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のん木草・みどり見て歩き

松飾り

元日~二日と快晴の良いお天気ですね。高尾山にでも行きたい所ですが、子と孫が我が家に集合しているので、5日以降でないと出かけられそうもないですね。
少しの時間を利用して、身近な長尾の里を散策してきました。ツバキ、ビワの花が見られましたが、他に、目新しい花や実がありませんでしたので、松との縁で、松飾りを撮影してきました。時代や景気の影響で、昔に見たような立派な門松は見当たりませんでした。

近くのお寺さんの松飾り。
竹の方が目立つので、竹飾りと言ったほうが良さそうな感じですね。
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個人宅の松飾り。
最近は、このような松飾りが多いことに、改めて木がつきました。
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玄関のお飾り。
松の実が中心にありますが、笹の葉と梅の花を添えた「松竹梅のお飾り」と言ったほうが良さそうな感じですね。
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ついでに、松飾りについて、調べてみましたので、掲載しておきます。

古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、松飾りは年神を家に迎え入れるための依代という意味合いがあると言われている。新年に松を家に持ち帰る習慣は平安時代に始まり、室町時代に現在のように玄関の飾りとする様式が決まったと言われる。
正月に、松を使われるいわれは、冬の寒さにも落葉することもなく、葉の緑は色あせることもないので、その強靭な生命力から、不老長寿の象徴として、メデタキものとされてきたと言うのが有力説です。
樹木として古いタイプの常緑針葉樹は冬の寒さを乗り切る為に、それなりの工夫をしています。水分の蒸発を防ぐ為に、葉のまわりをワックス層で厚くコーテイングしたり、葉を針状に変形させています。また、根から水を吸い上げるシステムも、一般の導管でなく、細胞から細胞へ水分を伝える仮導管を使用して、凍てつく場所でも水分を伝え、生き残れる工夫がされています。
古くから生き残っているものには、それなりの生き残り戦略や工夫があり、学ぶべき点が多いですね。今年も、みどり学を学び続けますので、よろしくお願いします。
以上
by midori7614 | 2010-01-02 08:00 | 身近なみどり
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