のん木草・みどり見て歩き

国営武蔵丘陵森林公園

23日(土)に、シライトソウ、コアジサイ、ルピナスをお目当てに、東武東上線森林公園下車で、国営武蔵丘陵森林公園へ行ってきました。

シライトソウ。ユリ科。
湿り気のある木陰に生える多年草。花茎は15~40センチになり、白い糸のような多数の花が下から上へと咲いていきます。
和名の白糸草(しらいとそう)は、伸びた花被片を白い糸に見立てたものです。国分寺の殿ケ谷戸庭園でも見られると記憶しています。
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花序のアップ。白く見えるのは花弁で、その内側に、短いオシベ、中央に緑色のメシベが1個ありました。
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群生状況。多く見られる場所では花時には多数の穂が並んで咲くのが見られ、美しいです。
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コアジサイ。ユキノシタ科。
装飾花のないアジサイです。つまり実を結ぶ、本当の花ばかりのアジサイです。花は5-7月、小さな散房状花序でかわいらしい印象の花を咲かせます。色は淡青色からほとんど白色まで変化があります。
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小花の様子を見てみましょう。オシベとメシベ。下に見えるのが萼で、花弁は見えないですね。
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山林内に咲く花の雰囲気。明るい二次林内や林縁に普通に生えます。 あまり高くならず、せいぜい1-2mほど。葉は対生し、長さ5-14cm、幅3-6cm、質感は薄く、上2/3に規則正しい鋸歯があります。
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都市公園には、この時期、ルピナスが植えられていました。
ルピナス。マメ科。
一年草または多年草、一部灌木状になるものもある。地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布しています。
春から初夏にかけて、雄大な総状花序をなし、蝶形花を多数咲かせます。宿根ルピナスの大きなものでは、花穂が60cmにもなる見事な花になりますが、暑さに弱く、暖地の気候にはあまり合わないようです。この属は、アメリカ、地中海沿岸地域などに分布し300種類以上あるそうです。古代には食用、飼料用として利用されたそうです。日本では、明治期に緑肥用作物として導入されましたが、現在はもっぱら園芸植物として栽培されています。
ニュージーランドでは、ヨーロッパから持ち込まれたルピナスが繁殖していて、自然生態系を乱すと嫌われていました。マメ科の植物は繁殖力が旺盛ですので、新天地へ進出すると嫌われることが多いですね。日本では、まだ園芸どまりで、きれいだと観賞されているので、ルピナスも喜んでいるでしょう。
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他に見られたものを、説明省略で、掲載しておきましょう。
ガマズミ。スイカズラ科
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ウツギ。ユキノシタ科。
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イボタノキ。モクセイ科。
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ユリノキ。モクレン科。
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ヒメコウゾ。クワ科。
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シロバナハマナス。バラ科。
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キョウガノコ。バラ科
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ネジキ。ツツジ科。
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ツリバナ。ニシキギ科。うまく撮影できませんでしたが、証拠写真として掲載します。
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ウグイスカグラの赤い実。スイカズラ科。
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ザイフリボクの赤い実。バラ科。
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なお、ハーブ園で撮影したハーブの花は、これから整理して、明日のブログに掲載します。
以上
by midori7614 | 2009-05-25 08:04 | 関東のみどり
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