のん木草・みどり見て歩き

河津桜

本日は、バンクバー冬季オリンピックの開会式をテレビで見るには、最高のお天気ですね。すっかり、2時間半見てしまいました。

さて、昨日12日に、かわさき市民アカデミー・みどり学Ⅱワークショップの野外授業で、総勢30名にて、次の行程で、伊豆へバスハイクをして来ました。
東急田園都市線たまプラーザ駅8:00→伊東マリンタウン(お弁当積み込み)→小室山(ツバキなど見学)→河津(河津桜原木と並木の見学)→大仁・洋ランパーク(温室の植物見学)→18:35東急田園都市線たまプラーザ駅(解散)。
お天気は、最悪かと思い、それなりの雨天コースを考えて出かけましたが、小室山、河津では、予想よりも悪くなかったので、植物観察をどうにか楽しむことが出来て、助かりました。
皆さんへの見て歩き情報の提供という見地から、急ぎたいものから、順次ブログに掲載させていただきます。

河津桜の原木。
河津桜の原木は、昭和30年に見つけられ、伊豆急河津駅から天城山へ向かって1.2kmの地点、河津町田中の飯田氏宅の庭に定植されました。樹高約10m、樹巾約10m、幹周約115cmで、樹齢60年を越えていると思われます。道路に覆いかぶさるほどの大木で、通行人の目をいつも楽しませてくれます。
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かなり開花しています。
この原木を、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見し、現在地に植えたものです。1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献されました。一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や、河津町等と、この特徴ある早咲きサクラについて調査をし、このサクラは河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。
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この位の開花したての頃が、花弁の色がきれいですね。
カワヅサクラは早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。
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河津川沿いの桜並木。
伊豆急線河津駅の桜並木から、メイン会場となる河津川河口付近~笹原公園辺りまで見られます。
河口付近では河津桜まつり期間中毎日午後6時から9時までライトアップされています。
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菜の花も咲いていました。191、192
以前に行った下田の青野川の河津桜(みなみの桜と言われる)は、土手の菜の花と一緒に写せてきれいですが、河津では、一緒には撮影できません。
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河津桜は、松田山を始め、各地で見られますので、ご参考に、河津桜の特徴について、記載しておきます。
樹形は広卵状で樹皮は紫褐色で光沢があり、若枝は褐色、無色。葉は開花後に展開する。成葉は倒卵状楕円形で先は尾状鋭尖形、基部は円形、長さ12.5~15.0cm、巾6.0~6.8cmで厚い。縁は単鋸歯だが、重鋸歯が混じり、鋸歯の先は芒状、腺はない。表面は濃緑色、裏面は淡緑色、両面ともに無毛。側脈は約10本。葉柄は長さ2.0~2.2cmで無毛、上部に一対の蜜腺がある。托葉は長く、分岐多い。
以上
by midori7614 | 2010-02-13 14:28 | 関東のみどり
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