫桜。
e0145782_18193046.jpg

早生都。
e0145782_18195042.jpg

日暮。
e0145782_18201368.jpg

高砂。
e0145782_18203357.jpg

手弱女。
e0145782_18213030.jpg

千里香。
e0145782_1821518.jpg

糸括(イトクグリ)。
e0145782_18221368.jpg

マノガ。
e0145782_18323370.jpg

北斎。
e0145782_1823127.jpg

テマリ。
e0145782_18232114.jpg

楊貴妃。
e0145782_18234285.jpg

紅豊。
e0145782_1824530.jpg

新宿御苑、神代植物公園でも見られたサトザクラ。
普賢象
e0145782_182429100.jpg

関山。
e0145782_18244761.jpg

鬱金(ウコン)。
e0145782_18261714.jpg

御衣黄(ギョイコウ)。
e0145782_18265683.jpg

松月。
e0145782_18272217.jpg

福禄寿。
e0145782_18274496.jpg

駿河台匂。
e0145782_1828530.jpg

江戸。
e0145782_18283054.jpg

嵐山。
e0145782_18285343.jpg

朱雀。
e0145782_18291272.jpg

一葉、ヒヨドリサクラも咲いていましたが、うまく撮影できなかったので、省略します。

ミニ知識。
各時代で生成されていきた桜
 自家不和合性である桜は、自然界において野生種間で自然に交雑が進んでいます。こういった自然交雑の結果、その中に、重弁なものや花期、形状に若干の差異が生じた固体が発生することがあり、この差異の大きなものを選んで、山野から持ち帰り、庭や街に移植し観賞したことから、最初の栽培品種が生じたと考えられています。
江戸時代末期における桜の栽培品種の爆発的な増加はそういった、初期的な交雑品種を多く植えた、桜の名所から誕生し、以前から栽培されていた栽培品種、地方特有の種・変種とより複雑な交雑が進んだ結果、変異にとんだ多くの栽培品種が誕生したと考えられます。
 こういった点から古来より、桜の育種選抜は次のように行われてきました。
 ・自然界で自然交雑により発生したすぐれた品種の発見
 ・栽培品種を多く集めた桜の名所などで発生する実生の収集
 ・優れた特徴を持つ品種からの人工的な実生選抜
 栽培品種を多く集めた桜の名所は、東京の荒川の堤に見られるような例があり、関山や白雪など、多くの優良な栽培品種が誕生しました。
 多くの品種が存在する桜の名所では、交雑による新しい品種が誕生する可能性が常にあります。
以上
by midori7614 | 2010-04-26 18:33 | 関東のみどり
<< 新宿御苑の4月のみどり 神代植物公園のサトザクラ >>